全米桜祭りは、ワシントンD.C.で毎年春に行われるお祭り。1912年3月27日に日本の東京市長であった尾崎行雄からワシントンに桜が贈られたことを記念して行われている。

桜はアメリカ合衆国と日本国の間の友好関係を育て強めようとして寄贈されたもので、現在の祭りでも二国間の親密な関係の継続が祝われている。

ポトマック川を引き込むような丸い形のマリーナで、約2マイルに渡って桜並木が続く。その数およそ3000本。

観光名所となるポトマック川沿いの桜は、３１日から４月３日が見頃と予想されている。

祭りの最後の土曜日、コンスティテューション通りでパレードが行われるが、パレード中とパレード後に12番通りとペンシルバニア通り、ノースウェスト行われ、アメリカ最大の日本文化祭となっている。

祭りの最中には、寿司や日本酒に関する講義、アニメ・写真などの展示、落語など文化公演、着物のファッションショーなどが多彩な催しが繰り広げられる。

春の桜祭りのシーズンには凧揚げ大会があって、楽しむこともできますが、博物館などではそれぞれ独自の凧を売っていて、（航空博物館では飛行機の形など、自然史博物館などでは動物など）それを購入して凧あげを楽しめます。

ワシントンモニュメント下では桜祭り開始に合わせてスミソニアン協会が主催する凧揚げ大会（44回目！）が開かれ、大小色とりどり、形も様々な何百という凧が青空に上がっている様子は壮観でした。

2009年、全米桜祭りはチェリーブラスト(Cherry Blast)と呼ばれる新しいイベントを導入し、2011年の祭りの第2土曜日の夕方、近くで行われる花火の最中やその後に南西河岸の近くの屋内で行われた。