マッターホルンがきれいに見られるのは、アルプスで最も美しい村と言われるツェルマット。電気自動車以外の車は乗り入れが禁止されている、空気のきれいな村です。アクセスは列車でチューリッヒから約3時間半、ジュネーブから約4時間。500年以上も昔に建てられた古民家も残っており、昔ながらの風景が広がっています。

街並に合わせ、マクドナルドのファサードも可愛らしいですね。

ツェルマットは日本の都市と提携を結んでおり、日本人の観光客も多く訪れます。

スイスとイタリアの国境にそびえる標高4,478mの山、マッターホルン。「魔の山」と恐れられ、長年多くの登山者の挑戦を退けてきました。初登頂は1865年、イギリス人のウィンバーによって達成され、1923年には日本人の登山家も初登頂を果たしました。現在では、登山経験者であれば比較的手軽に登山を楽しめる4,000m級の山として人気となっています。

日の出とともにマッターホルンが山頂からだんだん赤く染まって行きます。その姿は圧巻！息を飲む美しさです。

その神々しい姿を見ようと、朝早くに多くの人々が訪れます。

太陽が昇るに連れて、その様子も刻々と変化して行きます。

一日のうち見られるのは、もちろん朝だけ。一時も目が離せない、まさに絶景です。

マッターホルン周辺にはハイキングコースがいろいろ。なかでもツェルマットから登山鉄道でゴルナーグラート展望台へ上り、山々を眺めながら下るコースが人気です。このコースの途中にあるリッフェル湖では、湖面に映る「逆さマッターホルン」が見られます！

ツェルマットからゴルナーグラート展望台へは、登山鉄道で約45分です。

山々を見ながらのハイキングは気分爽快！

しばらく進むと湖が見えてきます。

風のない晴れた日にしか見ることのできない絶景です。

いかがでしたか？魅力いっぱいのマッターホルン。朝焼けは言葉を失うほどの美しさです。スイス・アルプスの大自然を感じに、ぜひマッターホルンへ行ってみて下さい。