多くの観光客が訪れる欧州の中でも特に美しいイメージがある観光大国のフランスは日本人にとっても人気の高い観光地となっています。今年の旅行シーズンにフランスに行こうと考えている人も多いのではないでしょうか？今回はそんなフランスへの旅行を考えている方に事前に知っておくべきフランスに関しての情報について紹介します。

フランスにはエッフェル塔やルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿など多くの観光名所が存在します。しかし、その美しいモニュメントの裏で大きなトラブルが発生しています。それは、だましや引ったくりなどのトラブルで多くの観光客をターゲットとした犯行になっています。ミサンガを無理やり観光客の腕に巻きつけ高額な値段を請求されることもあります。観光名所では辺りに注意を払いながら楽しい時間を過ごしてください。

TGVはフランス版の新幹線でフランス全土への移動を可能にします。日本人がこのTGVに乗る際注意するべき点があります。それは、「列車が駅に近づくまで到着のホームが特定されない」ことです。日本の新幹線であればチケットを購入の際には乗車のホームは確定されていますがフランスのTGVはそうではありません。列車の到着時間が近づいてきたら電光掲示板に向かい列車番号を確認して乗る列車のホームを確かめてください。

TGVへの乗車時の注意点をもう一つです。TGVに乗る際は乗車券への打刻をしておかなければ最悪罰金を課される可能性があります。チケットは乗車前に上記の写真に写っているような「黄色い打刻機」がありますので乗車券を差し込み打刻を必ず行ってください。

旅行の際どうしても公共交通機関を使用しての移動が多くなりますよね。特にパリで気をつけてもらいたいのが悪質なスリです。パリの地下鉄の中はヒッタクリ犯の巣窟と言われています。ズボンの後ろポケットには貴重品を入れず、バッグは常に胸前に置いておくように警戒をしておきましょう。

街を観光中に急にトイレに行きたくなることってありますよね。フランスのトイレには秘密がいくつか存在します。一つは街に点在しているトイレはほとんど有料となっています。指定金額をコイン投入口に入れ込むとドアが開く仕組みになっています。もう一つはトイレに使用時間が設けられていることです。指定された時間が経過するとトイレの中の電気が消える仕組みになっています。「トイレくらい落ち着いてさせてくれよ」と思う方もいますが郷に入っては郷に従うように頑張ってください。

みなさんいかがでしたか？楽しい旅行を過ごすためにも今回紹介させていただいた注意点を踏まえて楽しい旅行にしてください。国が異なるとルールにも変化があるのでフランス以外の国に旅行に行く際もその国のマナーやルールを予習してから食べに出かけてみてはいかがでしょうか？