世界にはまだ見ぬ絶景がたくさん存在しています。そんな広い世界に好奇心と冒険心を抱き、旅をする人も多いですよね。

筆者もその一人。もちろん日本にも美しい景色や人、食べ物が溢れていますが、時にはまだ見ぬ世界の絶景を見に行きたくなってしまうものです。

今回は世界を旅したくなったあなたに贈る、南米の美しすぎる絶景スポットをご紹介します。こんな景色、人生で一度でいいから行ってみたい！と思うはず。それでは、ご覧あれ。

今回紹介するのは、南米アルゼンチンとチリの両国に跨るパタゴニアに位置するヘネラル・カレーラ湖（ブエノスアイレス湖）に隠された絶景。その名も「マーブルカテドラル」です。

この「マーブルカテドラル」が存在するヘネラル・カレーラ湖（ブエノスアイレス湖）はまるで絵の具を流したかのような、くっきりとしたターコイズブルーが特徴的な美しい湖。これだけでも満足してしまいそうな美しさですよね。

しかしそんな美しい湖の中に、青白く輝く湖の反射を受けたマーブル模様の美しい洞窟が。それがここ「マーブルカテドラル」なのです。

この「マーブルカテドラル」は、まさに現実とかけ離れた景色。まるでCGの世界にいるかのような、信じられないほど美しい景色を誇っています。

この「マーブルカテドラル」は大理石でできており、石灰岩質の壁面が湖水に侵食されてできあがったものなんだとか。そしてこの美しい湖の色は石灰質の水と底が白いため乳白色をした青色に見えるというから驚きです！

この「マーブルカテドラル」はパタゴニアで最も美しい場所と言われているほど。気候が良い日はマスやサケ釣りのスポットとしても人気なのだそうですよ！

ここ「マーブルカテドラル」までは、飛行機でアルゼンチンまで行った後エルチャルテンという街まで向かい、バスを乗り継いでアルゼンチンとチリの国境の街ロス・アンティゴスからチレチコへ。そしてチレチコからバスで「プエルト・リオ・トランキーロ」という場所を目指してください。

ここプエルト・リオ・トランキーロから「マーブルカテドラル」へは現地で小型船ツアーがあるようなので、そのツアーに申し込んで訪れることができます。日本からは大変長旅になると思いますが、こんな美しい絶景を目にしたら今までの苦労なんて全て吹っ飛んでしまいそうですね。

しかしながら懸念点も。ここ「マーブルカテドラル」では現在湖に5つの水力発電所を作る計画が上がっており、それによる生態系の破壊や環境破壊が心配されているのだそう。ずっとこの美しい景色が保たれることを願います。

いかがでしたか？南米屈指の秘境スポットに存在する「マーブルカテドラル」。CGのような世界を生み出している絶景、機会があれば是非見に行ってみてくださいね。