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全部レプリカでもいいじゃない!大塚国際美術館の不思議な魅力

「大塚国際美術館」をご存知でしょうか。徳島県の鳴門市にある日本で2番目に高いという入館料を誇る建物です。しかし「大塚国際美術館」にはそれでも人々を魅了する不思議な魅力があります。今回はそんな「大塚国際美術館」をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

大塚国際美術館とは

大塚国際美術館はポカリスエットなどで有名なあの大塚製薬グループの75周年事業として1998年に建設されました。展示されているものの多くは陶板による複製品、つまりレプリカです。1つも本物はありません。ではどのようなものが展示されているのかご紹介します。

レプリカ作品一覧

ここで大塚国際美術館に実際に展示されている作品を紹介します。世界的名画も多く含まれています。

最後の晩餐

最後の晩餐はレオナルド・ダ・ヴィンチの作品です。本物はイタリアのミラノにあるサンタ・マリア・グラツィエ修道院にあります。光の加減で色合いが変わるため、同じ絵でも雰囲気が変わります。

睡蓮

睡蓮はクロード・モネの作品です。睡蓮自体は200点以上あり世界各国に点在しています。日本にも東京の国際西洋美術館や香川の地中美術館にあります。陶器製であるため外に展示しても雨による塗料剥げの心配がありません。これも大塚国際美術館の強みです。

真珠の耳飾りの少女

真珠の耳飾りの少女はヨハネス・フェルメールの作品になります。別名青いターバンの少女。本物はオランダのデン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館にあります。同じ衣装で一緒に写真に入るという楽しみ方もできます。

スクロヴェーニ礼拝堂壁画

スクロヴェーニ礼拝堂壁画はジョット・ディ・ポンドーネの作品です。本物がイタリアのパドヴァにあります。絵画なら日本で展示会が行われる可能性もありますが、礼拝堂そのものが来ることはまずありません。日本で体験できるのは大塚国際美術館だけでしょう。

システィーナ礼拝堂

最後の審判で有名なシスティーナ礼拝堂壁画はミケランジェロの作品です。本物のシスティーナ礼拝堂はバチカン宮殿にあります。レプリカだと分かっていても一面に描かれている様子は圧巻です。

落穂拾い

落穂拾いはジャン=フランソワ・ミレーの作品です。本物はフランスのパリにあるオルセー美術館にあります。大塚国際美術館には他にも晩鐘などミレーの絵画が3作品が展示されています。

裸のマハ、着衣のマハ

ゴヤの作品「裸のマハ」「着衣のマハ」です。裁判沙汰にも発展したというエピソードの多い作品です。現在はスペインのマドリードにあるプラド美術館にあります。

ゲルニカ

ゲルニカはピカソの作品です。所蔵者は色々と変わりましたが、現在はスペインのマドリードにあるソフィア王妃芸術センターにあります。ピカソの絵画はゲルニカの他にも窓辺に座る女など13作品も展示されています。

大塚国際美術館のガイドロボット

イメージ画像です。

大塚国際美術館には係員がいません。代わりにガイドをしてくれるロボットが巡回しています。ポカリスウェットの広告を貼っているあたり、大塚製薬らしさを感じさせます。

大塚国際美術館へのアクセス

【所在地】〒772-0053 徳島県鳴門市 鳴門町土佐泊浦字福池65−1
【TEL】088-687-3737
【行き方】JR鳴門駅から鳴門公演行き路線バスで大塚国際美術館前下車
【開館時間】 9時30分から17時まで(入場受付は16時まで)
【観覧料】一般:3240円、大学生2160円、小・中・高校生540円
【休館日】月曜(月曜が祝日の場合は翌日休館)、年末年始
いかがでしたか?他にもモナ・リザやヴィーナスの誕生、マリリンの二連画などどこかで見た事のある作品のレプリが数多く展示されています。絵画に興味があっても本物を見に行けない人や気軽に写真を撮りたい人は行ってみてはいかがでしょうか?

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

Kemuni主に日本の美術館、博物館を紹介する予定です。

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