岐阜県高山市にある「飛騨高山美術館」。ミシュラン三ツ星を獲得した世界有数の装飾美術館です。このまとめでは、美術館巡りが趣味の筆者が「飛騨高山美術館」の魅力と優雅で自然あふれるミュージアムカフェをご紹介します!
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飛騨高山美術館ってどんなところ?
飛騨高山美術館は、岐阜県高山市に1997年に開館しました。ミシュラン最高ランク三ツ星を獲得した、世界有数の装飾美術館です。ガラス作品、家具などが優雅に展示されています。
今回は、ガラスの美しさに魅了される「飛騨高山美術館」の魅力とミュージアムカフェをご紹介します。
【飛騨高山美術館の魅力その1】ため息が出るほど美しいガラス作品!
ルネ・ラリック「シャンゼリゼ・ショッピング・アーケードの噴水」
飛騨高山美術館のガラス作品はうっとりするほどの美しさ。こちらは、アール・デコ期のガラス作品で世界唯一現存するガラスの噴水。7色に変化する光がより美しさを引き立たせます。
10分おきに頂上部から水が滴り落ちてきます。天井の照明の色が刻一刻と変化するのに合わせてガラスの女性像も表情を変えていく様は、しばらく眺めていても飽きませんでした。
出典:www.tripadvisor.jpエミール・ガレ「フランスの薔薇」
ガラスアートといえばエミール・ガレ。「フランスの薔薇」は、戦争時にドイツに割譲された故郷がいつか戻るように願いを込めて作られた作品です。
彼のすごいところは、ほんの小さな部分に至るまでよく見ると技巧が凝らしてあって、こちらの想像を絶するほど完璧なんです。
出典:marin-aq.comルイス・ティファニー「18灯リリーランプ」
ティファニーと言えば水色の箱でお馴染みの有名ブランド。ルイスは、ティファニー創業者の息子です。トリノ万博でグランプリを受賞した作品です。
ルネ・ラリックの香水瓶
ルネ・ラリックの色彩豊かな香水瓶も多く展示されています。アール・デコ時代の美しいガラス作品です。
【飛騨高山美術館の魅力その2】19世紀末の豪華なインテリア館!
エミール・ガレの部屋
飛騨高山美術館は、19世紀末の家具や調度品を再現展示しています。こちらは、エミール・ガレの部屋。ガレは、ガラス作品だけでなく木工芸のデザイナーとしても活躍しました。植物や昆虫モチーフの華やかな装飾です。
マッキントッシュの部屋
こちらは、マッキントッシュの部屋。1901年、「芸術愛好家のための家」のコンペで賞を受賞したダイニングルームが忠実に再現されています。
19世紀末のヨーロッパ、主にフランス、イギリス、オーストリアにおける家具・調度品などの工芸作品を再現展示しています。室内全体に展示作品を配置することで、当時の生活空間を全身で体感していただけます。
出典:www.htm-museum.co.jp【飛騨高山美術館の魅力その3】可愛いミュージアムショップ!
飛騨高山美術館内にある「ザ・ミュージアム・ストア」は、見ているだけでも楽しめる人気のミュージアムショップです。
お土産にピッタリ!ガラスの花器
飛騨高山美術館に来たならば、お土産にガラスの花器はいかがですか?チューリップの形をした一輪挿しです。ガラスのお花を生けると、アート作品のようですね。