パリだけじゃない!大人女子におすすめの穴場都市10選

フランスといえばパリ!!と思いがちですが、パリを歩くとどこもかしこも日本人だらけ。「勿論パリだって素敵だけど、もう少し非日常を味わえる穴場スポットも攻めてみたいわ。」という大人女子のあなたにおすすめする街を大公開!!思わず写真を撮るのも忘れるような街の美観と、スパで美肌と身も心もリフレッシュする旅を楽しんでみるのはいかがですか?

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このまとめ記事の目次

1:”ハウルの動く城”の世界、コルマール

「ハウルの動く城」の舞台となったといわれるコルマール。歴史を遡ると西暦823年にすでにその名が刻まれていたという、歴史ある街です。旧市街には古くからの家屋が今も美しく立ち並んでおり、春真っ盛りの花の季節に訪れると絵本の世界に飛び込んだかのような錯覚を覚えます。また、クリスマスマーケットの開かれる季節になると家々が一斉にイルミネーションで飾りつけられ、メルヘンでありながらもどこか幻想的な雰囲気を醸し出します。
コルマールは”ワイン街道”と呼ばれるフランス屈指のワイン製造地帯にも位置しています。コルマール発のワイン街道ツアーも開催されているので、コルマールでメルヘンの世界に浸ったあと、ワインセラー巡りをするのもおすすめの旅プランです。
コルマール
  【場所】
    フランス東部オーラン県
  【アクセス】
    1、パリ東駅よりTGV ミュルーズ行きで約2時間50分。コルマール駅で下車。
    2、ストラスブール駅より各駅停車ミュルーズ行きで約30分。コルマール駅で下車。

2:断崖の村、ムスティエ・サント・マリー

南フランスに位置するムスティエ・サント・マリーは、断崖から噴き出した泉が現在の村の中心部にまで流れ込んだことで、断崖と断崖の間に村がある珍しい光景が出来上がったといわれています。フランスの最も美しい村にも登録された素晴らしい景色は、一生のうちに一度は見ておきたい風景です。
村の断崖と断崖の間には星が掲げられています。これは、十字軍に従軍していたムスティエ・サント・マリー出身の騎士がパレスチナで捕らえられ、「もし故郷に戻ることができたなら、聖母マリアの為に村のふたつの断崖を鎖でつないぎ星を吊るします。」と誓いを立てたところ無事に開放され、誓いの通りこの星を吊るしたと語られています。
また、ムスティエ・サント・マリーは「断崖の村」としてだけではなく、「ムスティエ焼きの村」としてもその名が広く知られています。ムスティエ焼きとは、白地に色鮮やかな絵を描いた陶器で、ルイ14世からルイ16世の財政難の時代、高価すぎる金銀の食器ではなくこの陶器が使われるようになり、そこから爆発的に人気を得る高級陶器にまで成長しました。

王侯貴族はそれぞれ好みの柄を持っており、上の写真はかの有名なマリー・アントワネットが好んだとされる柄の食器です。
ムスティエ・サント・マリー
  【場所】
    フランス南東部プロヴァンス地方
  【アクセス】
    ニースより車で3時間。
    ※公共交通機関では隣町の駅までしか行けないので、
     車の利用、あるいはプロヴァンス・コートダジュールからのツアーに
     参加することをお勧めします。

3:雑貨好きには堪らない、ルールマラン

プロバンス地方に位置する小さな村、ルールマラン。ここも「フランスの最も美しい村」に登録されている村です。村は、一時間ほどで歩いて回れる小ささですが、多くの雑貨店が軒を連ねる雑貨の村。フランス雑貨好きなら何時間も雑貨店回りを楽しむことができること間違いなしです。
ルールマランに雑貨店が多いのは、この村の景観に魅了された画家や手工芸の職人たちが多く移り住んでいるからです。毎年4月、5月、7月には”手工芸職人展”が開催され、8月には雑貨やアクセサリーなどが所狭しと並ぶ”クリエーター市”が開催されるなど、まさに雑貨の村!中には日本人のクリエーターもいるそうで、雑貨好き女子はおすすめの村です。
ルールマラン
  【場所】
    フランス南東部プロヴァンス地方
  【アクセス】
    エクス・アン・プロヴァンス バス停より約1時間15分。
    ルールマラン バス停下車。

4:知る人ぞ知る湯治とスキーの村、アクス・レ・テルム

フランスでスノースポーツを楽しみたい人におすすめのアクス・レ・テルム。その理由は、3000㎡にも及ぶ温泉施設と、36コースある広大なスキー場の二つを兼ね備えているからです。スキーを楽しんだ後にその足で温泉に入ってリラックス!というとっても贅沢なバカンスが楽しめます。
村の中には、古くからある大きな足湯スペースがあり、硫黄のにおいが漂う中散策を楽しむことができます。1500人ほどの人口しかありませんが、温泉治療で長期滞在する人々やバカンスで訪れる人など、のどかな中にも活気がある村です。源泉は最高85℃、源泉でゆで卵を作る光景など、日本の温泉地と似た光景を見つけることもできます。
アクス・レ・テルム
  【場所】
    フランス南西部アリエージュ県
  【アクセス】
    トゥールーズマタビオ駅より直通約2時間。アクス・レ・テルム駅下車。

