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このまとめ記事の目次

⑰インティ・ライミ / ペルー

次にご紹介するのは、インカの伝統行事、ペルーの「インティ・ライミ」です。インティ・ライミとは太陽の祭という意味で、かつてペルーやチリの地域を治めていたインカ帝国の宗教的儀式です。スペインに支配されていた500年間は開催が禁止されていましたが、その伝統はずっと受け継がれ1944年に復活しました。
祭りは当日の1週間前から開催され、地元の人々によるパレードや楽器演奏が行われます。当日は太陽の神殿で祭りの開始を宣言する儀式が行われてから、インカ帝国皇帝を先頭にパレードが開始されます。鮮やかな民族衣装に身を包んだ行列が伝統の音楽とともに行進するのを見れば、インカ時代にタイムスリップしたような気分になれそうですよね。

詳細情報

インティ・ライミ(Inti Raymi)
場所:ペルー クスコ
日時:毎年6月24日

⑱リオのカーニバル / ブラジル

世界の派手なお祭りといえば「リオのカーニバル」を思いつく人も多いはず。この熱狂的で大掛かりな祭典はブラジルの観光の目玉として世界的に有名です。元々カーニバルとはキリスト教の節食期間前の食べ納めをするお祭りですが、それにアフリカ系の人々が生み出したサンバが組み合わされて独自のユニークなカーニバルになっています。
カーニバル期間中は街中が熱気に包まれ、あちこちでストリートパフォーマンスやパレードが開催されます。メインは、サンボドロモでのコンテストが行われるパレードです。参加者たちはこの日のコンテストのために1年かけて準備をしています。そのド派手で熱狂的なパレードは一目見たら圧倒されること間違いなし。日本からは遠く、治安などの心配な点はありますが、人生で一度は見る価値のあるお祭りです。

詳細情報

リオのカーニバル(Carnaval de Rio de Janeiro)
場所:ブラジル リオ・デ・ジャネイロ
日時:毎年イースターの40日前までの4日間(2月〜3月初旬頃)

⑲アルバカーキ国際バルーンフィエスタ / アメリカ

次にご紹介するのは、カラフルで大小様々な形のバルーンが飛ぶ「アルバカーキ国際バルーンフィエスタ」です。色鮮やかでポップなバルーンが空を埋め尽くす幻想的な光景を一目見ようと毎年多くの観客が集まります。フェスティバル期間中はコンサートや花火などのイベントも開催される他、気球の体験乗船もできます。
このフェスティバルの特徴は、丸い気球ばかりではないということ。開催期間9日間のうち2日間はスペシャル・シェイプ・ロデオと呼ばれ、奇想天外な形の気球が上がり観客を楽しませます。また、日が沈んだ頃は気球をバーナーでライトアップさせるバルーン・グロウズというイベントも行われ昼間とは一味違った幻想的な光景を見ることができますよ。

詳細情報

アルバカーキ国際バルーンフィエスタ(Albuquerque International Balloon Fiesta)
場所:アメリカ ニューメキシコ州 アルバカーキ
日時:毎年10月第一土曜日から第二日曜日

⑳バーニングマンフェスティバル / アメリカ

最後にご紹介するのは、アメリカの少し変わったお祭り「バーニングマンフェスティバル」です。音楽とアートの祭典ではあるのですが、バーニングマンフェスティバルには「NO SPECTATOR(傍観者であるな)」という合言葉があり、参加者一人一人が好きなことをして作り上げる祭りなのです。期間中に売買行為は行われず、外部から遮断された広大な砂漠の敷地の中で参加者は一週間思い思いに自由な時間を過ごします。
そして最後の二日間にテンプルと呼ばれる建物と「The Man」と呼ばれる会場のシンボルを燃やして祭りは終わりを迎えます。とにかく何でもありの破茶滅茶さですが、祭りの参加者たちが原始的に共同生活をするという現代世界からは離れた理想郷がこの祭りの期間だけ現れるのです。ヒッピーで自由なアメリカならではのイベント、一度参加すれば得られるものは大きい!?

詳細情報

バーニングマンフェスティバル(Burning Man Festival)
場所:アメリカ ネバダ州 ブラックロック砂漠
日時:毎年8月最終月曜日から9月第一月曜日

勇気を出して、参加する…?

世界には、日本では体験できないような、カラフルでポップでクレイジーなお祭りがあらゆるところで開催されています。一度参加すれば新しい世界が見えてくるかも!是非勇気を出して行ってみては?ただし、危険なお祭りもあるのでくれぐれも気をつけて!

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