「コミケ」とは?
毎回50万人以上の参加者が日本だけでなく近年では世界各地からも訪れるため「世界最大規模の同人誌即売会」とも呼ばれています。
そこで初めて参加する際に「これだけは忘れずに覚えておいてほしい」ポイントを10個まとめました。
1.カタログは必ず買おう
ここに出店する全サークルの紹介やスペースの場所、注意事項などコミケに関する重要事項が掲載されているものです。
カタログには冊子版とDVD-ROM版がありアニメイトなどのアニメ関連ショップや大規模書店、最近ではAmazonなどでも購入できます。
2.お札は少なく、小銭を豊富に
サークルの方も用意はしているのですが基本的には小銭が不足しています。
そのためにも100円や500円を多めに用意しておきましょう。
お札も千円札のみな気持ちで。
1万円札での購入は終了間際ならともかく午前中ではほぼNG扱いになります。
3.日焼け対策・水分補給は忘れずに
また屋内は冬でも結構蒸し暑いです。
夏はもちろんのこと、冬でも日焼け対策や水分補給は忘れないようにしましょう。
脱ぎ着しやすい羽織る物を着ていくといいかもしれません。
4.動きやすい服装で
会場内ではひたすら動き回ることになります。
履きなれたスニーカー、動きやすいズボンやパンツ類で向かいましょう。
おしゃれは最低限のエチケット(匂い対策など)に気を使う程度で。
ハイヒールやクロックスは歩きづらかったり万が一踏んでしまった時のダメージなどを考えると履いてこない方がいいです。
5.トイレは早目早目の行動を
最も混雑する時間帯だと並び始めて30分以上経たないと用をたせないとも言われています。
ギリギリになる前に早目早目に、並んでも大丈夫な状態でトイレに向かいましょう。
6.コスプレイヤーを撮影するときは一声かけてから
クオリティの高いコスプレイヤーさんから面白いちょっと変わったコスプレイヤーさんまで幅広く参加されていますが、撮影するときは必ず一声かけてから撮りましょう。
無言で勝手に撮影すると盗撮と間違われる恐れがあります。
7.手提げ袋があると便利
また、紙製のため耐性が弱く破れてしまい帰り道に同人誌をバラ撒いてしまう方も・・・。
こういった事態を防ぐために布製の大きめの手提げ袋を1つ(たくさん買われる方は2つ)リュックに忍ばせておくと意外と便利です。
8.体調管理はしっかりと
それを夏の猛暑の時期や冬の極寒の時期に行うため、寝不足や体調を崩した状態で参加すると途中で倒れて救護室やそのまま病院へ運ばれてしまう事態になってしまいます。
参加前から身体を動かしたり汗をかくなど体調を整えて、前日はしっかり睡眠を取りましょう。
9.徹夜は厳禁
禁止事項のことは脇においたとしても、上で書いた体調を整えるための十分な睡眠はできませんし最近ではスタッフの整列技術の向上もあって徹夜組と始発組の差はほぼ無いに等しい状況となっています(10分前後くらい)。
また、徹夜組の前には出展サークル用のチケットによる優先の方もいるので徹夜によるメリットはほぼ皆無という状況です。
10.Suica・PASMOへのチャージは十分に
そのため駅で切符を買う余裕というのは無いに等しいので、SuicaやPASMOには事前にかなり余裕を持ってチャージをしておきましょう。
電車だけでなく都バスなども臨時便をバンバン出しているのでバスの乗車時にも利用できますし、中にはSuicaやPASMOを含めた電子マネーで同人誌を購入できるサークルもあります。
「お客様」ではなく「参加者」
サークルや企業は「お店」ではないですし購入者も「お客様」ではありません。
今回取り上げたチェックポイント以外にも「ここはこうした方がもっと楽しく参加できる」というものがあるので初心者の方も情報収集をこまめに行なった上で楽しいコミケになることを願っております。
また、このまとめが少しでもお役に立てたなら幸いです。