5:水の景勝地、エビアン

世界で最も有名なミネラルウォーターといっても過言ではないエビアン。商品名だと思っている人も多いでしょうが、エビアンとはこの水のとれる産地の地名です。エビアンはこの水を使ったスパ・リゾート地として整備されており、対岸のジュネーブやローザンヌ、背景のアルプス山脈を楽しむことができる景勝地となっています。
エビアン温泉というスパには、マッサージやエステが楽しめたり、アトピーや肌荒れを水治療するハイドロセラピーが体験できます。美しい景色とスパで心も体も癒されること間違いなしです。
エビアン
  【場所】
    フランス南東部オート・サヴォア県
  【アクセス】
    パリリヨン駅からTGVで約2時間30分ベルガルデ駅で普通列車に乗り換え
    約1時間半。エビアン・レ・バン駅で下車

6:空の上の村、コルド・シュル・シエル

大きな岩山に渦を巻いたかのように立ち並ぶ家々。この村名を日本語にすると”空の上のコルド”という意味になります。朝夕にこの村を一望できる丘の上に行くとすぐにその名前の由来を知ることができます。雲海にぽんと現れるその姿はまさに空に浮かぶ村。「天空の城ラピュタ」のモデルともいわれている村です。
この村を直接訪れるだけでも楽しいですが、カンタル県から参加できる”渡り鳥と一緒に空を飛ぶ”というアクティビティでもこの村の景観を楽しむことができます。これは、カンタル県の渡り鳥保護団体が始めたアクティビティで、1時間程度の空の旅を気球やマイクロライトプレーンという飛行装置を使って鳥とともに楽しむことができます。風の向きによって行先は変わりますが、この巡回路のなかにコルド・シュル・シエル上空が含まれているのです。鳥たちとともに空の上から村を眺める優雅な旅を味わえます。
鳥と飛ぶ大空の旅 (Voler avec les oiseaux)
  【団体名】
    クリスチアン・ムーレック Christian Moullec
  【場所】
    Caluch - 15130, Saint-Simon
  【アクセス】
    スタート地点が県内10ヵ所にあるので、予約の時に要確認
  【電話番号】
    04 71 62 39 02 / 06 07 42 77 56 / 06 82 80 47 98
  【料金】
    595ユーロ/1名
    (35分間鳥と一緒にウルトラライトプレーンで飛ぶ)
    317ユーロ/1名
    (1時間の気球飛行のうち15~20分を鳥と一緒に飛ぶ)
    ※カップル割、ウルトラライトプレーン+気球のセット割などもあります。
コルド・シュル・シエル
  【場所】
    フランス南西部ミディピレネー地方
  【アクセス】
    トゥールーズマタビオ駅より普通列車で約1時間。
    コルド・ヴァンドラック駅で下車してタクシーで5km

7:巡礼の地、コンク

フランスにはキリスト教徒の巡礼の地がいくつかありますが、コンクは”ル・ピュルの道”と呼ばれる巡礼の中で最も重要な地となっており、巡礼者はここで祈りを捧げて西へ西へとスペインを目指していきます。この巡礼のシンボルがホタテ貝ですので、村のいたるところにホタテ貝のモチーフを見つけることができます。
山々に囲まれた小さなこの村は、村自体も大変美しいですが、やはり一番のメインは村の中心シンボル、サント・フォア教会です。
コンク
  【場所】
    フランス南西部ミディピレネー地方
  【アクセス】
    トゥールーズマタビオ駅より普通列車で約2時間。
    ロデズ駅で下車してバスで約1時間。
    ※ただし土日祝日はバスが運行していないのでご注意を。

8:伝説の街、ロカマドール

1166年、村民の一人が死の間際に神の啓示を受けます。”亡骸を礼拝堂の入口に埋葬するように”。そこで家族に遺言を残し、実際に彼の死後家族が埋葬しようと指定された場所を掘ってみると、大変きれいな状態の亡骸が見つかり、それはアマドールの亡骸でしたという伝説です。

アマドールとは聖ルカ福音書に記載されているザシェの別名で、その後この亡骸は様々な伝説を引き起こすことになります。

これらの伝説によって、この地が歴史的に見てもキリスト教の影響を大いに受けていることが感じられることでしょう。
ロカマドール
  【場所】
    フランス南西部ミディ・ピレネー地方
  【アクセス】
    トゥールーズマタビオ駅より普通列車で約3時間。
    リモージュ・ベネディクタン駅で下車してタクシーで6km

9:オークルの街、ルシヨン

ルシヨン
  【場所】
    フランス南東部プロヴァンス地方
  【アクセス】
    アヴィニヨン駅より普通列車で約45分。
    カヴァイヨン駅で下車して15.3番線のバスでルシヨンまで。
    ただしバスの本数が少ないので念入りに計画することをおすすめします。

10:最も美しい廃墟の大修道院、ジュミエージュ

その歴史の始まりは7世紀。修道院がこの地に建てられましたが、9世紀のバイキング侵攻によって廃墟となります。その後ノルマンディー公によって再建され、修道院としての全盛期には4つもの教会を併設し、1500人の修道関係者が集いました。その後フランス革命で一気に情勢が変わったことで再び住人はいなくなり、所有者が変わるたびに破壊や修復が繰り返され、現在のような廃墟となりました。
ジュミエージュ
  【場所】
    フランス北西部ノルマンディー地方
  【アクセス】
    今のところ、公共交通機関は整備されていないので、車で訪れることになる。
    ルーアン右岸から約23km。
  【入場料】
    6.50€
  【見学日】
    4月15日~12月15日  9:30~18:30
    12月16日~4月14日  9:30~13:00  14:30~17:30
    ※年末年始とクリスマスは休館

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