まるでかぐや姫の世界。京都の観光スポット「竹の径」が幻想的

日本を代表する観光スポットとして多くの人に愛さている街、京都。その郊外にまるで日本昔話のかぐや姫を思わせるような竹林がありました。その場所の名前は「竹の径」、地元の人からも観光客からも愛され、いま密かに話題を呼んでいるんです。今回はそんな「竹の径」の魅力を紹介していきます。

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このまとめ記事の目次

不動の人気観光地、京都。

京都と言えば日本の中でも屈指の人気を誇る観光地。日本人だけでなく外国人観光客もこぞって訪れ、表通りはいつも活気にあふれる一方で、裏路地は静寂と風情を保ち、その奥行きを感じる街の雰囲気に多くの人が虜になります。
昔ながらの質素な建屋と多くの自然に囲まれた京都は、もちろんその中心地以外にも多くの観光スポットが存在します。今回はそんな中から是非とも京都を訪れたら寄っていただきたい場所「竹の径」を紹介します。

かぐや姫の世界を彷彿させる「竹の径」とは

日本人には小さいころからから馴染みのある昔話「かぐや姫」。竹から生まれた女の子が成長して月に帰るまでを描いた物語となっていますが、このかぐや姫の世界を連想させるような竹林が京都にあると話題を集めています。その場所が京都府向日市にある「竹の径」です。こちらは良質な筍の産地として知られている向日市の北西部にある西ノ丘丘陵の竹林で、その景観を保全するために様々な種類の垣を作り、道を舗装することによって1.8kmの径を作りました。
この広大な土地に植えられているのがすべて竹だということには驚きです。竹は常緑なので通年で見ることができますし、その上四季によって周りの自然が姿を変えていくのでその折々に楽しむことができるのが特徴です。
「竹の径」には計8種類の竹垣が作られています。こちらは「竹穂垣」と呼ばれるもので、選別した竹の枝のボリュームを十分に生かした美しい作りになっており、「竹の径」で最も多く使われています。
またこちらは「寺戸垣」と言い、その名前は地元寺戸町に由来します。格子の間から見える竹林がまた違った趣となるよう、結び目の位置や格子の間隔に職人の技が生かされていて、このような竹垣が残り6種類もあるのでそれぞれを注意して見ているのも楽しめます。
こちらは市内外を問わずに竹林浴のスポットとして人気を集めていて、もっぱら散歩を楽しむ方が多いです。地元の方であればランニングやペットの散歩などにも訪れ、静寂に包まれた竹林の中で京の風情を感じ取ることができます。

「竹の径」が見せる様々な姿

こちらでは年に一度、「かぐやの夕べ」というイベントを開催しており、その際には竹の径にも様々な竹を使った行燈などが用意されてより幻想的な空間へと変貌します。観光のためというよりは地域の催しものといった風で非常に綺麗な夜景を楽しむことができます。
この様に秋になると竹林越しに紅葉を眺めることができたり、冬には竹垣に積もった雪を見ながら散歩をすることができるなどすべてのシーズンで楽しむことができるのがここ「竹の径」の特徴です。ちらっと寄ってみるなんてことも出来るので気軽に京の風情を感じられます。

アクセス

竹の径へのアクセスは決して良好とは言えませんが、それでも多くの方がその風景を見るために訪れます。電車を使う場合は阪急電鉄京都本線の東向日駅となりますが駅からはかなり歩くので車でのアクセスをおすすめします。入り口には看板も立っているので分かりやすいです。
この「竹の径」がここまで人気を高めることができたのは地域の努力によるものが大きいと言え、「全国遊歩百選」や「歩きたくなるみち500選」等に認定されたうえに「京都府景観資産」や「京都府文化的景観」に選定されたお墨付きの観光スポットとなっています。

「竹の径」で素敵な散歩を

京都の中心地からも少し離れた場所にあるこちらの「竹の径」に訪れれば、その幻想的な空間に心洗われ、日常から離れてリラックスできることは間違いありません。是非京都を訪れた際にはこちらにも寄ってみてください。

詳細情報

向日神社

京都府向日市向日町北山65

3.23 360
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