砂漠のルーブルと呼ばれる岩窟絵の宝庫、死ぬまでに絶対行きたい世界遺産ツォディロ・ヒルズ

南部アフリカ ボツワナの世界遺産は2つ。オカバンゴともう一つはツォディロ・ヒルズです。岩窟絵自体は南部アフリカでは多数発見されており、珍しいものではありません。ツォディロが他と違うのは、圧倒的な絵の密集率です。歩いてまわれる範囲に多くの絵がのこされており見応えがあります。

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このまとめ記事の目次

ツォディロ・ヒルズとは

ツォディロ・ヒルズはボツワナの北西部の平野にある岩山で
南部アフリカの狩猟採集民ブッシュマンが描いたとされる壁画がある場所です。

わずか10キロ四方に4500以上の岩絵が密集しており、
この点、他のアフリカの岩絵群の中でも飛び抜けています。
鮮やかなの岩絵群はその芸術的・文化的価値が認められ
2001年に世界遺産に登録されました。

夕日を浴びて黄金色に染まるツォディロ・ヒルズ

歩いてまわれる範囲に壁画が密集している

ツォディロの最大の魅力は壁画の密集率です。
徒歩でまわれる範囲に壁画が多数あるため
ちょっとしたトレッキングしながらまわれるのが特徴です。

かなり高い位置に絵が描かれていることも多いです。描かれた当時より岩山自体が隆起したためだという説もあります。

この左上、まさかのライオンだそうで 笑 ゆるいですね。描かれた当時、ライオンはそうそう見れるものじゃないし、恐ろしい生き物。直視することなんてほとんどなかったんでしょうね。

ガイドはサン族(ブッシュマン、狩猟採集民族)の末裔

こちらのガイドはツォディロ・ヒルズのふもとにあるツォディロ村に住むおじさん。
ボツワナ国立博物館が村人をガイドとして雇っています。

彼は父から代々、絵の意味を語り継がれていたそうです。
この方はやはりサン族、ブッシュマンで
この絵を描いたのは彼の先祖だと言う事になります。
写真は岩場にある洞窟で撮影してます。
ここはどうやら、彼らの家だったそうで、
奥には子供を隠す為の2階部分があります。

こちらはゲーム台です。

博物館のガイドメニュー

ツォディロ・ヒルズはボツワナ国立博物館の管理下にあります。
(世界遺産に登録される場所は、管理体制が保てることも一つの条件です)

上記のようなガイドが常駐しているので、訪問の際は博物館をまず訪れ
ガイドツアーを依頼します。

メニューは下記です
ライノ・トレイル(壁画ツアー)
ライオン・トレイル(壁画ツアー)
クリフ・トレイル(壁画ツアー)
メイル・ヒル登頂(トレッキング)

オススメはライノ・トレイルで、大体の人はこれをまわると思います。

ツォディロ・ヒルズへ旅行するには

1)マウン(maun)からツアーを手配する
2)シャカウェーのロッジのアクティビティを利用する
3)セルフドライブ&キャンプで行く

国道から30kmほどオフロードとなり、公共の交通機関がこの通りにないため
上記のような対応になります。

詳しくはボツワナ情報サイトGAPE(ハーペ)をご覧ください。

Tsodilo Hills (World Heritage Site)

Tsodilo Hills (World Heritage Site), Botswana

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

HiromiAme2014-2017ボツワナ国立博物館、2017-現在はパラオ国際サンゴ礁センターのデザイナー

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