山奥で誰にも知られず暮らしている伝説の「隠れ里」。大昔に戦に敗れた武士が逃げてきて、辿り着いた山奥でひっそり暮らしたとか山賊が住んでいた等の噂があります。そんな隠れ里、日本にも実在したんです!
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
隠れ里とは?
浦島太郎の物語で深海には「竜宮城」があったように、まだ誰にも知られていない村というのは人々の心をくすぐるもの。そんな夢にあふれる村ですが、実は日本にも実在するんです。
平家の落人伝説で有名な「五家荘」(熊本)
熊本県八代市にある「五家荘」。壇ノ浦の戦いで敗れた兵士が逃げてきてひっそり暮らしたという伝説があります。山賊が住む山深く野中の5つの窪地に家を建てたから五家荘とのこと。
そんな五家荘ですが今では樅木吊り橋もあり、九州屈指の紅葉スポットです。
悲恋物語の舞台となった「椎葉」(宮崎県)
こちらも壇ノ浦の戦いで敗れた兵士が逃げてきたことで有名な村。険しい山道の中にポツリと佇む集落があります。
源氏である那須与一の弟と、平氏の鶴富姫のせつない物語が残されています。
大歩危・小歩危で有名になった「祖谷」(徳島県)
平家が流れつき、再興の望みを託したという「平家伝説」が残るこの「祖谷」。
祖谷は山の中に位置し、家も隠れるように建てられているとか?
ただ斜面に建てられているので、朝日や夕日の昇る様子は絶景だそう。
そんな祖谷ですが、現在では大歩危・小歩危渓谷や祖谷温泉によって日本屈指の観光地となっています。時代の流れは面白いですね。
誰が住んでいたのかもわからない伝説の村「京丸」(静岡県)
そしてこの中で最もミステリアスで恐ろしいのがここ「京丸」です。
まずは場所から。
なんとGoogle Mapに出てきません。住所は静岡県浜松市(旧春野町)から行くのだそう。京丸山が背後にあり、どうやらその付近にあるとのこと。
徒歩で2時間の道のり・・・覚悟していかないとたどりつけないのがこの京丸の里です。ちょっとミステリアスですが、行ってみるのもいいかもしれません。もちろん遭難にはお気をつけて。
いかがでしたでしょうか?グーグルマップにより、かなりの精度で街が見られるようになりましたが、実はまだまだ知られていない街が日本のどこかの山奥にあるかもしれませんよ?