日常の疲れをほっと癒やしてくれる「お風呂」。自宅のお風呂であたたまるのも最高ですが、街の「銭湯」に繰り出してみるのもなかなか粋なものです。最近は近代的でモダンな銭湯もたくさんあるので、通っている方もいるのではないでしょうか。今回は、どうせ行くなら古き良き趣きのあるところに行ってみたい!と思う銭湯ファンも納得の、東京に今でも残る昭和レトロな銭湯をご紹介します。(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします。)
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
① 寿湯 / 台東区東上野
続いてご紹介するのは、上野駅と浅草駅の間にある「寿湯」です。最寄駅は「稲荷町駅」で、徒歩2分で到着します。午前11時から深夜の1時30分まで営業していて、開店を待つお客さんがいるほど、地元の方に愛されている銭湯なんです。暖簾の雰囲気から溢れ出るレトロさに、どこか懐かしい感情に浸ることができますね。
また、こちらの銭湯の魅力は、薬湯や露天風呂、品揃え大満足の休憩所まで完備されているということ。昔ながらの銭湯で、露天風呂まで堪能できるなんて贅沢ですよね。また、入浴料にプラス300円で、サウナも楽しむことができます。
詳細情報
3.38
5件38件
参考になったら押してみよう👆
RETRIPからレビュアーに
ポイントが贈られます🎁
ありがとうございます🥰
あなたもRETRIPにレビューを投稿して、パートナープログラムに参加しませんか?
RETRIPアプリ
ダウンロード

② 稲荷湯/ 北区滝野川
明治末に創業し、現在の建物での営業は昭和5(1930)年からという「稲荷湯」は、都営三田線「西巣鴨」駅を降り商店街を抜けて10分ほど歩いた、完成な住宅街の路地裏にあります。「わ」と書かれた木の看板は、お湯が「湧いた=営業中」・裏側は「ぬ」で、お湯を「抜いた=営業終了」の意味が。なんて江戸っ子らしい粋な看板!
レトロでありながら手入れの行き届いた気持ちの良い銭湯「稲荷湯」。お湯の温度は47度とかなり熱いですが、ぬる湯の浴槽もありますので、熱いお湯が苦手な人やお子さんにはこちらがおすすめ。風情のある建物と、映画などの撮影で使用されていることで有名な「稲荷湯」ですが、何より番台の女将さんの朗らかさがあたたかく、心も体もぽかぽかになれそうです。
詳細情報
3.45
1件11件
参考になったら押してみよう👆
RETRIPからレビュアーに
ポイントが贈られます🎁
ありがとうございます🥰
あなたもRETRIPにレビューを投稿して、パートナープログラムに参加しませんか?
RETRIPアプリ
ダウンロード

