ハシヤ系出身ながらも看板メニューは“ミートソース”。独自の進化を遂げたパスタ屋。
読みはスパ吉(すぱきち)。吉祥寺にあるハシヤ出身の店主が営むパスタ屋さん。「生パスタをおいしく、お値打ち価格で提供したい」という想いのもと2004年にハモニカ横丁で創業。2021年にサンロードアーケード商店街に移転。開店当初は珍しかったという『生パスタ』はイタリアから輸入した大型パスタマシンで作る自家製。ハシヤの匂いを感じさせない独自の進化を遂げたお店で、看板メニューはたらこパスタと思いきや、“極旨!ミートソース”。 ◆場所 吉祥寺駅から徒歩6分 ◆営業時間 【ランチ】 11:00 ~ 15:00 【ディナー】17:30〜21:00 ※土曜・日曜・祝日は通し営業 ※日曜営業 ◆定休日 Instagram(@pasta_spakichi)を確認 ◆混雑状況 平日の夜に足を運びました。 5分ほど待ちました。 ◆本日は1番人気の【極旨!ミートソース】(¥1000)+【モッツァレラチーズ】(¥100)を注文。 お店に入店したら券売機で食券を購入し、店内で座って待つ方式だ。ハシヤの出身ということで「たらことイカのパスタでも食べよう」なんて思って来店したところ、たらこ系のメニューは「明太バター 大葉のせ」のみ。よくメニューを見てみるとレギュラーメニュー8種類と“本日の気まぐれパスタ”の提供で他のハシヤ系のお店と比べてメニューがかなり絞られている。 紹介文をじっくり読んでみると“太麺”という文字を発見し、一番太麺に合いそうなお店のイチオシ【極旨!ミートソース】を購入した。1000円という価格なのにサラダも付くそう。 卓上に貼られたおすすめの食べ方を見たところ、「お好みでチーズを購入」と記載があったので伺ってみると100円で粉チーズかモッツァレラチーズを追加できるそう。モッツァレラチーズを追加したところ、粉末状のモッツァレラチーズかかった状態でテーブルに運んでくれた。 「よく混ぜてくださいね」と必ず声を添えられるミートソースは全体を混ぜた後に、さらに上下左右に10回以上混ぜて食べる。麺はラーメンのような中細麺だがリングイネ(平たく、断面が楕円形)なのが特徴。食べてみると、もっちりとした麺の歯応えに、コクうまでビターなミートソースが絶妙な配合で絡み合う。約20時間も煮込んでいるというミートソースは黒色に近い茶色でミートというよりかはラグーンソースやビーフシチューをイメージした方が想像しやすい味だった。 たらこパスタではなく、ミートソースを看板メニューにしているのが納得のお店でした。