ドゥブロヴニクとは
旧ユーゴスラビアから独立したクロアチアは、コソボ紛争が終わってまだ20年程。甚大な被害を被ったドゥブロヴニクですが、住民の力で復興を遂げ、平和を取り戻したバルカン半島が今ヨーロッパの観光地として人気急上昇中です。
人気の理由は、その美しい街並みを見れば一目瞭然。今回はそんなドゥブロヴニクでの楽しみ方をご紹介します!
ドゥブロヴニクの楽しみ方 その1:中世の世界にどっぷり浸かる
ドゥブロヴニクの楽しみ方 その2:幻想的な夜の散歩
昼とはまた違った雰囲気を醸し出す夜のドゥブロヴニク。
石畳に反射する柔らかな灯りがなんとも幻想的な夜を演出します。
レストランやショップもたくさんあって、旅行者を飽きさせません。
街の中には小さな路地がいっぱいあり、隠れ家のようなお店が突如現れます。こんなところで飲むワインはまた違った味わいを加えてくれそうです。
ドゥブロヴニクの楽しみ方 その3:旧市街を上から眺める
旧市街のプジャ門を抜けてすぐの所からケーブルカーで山頂へ行くことができます。アドリア海に映えるドゥブロヴニク全貌を見ることができます。
山頂にある展望台!風が強いため、天候次第では登れないことも。3日目にしてようやく山頂へ行くことができました!
スルジ山の山頂からの景色は、「アドリア海の真珠」と言わしめた理由がわかります!
ドゥブロヴニクの楽しみ方 その4:もう一人の住人、猫たちと戯れる
猫のいる町は平和な証拠!いろんなとこで顔を出す猫たちもこの街の立派な住人です。
迷った旅人を呆れ顔で眺める猫たち。野良猫ですが、どこか気品があるように見えてしまいます。
ドゥブロヴニクの楽しみ方 その5:城壁を歩いてみる
なんと!街を囲む城壁を歩くことができます。入り口が2箇所あるので半周も可能。街をいろいろな角度から見ることができます。
こんなところにカフェを発見!!悪天候のため、今回は行くことはできませんでしたが、真っ青な海を見ながらゆっくりくつろぐ特等席でコーヒー飲んでみたいものです。
街を歩くとそんな歴史があったなんて想像もできないほど美しいのですが、過去を背負っているから今をよりよくしようとする住民の熱意に心うたれます。
旅行者に、気さくに声をかけてくれる住民の優しさも旅の途中で感じていただけたら嬉しいですね。
実は飛び地!ドゥブロヴニクへの行き方
クロアチア国内からの空路ではシーズン中、ザグレブ空港からクロアチア航空が日に2〜5便運行している(早朝6時台、午後3時台、夜9時台)。飛行時間約40分。
ドゥブロヴニク空港は国際空港なのでシーズン中はヨーロッパ各都市から直行便やチャーター便があります。
ザグレブやスプリットからドゥブロヴニク行き長距離バスが出ています。ザグレブからは約10時間、スプリットから約5時間ほどかかります。
スプリットで一泊してからドゥブロヴニクへ向かうこともできます。またヨーロッパの各地からはLCC(格安航空会社)を使えば、北部のスプリットに飛んで、その後バスでドゥヴロクニクを目指すこともできます。
実はドゥブロヴニクはクロアチアの飛び地!なので、途中一度ボスニア・ヘルツェゴビナに入国し、バスの中でパスポートチェックがあります!!
空港から旧市街まではバスで40分。旧市街のピレ門前かケーブルカーのチケット売り場前から乗降できます。
また、ザグレブやスプリトからの長距離バスは街の外れにあるバスターミナルに到着します。旧市街までは、ローカルバスに乗って約15分ほど。タクシーだとかなり割高になるので、移動はローカルバスがオススメです!
旧市街から離れたホテルに泊まっても、このローカルバスで夜遅くまで行き来できますので超便利!
他にもこんな魅力があるクロアチア!
ザグレブ Zagreb
大統領府や裁判所などが集まった政治的中心部に可愛らしい屋根が特徴の聖マルコ教会があります。色使いがなんとも言えない。
世界一短いケーブルカー。見てびっくり!歩いた方が早い超スロー。ご老人への優しさでしょうか。
街並みが古く、だけど味のある雰囲気が漂う首都。暗いイメージだったけどフォトジェニックな街並みを楽しむことができます。
スプリト Split
3世紀にローマ皇帝ディオクレティアヌスが建設した宮殿を巡る港町。海産物も豊富で多くの観光客で賑わいます。銀の門と呼ばれる入り口から中へ入ると中世そのままの街並みを歩くことができます。
白い大理石で宮殿全体ができており、裸足で歩くとなお気持ちがいい。純白に身を包んだ大聖堂は存在感を示していました。
ヨーロッパ旅行のオプションに加えてみるのもいいかもしれませんね!楽しい旅になりますように!