日本最古の網走刑務所に入ってみた!こんな場所もう懲り懲りです…

日本一過酷で、脱獄が難しいとされた北海道の網走(あばしり)刑務所。「網走といえば刑務所」というイメージを持っている方も多いはずです。今回は網走出身の筆者が「網走監獄に入ってみる」面白さをお伝えします!なかなか見ることができない光景を目の当たりにしましょう!

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このまとめ記事の目次

刑務所のまち?網走(あばしり)

札幌市からは特急電車で約6時間のオホーツク海に面した港町の網走。北海道の北端、日本の端といってもいい場所にあり、現在のように鉄道や空路の整備が進む前は、大自然とアイヌ文化が色濃く残る辺境の地でした。
神秘的な流氷でも有名な街。クリオネやアザラシ、シャチなど、北の海ならではの動物たちにも出会えます。また、いかにも北海道らしい自然に溢れた景色も網走に!でもこの街、もう一つあるもので有名なんです。
それはこちらの「網走刑務所」。網走といえば網走刑務所というイメージが強い方も多いハズです。少し昔に網走刑務所を舞台にした映画やドラマが人気を博したため、このイメージが定着したのかもしれませんね。

網走監獄に入るには...

日本一厳しいといわれる網走刑務所。そんな網走の中の様子や、これまでの歴史などを知ることができるのがこの「博物館 網走監獄」。これは実際に刑務所として使用されていた建物をそのまま博物館として保存・公開している「本物の監獄」なんです。(現在の網走刑務所は移設されています。)

脱獄王も泣いた日本一の刑務所

館内にはリアルな蝋人形などを用いて、当時の囚人の生活の様子などがリアルに再現されています。日本一脱獄が難しいと言われた網走刑務所には、脱獄を繰り返す囚人が運ばれてきましたが、その様子についても学ぶことができます。
もう一人の脱獄王、通称「五寸釘の寅吉」。秋田の刑務所脱獄を企てましたが、逃走中に足に五寸釘を踏み抜いてしまい、仕方なくそのまま12kmも走り続けたといいます。その後北海道に移された寅吉はその痛々しい体験に懲りたのか模範囚となりました。

ご当地グルメ「監獄食」で監獄体験も!

当時の食事風景も蝋人形の再現により見ることができます。広い博物館敷地内を歩いてるとお腹もすきますよね。せっかくなら、彼らと一緒にご飯を食べたいですよね?こちらでは実際に網走刑務所で食べられているものを再現した食事を堪能できるんです。
残念ながら、現在旧二見ケ岡農場 食堂棟は休業中のため、監獄食堂のみ利用可能です。同じ監獄食がいただけるのでご安心を。気になる献立ですが、一汁三菜の栄養バランスにも優れた美味しい食事です。

網走監獄にいってみよう!

いかがでしたか?日本一の刑務所と呼ばれ、現在もその名を知られる網走刑務所。そして刑務所での生活を体験できる「博物館 網走監獄」。なかなかできない貴重な体験だからこそ、今度北海道に行く際は是非訪れてみたいスポットです。
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【北海道】当時の囚人の過酷な生活を知れる‼️博物館網走監獄

極寒の地網走にある博物館網走監獄は、明治時代から実際に使われてきた建物が保存されています。特に有名な舎房及び中央見張所では実際に独居棒の中に入ることができます。他にも囚人の生活をわかりやすく説明されています。 お食事処もあり、当時の囚人に出された料理を再現した監獄食を食べることができます。 館内はとても広く、屋外のエリアも含めて全て回るのに2時間かかりました。ゆっくり見て回るなら3時間以上必要かもしれません。 入館料金は大人1,500円です。しかし今回は網走市内に泊まったホテルに割引券があったので1割引の1,350円で利用することができました。また、WEBでも購入することができるそうです。 もしお時間に余裕があるなら博物館網走監獄に行かれるついでに本物の網走刑務所に行くことをお勧めします。実際に現在でも使われている刑務所で、もちろん中に入ることはできませんが、博物館網走監獄にあるいくつかの施設を本物の形で見ることができます。正門から横に並ぶれんが造りの壁や網走川は、実際にこの場所に行った方がわかりやすく、いかに脱獄が出来ないようさまざまな仕組みがあったことを理解することができます。 博物館網走監獄と網走刑務所、どちらも土地の歴史を知るという意味でもとても参考になったのでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

ziba-nyanオホーツク出身の大学生。島・海・猫・映画が大好物。

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