空海の“パワー入り巨木”がすごい!四国八十八箇所霊場『浄瑠璃寺』

松山市から少し離れた浄瑠璃町にある浄瑠璃寺は、和銅元年(708)に行基が白樺の木で本尊の薬師如来を彫って祀ったのがはじめと伝えられる『四国八十八箇所霊場』の第四十六番札所です。樹齢千年といわれる巨木や、ご利益の石が参拝客に人気の寺、医王山 養珠院浄瑠璃寺をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

医王山 養珠院 浄瑠璃寺

四国八十八箇所霊場・第四十六番札所『浄瑠璃寺』は、松山市から少し離れた浄瑠璃町にある木々の緑豊かな静かな寺院です。和銅元年(708)にこの地へ布教に訪れた行基が堂宇を建立したのが浄瑠璃寺の始まりとされています。

四国八十八箇所霊場第四十六番札所

浄瑠璃寺の山門の途中には、郷土松山出身の俳人・正岡子規が浄瑠璃寺を詠んだ『永き日や、衛門三郎 浄瑠璃寺』の句碑が建っています。衛門三郎とは、お遍路巡りを最初に始めた“四国遍路の開祖”といわれる人で、弘法大使にまつわる感動のエピソードが語り継がれています。

たのしい『御利益の石』いろいろ

『御利益のよろず屋』といわれる浄瑠璃寺の参道には、疲れたお遍路さんを和ませてくれるような縁起物がたくさん置かれています。お釈迦様の両手を象った『仏手石』に手を重ねれば智恵を授かり、『仏足石』では交通安全と健康を祈ります。『仏手華判』は仏さまの指紋だそうです。

四季の花木

浄瑠璃寺のイブキビャクシンの木は樹齢千年を超えるといわれる大木で、弘法大使によって加持(パワー注入)されたものといわれます。松山市の天然記念物に指定されています。木の下に祀られた可愛い“籾(もみ)大師”は、豊作、延命にご利益があるといわれ、参拝客に人気です。

弁天池の蓮の花

浄瑠璃寺は色とりどり18種類の蓮の花が見られることでも有名です。泥から生まれて美しい花を咲かせる蓮の花は仏教の象徴といわれますが、何とも言えない良い香りも極楽そのもので、実はひとつ食べると寿命が6年延びるそうです。蓮の見ごろは初夏からで、午前中がおすすめです。

浄瑠璃寺へのアクセス

【所在地】愛媛県松山市浄瑠璃町282
【電話番号】089-963-0279
【交通アクセス】松山駅からバスで40分。
いかがでしたか?美しい蓮池に癒される第46番札所『浄瑠璃寺』をご紹介しました。人の足の裏には、しあわせのスイッチがあるのだそうです。いちどお遍路巡りに挑戦してみませんか?松山へお出かけの際はぜひ参考になさってください。

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