15.「くじら食堂」 東小金井 *移転
特製油そば ¥920
東小金井はもとより、今や東京屈指の実力派ラーメン店となったのがこちら。手もみを加えた自家製麺が有名で、その旨さはもはや言わずもがな。味も食感も、とにかく抜群にいいんです。その麺を生かすためか、味は油そばにしては割とあっさりという印象。ネギ油が非常にいい仕事をしており、食欲をそそるいい香りながら前に出過ぎず、麺やタレを引き立てる名脇役になっています。麺量は200gと300gから同料金で選べるのが嬉しく、更に特製は麺が覆い尽くされる程に大量のトッピングが入って、920円というCPの良さも特筆すべきところ。
~店舗情報~
住所:東京都小金井市梶野町5-1-19
電話番号:042-401-2901
営業時間:[平日]18:00〜翌1:00 [土曜] 11:30〜14:30 (売り切れ次第終了)
定休日:日曜日
16.「宝華」 東小金井
宝ソバ ¥700
今や東京のあちこちで見られるようになった油そばですが、それを昔から提供している東小金井の老舗がこちら。老舗らしく見た目も味も至ってシンプル、何の変哲もない油そばですがそれがいい。油にはラードなど動物性のものは用いず、植物性油のみ使用しているとのことで、そのためか思った以上にさっぱり食べられるはず。卓上の酢・ラー油と相性抜群なので、是非入れて味の変化を楽しんでみてください。ちなみに本来は中華料理のお店なので、他にも炒め物など中華料理のメニューが多数あり、お得なセットメニューも用意されています。
~店舗情報~
住所:東京都小金井市東町4-46-12
電話番号:042-386-5355
営業時間:[平日]11:30~22:30 [土日祝]11:30~21:00
定休日:月曜日
17.「BASSO ドリルマン」 池袋・目白 *閉店
ABURASSO ¥800
池袋駅からは距離があるにも関わらず、池袋屈指の人気ラーメン店として名を馳せるのがこちら。ここの油そばは、シンプルな醤油ダレにピリッと辛味を効かせた味わいで、これがかなりの旨さ。特に自家製麺の完成度には目を見張るものがあり、若干ジャンクな要素を感じるピリ辛テイストの中でも、しっかりその存在感を発揮。中盛り同料金なのも嬉しい。あとは七輪で炙るチャーシューも素晴らしく、カリッとした食感と香ばしさがたまらない。そのチャーシューは量も多めで、それでいて800円というのは今時コスパもかなりいい方だと思います。
~店舗情報~
住所:東京都豊島区西池袋2-9-7
電話番号:03-3981-5011
営業時間:11:30〜15:30, 18:00〜21:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
18.「らーめん 五ノ神製作所」 大久保 *閉店
味玉海老油そば ¥850
贅沢にもオマール海老・伊勢海老を用いたラーメン・油そばが評判の、人気ラーメン店がこちらです。どのメニューもかなり海老の風味が効いており、甲殻類が苦手なら全くオススメできませんが、そうでなければハマること間違いなし。今回紹介する油そばは、そこにコシの強い太麺を合わせており、更にボリュームもたっぷり。全体的に、かなり食べ応えのある油そばに仕上がっています。味変アイテムとしてサワークリームが用意されているのが面白く、これを入れると味がマイルドになるのでお好みでどうぞ。
~店舗情報~
住所:東京都新宿区百人町1-23-22 寿宝ビル 1F
電話番号:03-5330-7261
営業時間:11:00~15:00, 17:00~21:00
定休日:無休(年末年始など臨時休業あり)
19.「煮干しそば 流。」 十条
油そば ¥700
まだ比較的新しいお店ですが、既に十条屈指の高評価を受ける人気ラーメン店となったのがこちら。店名通り煮干しを使用したメニューを提供しており、その中でも油そばは煮干しの風味自体は割とライトな印象。その代わりやや油多めで、これがもっちりした食感の自家製麺と相性抜群。薬味として刻み玉ねぎが入るためか、しつこさなどはそんなに感じません。シンプルに麺の旨さを楽しむなら、間違いなくこの油そばがオススメ。写真にはないもののスープがセットでつき、このスープは油でべとついた口内をさっぱりさせるのにぴったりです。
~店舗情報~
住所:東京都北区上十条1-13-2
電話番号:03-6454-3983
営業時間:11:00〜21:00
定休日:火曜日
20.「GANCON NOODLE」駒込
辛シビ油そば(温玉付き) ¥850
店主は元ラーメンライターで、取材中に感銘を受けた某店で修行した後に開店したという少々変わった経歴の持ち主。正統派の醤油ラーメンが看板メニューですが、他にも種類が非常に多く、筆者のオススメは写真の「辛シビ油そば」。痺れより辛味をやや強く感じるような印象で、汁無しには珍しい細麺にタレがよく絡んで箸がどんどん進みます。トッピングのチャーシューなども、丁寧に作られたことが伝わる傑作です。途中で温玉を入れると味がまろやかになって食べやすくなるので、是非味の変化を楽しんでみてください。
21.「らーめん 瞠 恵比寿店」 恵比寿
あぶらそば ¥800
恵比寿で濃厚魚介系のラーメンが食べたくなったら、ここへ行くといいでしょう。ラーメン・つけ麺・油そばの3種類あり、イチオシは鰹節の華やかな香りが食欲をそそり、今回紹介している写真の油そば。魚介の効いたタレに太麺の組み合わせで、確かに濃厚で食べ応えあります。ただ、たっぷりとネギや玉ねぎが入っているせいか、後味は思ったよりもさっぱり。デフォルトで味玉入りですが、これも崩してよく混ぜるのがオススメの食べ方。半熟の黄身が絡まると、更に旨さ倍増です。
是非いろんなお店を廻って、いろんな食べ方を試して、皆さんだけの油そば・まぜそばの楽しみ方を見つけてください。
どんどん新しいお店もオープンしており、順次東京の油そば・まぜそばについては、この記事の中で紹介していきます。