スペインはお祭り大国と言えるほどおもしろいお祭りが年間を通して開催されます!日本でもトマト祭りや牛追い祭りなどがメディアで紹介され一躍有名になりましたが、まだまだスペインには刺激に満ちた、エキサイティングなお祭りがいっぱいあるんです!今回はそんなスペインのオススメのお祭りを7つご紹介します!地元の人と一緒に陽気な祭りを楽しみましょう!
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①焼いちゃうのがもったいない!『バレンシアの火祭り』
バレンシアの火祭りはイエスキリストの父親である聖ヨセフにちなんだ祭りでスペインの三大祭りとされています。街の人々が一年かけて作り上げたファリャ(張り子の人形)を街頭に飾り、最終日の深夜にすべて焼き払います。 期間中は爆竹ショーや聖母像への献花パレードなどが行われる盛り沢山なお祭りです。
人形のデザインが秀逸です。コンセプトは不思議の国のアリスの大人版といったところでしょうか。そして燃えている人形は迫力があるのにでこか寂しい感じがしてシュールです。(笑)
このお祭りは1週間程度行われますが、最終日以外は
コンテスト中のため何も燃えていません。むしろ、街角の至るところに
人形が並ぶ、かなりピースフルな感じです。
出典:www.matsuyoro.com
2015年は3月14日~3月19日に開催予定です。
②命をかけて楽しむ!『パンプローナの牛追い祭り』
牛追い祭りとして知られるサン・フェルミン祭りは、400年以上の歴史を持つ伝統的な祭りです。ヘミングウェイの小説でその名を世界に知られるようになりました。祭りの期間中、有名な牛追いや闘牛などの様々なイベントが行われ、セビリアの春祭り、バレンシアの火祭りと並ぶ、スペイン三大祭りの1つとされています。
人口19万人の静かな町が、祭りの開催中には世界中から人口の何倍もの観光客が押し寄せ、一気に熱狂と歓喜で埋め尽くされます。
出典:www.iberotour.jp
こんな伝統的なお祭りですが、祭り中牛に角で突かれて死亡する参加者が出ていることや、牡牛に人を追わせる行為が牛への虐待ではないかという動物愛護団体が非難の声のため祭りの内容の変更も検討されています。
一方でこんな意見も。危険なのは承知でも開催したい気持ちが伝わってきます。
まさに命懸けのお祭りなんですね!かっこいい!
開催期間は毎年7月6日正午~7月14日深夜24時まで。2015年も同じ日程での開催が予定されています。
③華やかな衣装で踊り明かす『セビーリャの花祭り』
スペインの春はカーニバルとともに訪れる、と言わんばかりに、2月以降は至るところで様々なお祭りが行われますが、その中でも一段と「スペインらしさ」が溢れるのが、このセビーリャの春祭りです。 華やかな民族衣装で着飾った女性たちや、礼服を身につけ馬にまたがり颯爽と進む人々のパレード、カラフルなテント小屋…などテレビやガイドブック、インターネットなどで一度は見たことがあるのではないでしょうか。
出典:www.iberotour.jp
セビーリャの花祭り150年ほど前から続く庶民の祭りです。正装した男性たちが、華やかな民族衣装をきた女性たちを馬や馬車に乗せてパレードする光景はなんとも華やか!会場となる広場には数百ものテントや小屋が並び、期間中人々は夜がふけるのも忘れ、飲み食べ踊り歌って騒ぐそうです。
2015年は4月21日(火)から4月26日(日)に開催予定です。
④ 空前絶後のトマト投げ祭り『ラ・トマティーナ』
ラ・トマティーナは、スペインの街、ブニョールで8月の最終水曜日に行われる収穫祭。
祭りの間だけは、世界中から街の人口の倍以上の人が集まり、互いに熟したトマトをぶつけ合う。
出典:ja.wikipedia.org