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癒され度120%!世界遺産「蘇州古典園林」の魅力とは

中国の蘇州市はご存じですか? 東洋のヴェネツィアと呼ばれるほど美しい運河での観光に定評がありますが、ユネスコの世界遺産に指定された9つもの庭園を有する街でもあります。今回は、その9つの庭園すべてをご紹介。まだ観光客の少ない穴場庭園もこっそり教えちゃいます!

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このまとめ記事の目次

蘇州古典園林って知ってる?

「蘇州古典園林」って知っていますか?

蘇州古典園林とは、中国江蘇省蘇州市にある庭園の総称で、拙政園、留園、獅子林、滄浪亭、網師園、耦園、芸園、退思園、環秀山荘という9つの庭がユネスコの世界遺産として登録されています。

ちなみに中国には文人が自らの世界観を表現して作った名庭園が多くありますが、その中で最も有名なのが北京の頣和園と河北省承徳市の避暑山荘。そして蘇州の拙政園と留園の四つの庭園が合わせて「中国四大名園」と呼ばれています。
ぜひ見に行きたい!と思っても、有名な庭園に多数の観光客はつきもの。できれば、静かにゆっくり鑑賞して、人の写り込まない素敵な写真も撮って帰りたい!という方のために今回は、蘇州古典園林の中でも穴場の2庭園から先にご紹介していきます。

①▷環秀山荘(环秀山荘)※穴場庭園

はじめにご紹介するのは「環秀山荘」。ここは蘇州の手仕事の粋としてよく知られる「蘇州刺繍」の研究所が中にある珍しい庭園なんです。決して派手さはないものの、その丁寧な設計と計算された組み合わせから斬新で味のある庭園となっています。
入口を抜けると中央に大きな古木2本のある小庭園が。その先の回廊を抜けると竹林。一気に異世界へといざなわれます。
官僚の私邸として作られた環秀山荘の最初の建屋。客人をもてなすために主人がこだわり選び抜いたと思われる家具や、建物の細部にまでこだわりを感じる細工に魅了されます。
環秀山荘を抜けてさらに進むと、今度は大きな「太湖石」が姿を表します。太湖石とは蘇州の太湖周辺の丘陵から切り出される穴の多い奇石で、環秀山荘のそれは庭全体に、とても印象的な重みをもたらしています。
さらに、その奥には蘇州刺繍研究所があり、人間国宝級の蘇州技師の女性たちが1針1針刺繍を刺すところを見学することができます。

蘇州刺繍は実際に目の当たりにすると、一般的にイメージされる刺繍とはまったくの別もの。細糸から作り出される繊細で芸術的な作品に驚くこと間違いなしです。
見てください!この1糸1糸の細かさと、糸だけで表現する絵の繊細さ、色、グラデーション。しかも蘇州刺繍は、裏側から見ても結び目などない絵として完成しているのです。ちなみに直売所もあるので、刺繍のおみやげを買うことも。庭園と合わせて、是非、刺繍の世界にも酔いしれてくださいね。

見てください!この1糸1糸の細かさと、糸だけで表現する絵の繊細さ、色、グラデーション。しかも蘇州刺繍は、裏側から見ても結び目などない絵として完成しているのです。

ちなみに直売所もあるので、刺繍のおみやげを買うことも。庭園と合わせて、是非、刺繍の世界にも酔いしれてくださいね。

中国 Jiangsu, Suzhou, Gusu, Jingde Rd, China

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②▷芸園(艺圃)※穴場庭園

続いておすすめする穴場庭園は「芸園」です。蘇州に行ったことがある方でも聞いたことがないかも知れませんが、知る人ぞ知る、穴場的な世界遺産の庭園なんです。
芸園までは住宅街の中を、手書きで書かれた案内を通っていきます。道も狭いため車で行くことはできません。しかし、だからこそ現地の方々がごはんを食べていたり、洗濯物を干していたり、猫がのんびりと寝ていたり。その場の空気感を楽しみながら向かえることも、この庭園の魅力と言えます。

