飲むだけじゃもったいない!知る人ぞ知る京都の絶景「茶畑」7選

お茶が中国から日本に伝えられて以降、京都府南部山城地域は、約800年間にわたりお茶の生産技術を向上させるとともに、独特で美しい茶畑を優良な状態で守ってきた日本で唯一の場所でもあります。お茶は飲んで味わうだけでなく、茶畑の緩やかに広がる景観も魅力!パッチワークのように畝が巡り、黄緑に輝く茶畑はまさに絶景!今回は日本茶を代表する抹茶・煎茶・玉露発祥の地でもある京都府南部山城地域の茶畑を紹介します。

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このまとめ記事の目次

①和束町(原山)

原山の茶畑は山の斜面地に広がり、山の中腹から麓まで延々と茶畑が続きます!

まずはじめに紹介するのが、和束(わづか)町原山。800年前の鎌倉時代に初めて和束にお茶が植えられたのがこの原山の集落だと言われ、茶業興隆の祖とされる明圭上人からお茶の種をわけてもらった海住山寺の慈心上人により栽培されたと言われています。和束は周囲を山々に囲まれた盆地の地形であり、冷涼な空気と昼夜間の温度差が大きいことが茶の栽培に適しており、また霧が立ちやすく、この霧が茶葉をやさしく包み、自然が遮光を助けてお茶の旨味を引き出すことも茶の栽培が盛んになった要因とされています!

新茶の時期は茶葉が黄緑色に輝き、キラキラした表情を見せてくれます!

茶畑の合間に所々残る木々や鎮守の森が、田舎らしさを引き立てます!
一本杉と緑の絨毯♪
原山には後醍醐天皇が鷲峰山から笠置に逃れる途中、原山の養治で養生したと伝えられている「養生の芝」という場所もあります。山間の緩やかな斜面地に茶畑の畝が並び、あたり一面が緑の絨毯を敷き詰めたような景色が広がります!
原山を代表する茶畑景観と言えば、この「円形茶園」!谷間の地形を利用して畝を巡らせたこの茶園は、アートそのもの!綺麗な円弧を描いた茶畑が段々に連なっています!

和束町原山

京都府相楽郡和束町原山

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3.00 00

②和束町(石寺)

和束町で一番有名なのが、この「石寺の茶畑」。京都府の景観資産第1号にも指定され、さまざまなお茶のPRにこの茶畑の写真が使われています。最寄りのバス停から坂道を登って行き、曲がった先に視界が広がり、一気にこの景色が飛び込んできます♪初めて観た時は茶畑のスケールの大きさに感動します!和束の茶畑の中で車でアクセスできる数少ない場所でもあります!
山の頂上まで茶畑が広がり、まさにお茶の山といった感じ!観ているだけでお茶が飲みたくなります!
茶畑は思っていいる以上に急勾配な場所に作られています。近くで観ると迫力のある茶畑の景色が広がります!
石寺には景観資産に指定された茶畑以外にも素晴らしい茶畑の景色がたくさんあります!ブラブラ散策しながら自分の好きな茶畑を見つけてみるのもいいかもしれません。

石寺の茶畑

京都府相楽郡和束町石寺丸塚82

3.10 020

③和束町(白栖)

個人的にお勧めの茶畑エリアです!和束町の中でもあまり認知度はありませんが、里山の山際の道を抜けると、山の稜線に沿って、畝が巡る茶畑の景色が広がります!
古民家と茶畑が一体となった生業の景観が特徴です!

④和束町(釜塚)

こちらも京都府の景観資産に登録されている「釜塚の茶畑」。釜塚山の茶畑は、なんと傾斜地を人がすべて手鍬で開墾し、拡げたものだそうです。丸い山が重なり可愛い感じ茶畑になっています!
釜塚の茶畑は和束町の中心から歩いて15分ぐらいでいけるので比較的アクセスはしやすいです!ここも茶畑と民家が隣合わせにある生業の景観が特徴で、茶畑と田んぼのコラボも見られます!

茶畑(山)

京都府相楽郡和束町釜塚

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⑤南山城村

和束町の次は京都府唯一の村である南山城村の茶畑を紹介します!南山城村では明治以降における宇治茶の生産の歴史と独特の風土が織りなす茶畑景観が広がります。南山城村高尾では、縦畝の茶畑景観が特徴で、大空へ向かった駆け上がるように茶畑の畝が延びていきます!山中に山なりに開墾された緩勾配の茶畑が点在し、それらを縫うように畝が縦断する様は、和束の茶畑とは違った表情を見せてくれます♪

もじゃ子の茶畑2号

京都府相楽郡南山城村高尾

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山の起伏に合わせて縦畝の茶畑が広がります!

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