「モレーン湖」は、カナダのアルバータ州のある氷河湖のことです。標高1884mの高さにあり、モレーン湖があるバンフ国立公園は、「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」として世界自然遺産にも登録されているんです。

モレーン湖の周辺にはいくつものトレッキングコースが整備されており、中には初心者向けのものもあるので、多くの観光客が訪れるカナダの定番観光スポットになっています。登山経験者の人は本格的なコースに挑戦してみるのもいいかもしれませんね！

鮮やかな碧青の水面はまるで絵に描いたような美しさで、思わず息を飲んでしまいそうな光景です。カナダドルの絵柄に採用されるほどのカナダきっての絶景ですよ。その美しさから「カナディアン・ロッキーの宝石」とも呼ばれているんだとか。

モレーン湖の水はなぜこんなにも綺麗な青色をしているのでしょうか？それは、雪解け水と一緒に流れ込む氷河の中の細かな土砂が水面を浮遊し、光が屈折することによる現象であると言われています。氷河湖である所以が色として現れています。

雪に覆われた猛々しい山々とカナダの雄大な自然を感じさせるカラマツが水面に写り込む様子も見逃せません。自然でできた青い鏡のようにも感じられますね。多くの観光客は、時間をかけてゆっくりとこの絶景を堪能していきます。

湖自体はもちろん、周囲の山々のおかげもあってモレーン湖の絶景は他に類を見ないスケールの大きさです。こちらを訪れた多くの観光客は言葉通り”絶句”してしまうんだそうですよ。時間を忘れてしまいそうになる、神秘的な雰囲気が漂っています。

耳を済ませてみると、周辺に住む動物たちの鳴き声が聞こえてくることも。目でも耳でも楽しめる、これほど美しい景色が現実の世界にあるのだということに驚きですよね。多くの人が「死ぬまでに一度は行きたい」絶景にあげているスポットです。