芸園までは住宅街の中を、手書きで書かれた案内を通っていきます。道も狭いため車で行くことはできません。しかし、だからこそ現地の方々がごはんを食べていたり、洗濯物を干していたり、猫がのんびりと寝ていたり。その場の空気感を楽しみながら向かえることも、この庭園の魅力と言えます。

突如としてあらわれる芸園の入口。まさかこんなところに世界遺産が?!という驚きがあります。観光客も少なく、とても静かな環境。
門をくぐるとふっと雰囲気が変わり、ちょっと不思議の国へつながっていそうな通路を通ります。
通路を抜けると、そこには入口からは全く想像がつかぬほどの広い空間が。池に浮かぶ乳魚亭(右建物)と現在は茶室として使われている平屋(左建物)が目に飛び込んできます。
こちらは、乳魚亭から見た景色。左側にある岩の山は太湖石を積み上げて作られた空間になります。中国の庭園の特徴の一つは、自然造形物と人工的に作られたものとのこうした融合の美しさ。そして、水辺を中心に張られた回廊を渡り、見る角度によって移りかわる景色や水に移る造形物の幽玄さを楽しむところにも面白みがあると言われています。

こちらは、乳魚亭から見た景色。左側にある岩の山は太湖石を積み上げて作られた空間になります。

中国の庭園の特徴の一つは、自然造形物と人工的に作られたものとのこうした融合の美しさ。そして、水辺を中心に張られた回廊を渡り、見る角度によって移りかわる景色や水に移る造形物の幽玄さを楽しむところにも面白みがあると言われています。

庭園内の茶室ではお茶をいただくことも。美しい庭を愛でながら、のんびりお茶と会話を楽しむ時間が最高です。

庭園内の茶室ではお茶をいただくことも。美しい庭を愛でながら、のんびりお茶と会話を楽しむ時間が最高です。

中華人民共和国 Jiangsu Sheng, Suzhou Shi, China

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③▷拙政園(拙政园)

変わってこちらは、中国四大名園の1つでもある「拙政園」。「中国私家園林の最高傑作」とも言われ、多くの観光客が訪れ賑やかですが、やはり一度は見ておきたい庭園の一つ。

5万2000㎡と広大な園内は、中園、西園、東園と住居部分に大きく分けられます。

拙政園の主な景区となる中園は、池を中心に配した中国庭園の定番的なつくり。西園はもともとは「補園」で、緻密な構成と池ぎわに建つ亭閣が特徴。東園は平らな丘、松、竹やぶなどを配した明るく清々しい空間になっています。また住居は典型的な蘇州民居で、いまは園林博物館の展示ホールとなっています。
四季折々いつも美しい場所ですが、特に評判なのが雪の拙政園。なかなかタイミングが難しいですが、タイミングが合えばこんな美しい景色に出会えます。

④▷留園(留园)

拙政園と並び、蘇州にある中国四大名園の1つが、こちらの「留園」。構成が緻密で、高雅な風格をもち、景観が変化に富んでいることから「呉中第一の名園」と言われています。

拙政園と並び、蘇州にある中国四大名園の1つが、こちらの「留園」。構成が緻密で、高雅な風格をもち、景観が変化に富んでいることから「呉中第一の名園」と言われています。

この庭園は住居と祠堂、家庵、園林が一体化している、いわゆる「私家園林」と呼ばれるスタイル。池の水は澄んで静寂の気を漂わせ、そのまわりを築山(つきやま、人工的に作られた山のこと)が囲み古木がそびえ、季節おりおりの花が目を楽しませてくれます。

この庭園は住居と祠堂、家庵、園林が一体化している、いわゆる「私家園林」と呼ばれるスタイル。

池の水は澄んで静寂の気を漂わせ、そのまわりを築山(つきやま、人工的に作られた山のこと)が囲み古木がそびえ、季節おりおりの花が目を楽しませてくれます。

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