ニューヨーク・アッパーウエスト
アッパーウエストサイドはニューヨークでも屈指の高級住宅街です。セントラルパークを挟んで反対側には"ゴシップガール"など海外ドラマでも有名なアッパーイーストサイドがあり、落ち着いた雰囲気と芸術や大学などの教育機関が多いことから治安も良いです。
アッパーウエストサイドって、特に目立った観光スポットがないためわざわざ訪れる機会の少ない場所だと思うのですが、実は現地で暮らすような生活ができてとっても楽しいんですよ♪
例としては、庶民派から高級志向、オーガニックに強いスーパーまで幅広くブロードウェイ沿い付近に集中していたり、とにかく街の雰囲気が落ち着いている上、アッパーイーストほどお金持ちオーラが漂っているわけでもありません。
“Mille-Feuille Cafe”(ミルフィーユカフェ)とは
今回ご紹介するのはそんなアッパーウエストに位置する“ミルフィーユカフェ”。名前からして少し興味が湧きませんか?ブロードウェイ沿いの、パン屋さんやカフェが立ち並ぶ一角にそのカフェは現れます。
オーナーはもともとフランスでエンジニアとして働いていたオリバーさん。食への熱意が大きすぎて、なんと仕事を辞めパリの有名な“リッツホテル”で修行した後、ニューヨークで念願のお店を出します。2011年にそんな愛とこだわりの詰まったミルフィーユカフェは生まれました。
店内は白を基調におしゃれにまとめられています。イートインは席数がそれほど多くありませんが混んでいなければゆっくりと食事をすることができます。
フレッシュなスイーツに焼き菓子、パン、そして美味しいコーヒーが人気を呼び、過去にニューヨークタイムズやウォールストリートジャーナルに掲載された実績もあります。
フォトジェニックな内装がかわいい
店内はおしゃれでおいしそうな香りに満ちていますが、店名に負けないかわいい内装も魅力の1つです。そんなお店でインスタグラムのページに多く挙がる写真があるんです。
それがこちらのお店に飾られたネオンサイン。ふんわり色づくピンクがかわいいネオンです。天井からぶら下がる白い照明と白い壁と、ピンク色のネオンのコントラストがなんともおしゃれ。
ショーケースに綺麗に並べられた色鮮やかで美味しそうなスイーツたちも、写真映えと画力を兼ね備えていますね。
美味しすぎるスイーツ達
ミルフィーユ 5.9ドル
まずはミルフィーユカフェの名にふさわしくクリームたっぷりのミルフィーユから。アメリカではナポレオンと呼ばれるスイーツです。
生地は固めでクリームにはバニラビーンズが入ってます。食べづらいミルフィーユの正しい食べ方は、ケーキを横に倒してナイフとフォークで食べるのだそうです。食感と味がたまらない美味しさです。
フルーツタルト 5.9ドル
ニューヨークでも珍しい正真正銘のフランスのパティスリー。最高の原料にこだわってオーガニック製品を使用し、添加物や保存料は一切使っていないから繊細で素材の味が楽しめます。サクサクに焼き上げられたタルトの上に、季節のフルーツがのっていてとてもおいしいです。
ミルフィーユカフェで朝活しよう!
なぜミルフィーユカフェでの朝活がオススメかというと、アッパーウエストの朝はニューヨークの中でも特にすがすがしく気持ち良いと感じるから。
ミッドタウンのような騒がしさや急ぐ人々も少ないですし、ニューヨークの朝日を感じながら朝食にパンやペストリーを食べたら1日を気分良くスタートできそうです。ニューヨークに訪れた際は、ぜひここで素敵な朝をはじめてみては?