欲を捨てると願いが叶う!京都・八坂庚申堂が女性に人気の秘密とは

京都・東山にある歴史ある「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」というお寺をご存知ですか?実は今、このお寺が若い女性を中心にSNSで人気を集めているんです。京都に数あるお寺の中でもなぜここがそんなに人気なのかを今回は解説していきます。きっとあなたも着物で行きたくなるはずです。

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このまとめ記事の目次

「八坂庚申堂」って?読み方や歴史

「八坂庚申堂」は京都東山にあるお寺で、「やさかこうしんどう」と読みます。
正式名称は、「大黒山 金剛寺 庚申堂」。八坂庚申堂は、中国の信仰と日本の信仰が混ざった、日本独自の「庚申信仰」を日本で最初に始めたとされている立派なお寺です。
それにしても「八坂庚申堂」なぜこんなにも若い女性に人気なのでしょうか。休日は長い行列ができるほど。その理由をこれから解説していきます。

浴衣との相性が抜群!

人気の一番の理由が、カラフルな願掛けのお守り、「くくり猿」と着物の相性が抜群だからです。
近年、浴衣や着物をレンタルして京都の風情ある素敵な町並みを歩く旅行が人気です。
八坂庚申堂に大量にくくられている「くくり猿」を背景にすると、とても華やかな写真が撮れるため、若い女性がひっきりなしに訪れます。その人気は写真を撮りたい人で行列ができてしまうほど。
京都は古い建物が多く、町を歩いても落ち着いた色味が多いです。
そんな中でカラフルで華やかなこの場所は貴重なスポット。
拝観時間は9:00~17:00なので、その間に訪問してみてはいかがでしょうか。

願いが叶う?願掛けができる

八坂庚申堂では願いを持ち続けるのではなく、「欲を捨てる」と願いが叶うと言われています。
その欲を捨てるために使われるのが「くくり猿」。叶えてほしい願いをペンで書き込み、それを吊るすと願いが叶うと言われています。
そのため一見、お手玉のようにみえるすべての「くくり猿」には願い事が書いてあります。
この“くくり猿”、少し変わったカタチをしていると思いませんか?実はこれ、手足をくくられた猿
を表しているんです。これは、欲に走るものを戒めることを意味しており、欲を一つ我慢すると願いが叶うということを表しているんだそうですよ。
くくり猿は人気で売り切れることもしばしば、早めに行くのがおすすめです。

お土産もかわいい

八坂庚申堂の「かわいい」を買って帰れるのも魅力です。
「庚申信仰」では、猿は庚申の使いとされているので、あの有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の3匹の猿が八坂庚申堂内の境内のいたるところに隠れています。
三猿のお土産やグッズが充実しているので、思い出に買って帰ることも可能です。
そしてこの「くくり猿」も、お寺にくくらずに家に持って帰ることもできます。
家に飾っておくのも、思い出になっていいですね。御朱印もあるので、御朱印集めをしている方にもぴったりですよ。

京都旅行の思い出づくりは八坂庚申堂で

八坂庚申堂への公共機関の利用は、京都市バスを利用し「清水道」で下車するのが便利です。
下車後、五重塔を目印に歩き、赤いくくり猿が吊るされた塔ノ下商店街を登るとすぐ。京都駅からだと25分ほどあれば行くことができるので、ぜひ足を運んでみてください。
きっといい思い出になること間違いないですよ。

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