薄暗く、なんとなく怖いイメージがあったモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港。新しいターミナルがイメージを払拭してくれるのでしょうか?ここでは、モスクワの玄関口、シェレメーチエヴォ国際空港についてご紹介します。
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シェレメーチエヴォ国際空港とは?
シェレメーチエヴォ国際空港はモスクワのA、B、C、D、E、F 6つのターミナルからなる空港です。
現在、シェレメーチエヴォ国際空港から市内へ直結する鉄道「アエロエクスプレス」が開通し、新ターミナルD、Eの運用されるなど、ソ連時代のものとは比較にならないほど明るく便利に生まれ変わっています。その成果があり、2013年、欧州地区のエアポート・サービス・クオリティ・アワードを受賞しました。
ポイント① 成田からの便が着陸!ターミナルD(旧シェレメーチエヴォ1)
シェレメーチエヴォ国際空港で、日本人が主に利用する機会が多いのがターミナルD(旧シェレメーチエヴォ3)の国際線と国内線。スカイチームに加盟する航空会社が発着しています。
成田発からのアエロフロートはターミナルDの国際線に、そこからサンクトペテルブルクへ向かう場合は、同ターミナルの国内線を利用することになります。また、日本からソウル経由大韓航空を利用する場合も、ターミナルDです。
ポイント② ヨーロッパ行きの便が発着!ターミナルE
モスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港経由でアムステルダム、バルセロナ、マドリッド、ブダペスト、ウィーン行きなど便に乗る場合、利用するのがターミナルE。
ポイント③ まだまだ現役ターミナルF(旧シェレメーチエヴォ2)!
主にスカイチーム加盟航空会社以外の国際線と国内線が発着するターミナルF。1980年のモスクワオリンピック開催に合わせて建設されたターミナルFは、以前国際線は全てここで発着しており旧シェレメーチエヴォ2でした。
モスクワリピーターにとっては、ソ連時代の香りが残るおなじみの空港です!
ポイント④ シェレメーチエヴォD、E、F乗り継ぎ案内
アエロフロート国際航空を利用する人は、シェレメーチエヴォ国際空港内で様々なサービスを受けることができるので、事前に同社HPで必要な情報をチェックしておきましょう。
重要事項のひとつですが、現在のところ、モスクワ経由ヨーロッパ行きなどでターミナル間を移動する場合、24時間以内であれば、トランジットビザは不要とのことです。詳細は必ずその都度、大使館・領事館、航空会社にダブルチェック!
ポイント⑤ 市内までのアクセスならアエロエクスプレス!
ターミナルD,Fからモスクワ市内まで結ぶ直通列車「アエロエクスプレス」。シェレメーチエヴォ国際空港から市内のベラルースキー駅まで約35分。2008年に開業しました。
それまでは、タクシー、路線バス、マルシュルートカと呼ばれる乗り合いタクシーなどを利用しないといけなかったのですが、「アエロエクスプレス」のおかげで、モスクワが初めての人でも市内までのアクセスが気分的にもうんと楽になりましたよ!
いかがでしたか?日々変化し続けるロシアの玄関空港シェレメーチエヴォ国際空港は以前とは全然違います!ロシア行きのみならず、アエロフロートを使うか躊躇している人も、是非ご旅行の参考にしてみてくださいね。