ブラジル随一の計画都市・クリチバの真ん中にある『日本庭園』を訪れる

地球の裏側ブラジル南部にある都市クリチバは、サンパウロに次いで日系人の多い都市です。日本庭園は1962年に完成し、今も市民の憩いの場となっています。明治28年の就航通商航海条約以来、2015年には『日伯国外交関係樹立120周年』を迎え、もっと身近になったクリチバの日本庭園と周辺の観光スポットをご紹介します。

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このまとめ記事の目次

ブラジル南部の都市『クリチバ(Curitiba)』

日本庭園があるパラナの州都クリチバは、60年代以降独自の政策で成長した環境共生型の計画都市です。2014 FIFAワールドカップの開催都市の一つでもありました。市民1人当たりの緑地面積はユネスコ基準値の3倍もあり、ブラジルで最も住みやすいといわれています。

名物『チューブのバス停』と『幹線バス(Bi-Articulado)』

クリチバ市のバスは、チューブ状のバス停でチケットを購入するシステムで、チューブ内では何度でも乗り換えできます。クリーンエネルギーのみで走る世界最長の三連バスは、一度に300人を収納し、24台体制で一日に平均25,000人を運ぶ、市内公共交通機関の優良モデルです。

2015『日伯外交関係樹立120周年』

日本とブラジルの外交関係は、1895年(明治28年)11月5日の「日伯修好通商航海条約」調印以来120年余りの歴史を持ちます。2015に迎えた『日伯外交関係樹立120周年』では、この絆をより強くするべく、さまざまな行事が国内外で開催されました。

クリチバ 日本庭園(Praca do Japao)

クリチバの日本庭園は、14000㎡の敷地に日本人移民のオマージュとして1962年に完成しました。日本政府から寄贈された桜の木や、仏像や鯉の池など日本の伝統的風景が広がる日本庭園は、市民の憩いの場です。日本人彫刻家によるモニュメントも設置されています。

クリチバ植物園(Jardim Botanico)

アールヌーボー調の概観が優雅な植物園『ジャルジン・ボタニコ』は温室のある植物園で、無料で寛げるクリチバ市民の憩いの場です。幾何学が美しいヨーロッパ風の庭は日本庭園とはまた違う趣です。施設内にはトイレと軽食堂もあります。

クリチバ植物園(Jardim Botanico)へのアクセス

所在地:Rua Eng Ostoja Roguski Curitiba
営業時間:夏季6:00~20:00 冬季7:00~19:30
休業日:無休
入場料:無料
交通アクセス:日本庭園から Av. Silva Jardim 経由で11分(無料駐車場あり)

オスカー・ニーマイヤー博物館

ブラジル・モダニズム建築の父と呼ばれるオスカー・ニーマイヤー(1907-2012)設計のミュージアムは、独特の色彩と概観で見る者の興味をそそります。オスカーマイヤーが95歳となった2002年に完成しました。

オスカー・ニーマイヤー博物館(Museu Oscar Niemeyer)へのアクセス

所在地:Rua Marechal Hermes 999 Curitiba
営業時間:10:00~18:00
休業日:月曜日
予算:6レアル (日曜の10:00~13:00は無料)
交通アクセス:日本庭園まで Av. Dr. Dário Lopes dos Santos経由で13分。

クリチバ日本庭園へのアクセス

日本庭園(Jardim Japones)
【所在地】Av. Sete de Setembro com Av. Rep. Argentina - Agua Verde, Curitiba
【交通アクセス】
サンパウロ(グアルーリョス空港)より直行便で約50分。
クリチバ(アフォンソ・ペーナ国際空港)より Av. Com. Franco 経由で27分。
いかがでしたか?ブラジルで最も整備された美しい都市といわれるクリチバ。そのど真ん中にある日本庭園をご紹介しました。ブラジル観光の際はぜひ参考にして下さい。

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