③ 藤の湯 / 世田谷区玉川台
続いてご紹介するのは、東急田園都市線「用賀」駅から徒歩8分ほど、宮造りの外観と旅館のような木造の建物があたたかな「藤の湯」です。建物全体から木のぬくもりをたっぷり感じることができるこちらの銭湯は、浴場内になんと東屋(あずまや)が設置されており、その下にある檜(ひのき)風呂に入ることができます。なんとも贅沢なひとときですね。
浴場内の美しいカキツバタのタイル絵は必見の美しさです。先代が日本の磁器発祥の地である有田まで赴(おもむ)いたというオリジナルのタイル。東屋の存在感と相まってまるでひとつの舞台のような極上の空間の中、じっくりとあたたまることができますね。館内のいたる所にいるふくろうの置物や版画はご主人制作のもの。木のぬくもりとアートを存分に感じてリフレッシュ!
詳細情報
-
0件8件④ 明神湯 / 大田区南雪谷
東京都大田区は、23区の中で最も銭湯が多い区なのをご存知ですか?その中でも、古くからの銭湯らしい雰囲気を残している「明神湯(みょうじんゆ)」は、昔ながらの宮造りの外観を目にするだけでも気持ちがドキドキと高まります。映画やCMなどの撮影でも使用されることがある、訪れた人たちがなんだか懐かしい気持ちになれるようなお風呂屋さんです。
「明神湯」は、東急池上線「雪が谷大塚」駅よりバス「雪谷中学前」を降り、徒歩1分ほどの場所にあります。番台を通ると男女ともに広々とした脱衣所スペースがあり、お風呂を出てくつろぐのにもぴったりなソファや、懐かしのおかまドライヤーに出会えるのもレトロ銭湯ならではですね。銭湯背景画絵師・丸山清人さんのあたたかな富士山のペンキ絵も必見。
詳細情報
3.07
0件5件⑤ 熱海湯 / 新宿区神楽坂
東京メトロ「飯田橋」駅から徒歩3分ほど、神楽坂を一歩入った路地にあるのが「熱海湯」です。脇の小道は「熱海湯階段」と呼ばれていて、その昔、芸者さんが熱海湯で一番風呂に入り化粧を整え、小道を上がって夜のお座敷に向かったという話しから「芸者小道」とも呼ばれています。近付くにつれ、お湯を沸かすため薪を燃やす香りが漂ってくるのも雰囲気満点!
創業は1954(昭和29)年。千鳥破風(ちどりはふ)という建築様式の屋根を持ち、昔ながらの佇まいを残しています。薪で炊いた熱めのお湯はじんわりと身体に染み渡り、安らぎのひとときを感じることができそうですね。「熱海湯」はバスタオルを無料貸出ししており、浴室にはシャンプーとボディーソープもありますので、行きたくなった時にふらっと行けるのも嬉しいですね。
詳細情報

3.05
0件4件⑥ 世界湯 / 中央区日本橋
屋号(やごう)も印象的な「世界湯」は、知らないとそのまま通り過ぎてしまいそうな外観。「男湯・女湯」シンプルな書体で書かれた看板が目印で、入口は男女別々になっています。靴箱に靴を入れて木札を持って中に入ると、昔ながらの番台に天井の高い開放的な脱衣所が迎えてくれます。窓越しに見える箱庭もあり、お風呂後の一杯が楽しみになりそうですね。
お湯は熱めですが、湯冷めもしにくく身体が芯まであたたまりそう。浴槽は浅湯と深湯の2槽式になっていて、浅湯の方は広々としています。男湯側の北アルプスの山並が美しいペンキ絵に走る、北陸新幹線の絵も印象的ですね。地元の人にも愛され続ける「世界湯」は、東京メトロ日比谷線「人形町」駅・半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩5分ほどです。
詳細情報

3.05
0件4件⑦ 荒井湯 / 墨田区本所
都営浅草線「本所吾妻橋」駅から歩いて10分ほど歩いたところにある「荒井湯」の創業は、戦後まもない昭和25(1950)年と古く、墨田区に残る銭湯のひとつとして地元の人たちに愛されています。またこちらでは“銭湯ランナー”も歓迎されているので、荷物を一時預かってくれますよ。隅田川沿いを走りランニング後にレトロな銭湯で汗を流す、なんて最高ですね!
奥まった場所にありますが、その宮造りの佇まいの存在感に見とれてしまいそう。玄関上の錦絵も素晴らしいので必見ですよ。番台はもちろん脱衣所の格子模様の天井、鯉の泳ぐ庭や、銭湯絵師・中島盛夫さんのペンキ絵など、昔からの「銭湯らしさ」を守り続けています。下町のあたたかさに触れながら、日替わりの薬湯やジェットバスで癒やされてくださいね。
詳細情報

3.05
0件4件熱いお湯につかりたい。そんな日の日常に銭湯を
浴槽にお湯を溜めて湯船につかる事は日本人にとって身近なことですが、銭湯へ行くことは少し特別なものになっているかも知れません。常連のお客さんも多い場所ですが、ちょっと勇気を出して番台を通れば、誰のものでもないそこはみんなの銭湯です。足を思いっきり伸ばして日々の疲れを取りたい時の選択肢に「レトロ銭湯」を選んで、熱いお湯に浸かりからだも気持ちもさっぱりしてくださいね!