地球の最南端。一面が氷と雪で覆われた謎の大地こと‟南極大陸”。皇帝ペンギンが歩き回り、夜にはオーロラが美しく夜空を彩る南極大陸は、まさに地球最大の秘境。11月～3月が夏に当たりますが、それでも日中の平均気温が氷点下という寒さを誇っています。

南極は他の旅行先のように簡単に行くことができる訳ではないスポットと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？南極探検隊やテレビ番組の南極ドキュメンタリーを見ていると、一般人は入ることができないというイメージが付いてしまっても仕方がないでしょう。

しかし南極は一般人でも上陸することができるんです！環境省への「確認申請」または「届出」を出すことで、一般の私たちであっても、南極に行くことができます。ちょっと南極に行ってみたいなと思ったあなたに、今回は南極への行き方を2つ紹介していきます。

南極への行き方その1は、航路です。南極行きのフェリーはアルゼンチンにある都市ウシュアイアから出港しています。ウシュアイアはアルゼンチン南部の都市で、世界最南端の都市とされています。‟世界の果て”という別名を持つこの都市には、南極観光の拠点として、多くの観光客が訪れます。

ウシュアイアから南極まではおよそ1,000km。ウシュアイアの港を出港し、2日かけて南極に到着します。南極旅の日数はフェリー運航会社によって異なりますが、南極往復4日間・南極観光5日間の9泊～10泊となります。南極に近づくにつれて変化していく気温や風景を楽しみたい方には、フェリーがお勧めです。

二つ目の方法は空路です。チリの南部、マゼラン海峡に面した都市・プンタアレナスにあるカルロス・イバニェス・デル・カンポ大統領国際空港から南極のキングジョージ島行きの飛行機が出ています。空港から南極まで2時間程度で行くことができ、キングジョージ島から南極クルーズ船に乗ることができます。

一度は行ってみたい夢の旅先「南極」の行き方紹介はいかがでしたか？一般人は行けないという印象が強い南極ですが、きちんと準備をすれば誰だって行くことができます。是非とも自分に合った交通手段を使って、夢の南極探索してみませんか？