蘇我馬子の墓?「石舞台古墳」の魅力と謎

みなさん、「石舞台古墳」をご存じですか?古墳のなかではとても有名ですが、残念ながら教科書などには少し写真が載っている程度しか紹介されていません。このまとめでは石舞台古墳の魅力をたっぷりとご紹介します!

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このまとめ記事の目次

「石舞台古墳」とは?

石の舞台のように見えることから「石舞台古墳」と呼ばれています。国内最大級の方墳で、埋葬者は蘇我入鹿の祖父・蘇我馬子との説が有力です。1952年に国の特別史跡に指定されました。

石の重さは一番大きな石で約77トン、総重量は2,300トンと推定されており、当時の建築技術の高さにも感動を覚えてしまいます。

盛土が全く残っておらず、石室が露出している独特の形状が人気を集めています。

石舞台古墳の中に入ってみよう!

石室の中に入るとさまざまな大きさの石がうまく積み上げられているのがよく分かります。
石舞台古墳の石棺は発見されませんでしたが、復元したものがあります。

石舞台古墳についてもっと知りたい!

石舞台古墳にまつわる逸話などをご紹介します!

盛土が残っていない理由とは?

石舞台古墳の埋葬者は、蘇我入鹿の祖父・蘇我馬子であるという説が有力視されています。大化の改新で蘇我氏が滅び、蘇我氏に恨みを持った人々が報復のために土をはがしたという説があります。

「石舞台」の名前の由来?

石舞台古墳では、狐が女性に化けて舞を見せたという逸話が伝えられています。その逸話から「石舞台」と呼ばれるようになったとも言われています。

石舞台古墳周辺の古墳めぐりをしよう!

高松塚古墳

「飛鳥美人」と呼ばれる壁画がとても有名な古墳です。本物は見ることができませんが、古墳西隣にある高松塚壁画館で模写が見られます。


【住所】〒634-0144 奈良県高市郡明日香村大字平田439

キトラ古墳

高松塚古墳発見から数年後に付近住民の報告によって発見された古墳です。こちらも壁画が有名で、特に四神像が有名です。現在も調査が続いています。

【住所】 〒634-0134 奈良県高市郡 明日香村阿部山136-1

吉備姫王墓(きびひめのみこのはか)

猿石と呼ばれる石がとても有名です。吉備姫王墓とは、皇極天皇・孝徳天皇の母、天智天皇・天武天皇の祖母にあたります。

石舞台古墳への行き方

【住所】〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄
【入場料】一般250円 高校生200円 中学生150円 小学生100円
団体(30名以上)一般200円 高校生150円 中学生100円 小学生70円
【入場時間】8:30~17:00(受付16:45まで)
【休業日】年中無休
【アクセス】近鉄「橿原神宮前」駅東口または「飛鳥」駅より奈良交通明日香周遊バス乗車。「石舞台」下車して徒歩3分。
【お問い合わせ】一般財団法人明日香村地域振興公社
TEL:0744-54-4577・9200
近年古墳の人気も上がってきています。石舞台古墳の魅力をこのまとめで少しでも知っていただければ幸いです。ぜひ一度石舞台古墳に行ってみてください!

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