国王公認の「アルムデナ大聖堂」は建築的にも面白い!

スペインのマドリードにある「アルムデナ大聖堂」。マドリードといえば、王宮をはじめ、数々の観光スポットがありますよね!その中の一つ、「アルムデナ大聖堂」とはどのようなところなのでしょうか?詳しく見ていきましょう!

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このまとめ記事の目次

「アルムデナ大聖堂」とは?

スペインにはカトリック教会がたくさんあります。その中でもこの「アルムデナ大聖堂」は外観も立派ながら、内装にも凝った建物となっています。計画されてから、長い時間をかけて右往左往しながらなんとか完成した建物で、歴史的な建物でありながら、現代的な要素も兼ね備えている不思議な雰囲気を持っています。

豆知識①アルムデナ聖母へ捧げられたもの

アルムデナ大聖堂はマドリードの守護聖人であるアルムデナ聖母へ捧げられたものとされています。この計画が始まったのは、なんと16世紀まで遡ります。その目的はどのようなものだったのでしょうか?
スペイン国内ではその時代に内戦があったりして混乱していました。カトリックが禁じられた時代もあったようです。しかし、禁じられている中でも密かに信仰は続き、アルムダイナ村の信徒たちによって教会の建立が希望されました。
当時の王やカトリック協会の中でも認められ、実際に着工されたのは1800年代であり、完成は1993年と100年以上の長い年月をかけて作られたものです。そうやって長い時間がかかったことで、現代的な部分と歴史的な分部を兼ね備えたとても不思議な大聖堂となったようです。

豆知識②建築的にも面白い!

このアルムデナ大聖堂の外観はクラシカルな雰囲気、完成したのも1993年なので、とてもきれいな建物です。しかし、外観だけではなく、見てほしいのは内観です!時間がある方はぜひ入館をおすすめします。
内装はゴシック・リヴァイバル建築となっていて、モダンな雰囲気が感じとれます。現代芸術家によって作られた礼拝堂などは様々な様式が採用されていて、現代的なポップアートもあるようです。歴史的な要素と現代的な要素が入り混じった形ですね。
しかし、地下聖堂は16世紀当初のイメージとなっており、また異なった雰囲気ですね。細かく見ていくと、絵を見ているような美術館にいるような感覚にも陥るこの大聖堂。お近くに来られたらぜひ味わってもらいたい不思議な大聖堂です。

豆知識③スペイン現国王と王妃の挙式が行われた!

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教会といえば、結婚式などのめでたい席にもよく利用されていますが、元々当時の国王にも認められて建てられたこの「アルムデナ大聖堂」は、なんと、現国王と王妃の挙式が執り行われた非常に由緒正しき場所でもあるのです!
2004年、その当時のアウトゥリアス公フェリペ皇太子とレティシア妃の挙式が行われました。現在は国王フェリペ6世となられています。即位前より、国民の人気が高かった現国王の挙式はさぞかし注目されたことでしょう!
このようにマドリードだけではなくスペインにおいても、アルムデナ大聖堂は由緒正しき場所だと言えます。それを観光目的で拝めるのは、非常に名誉なことに思えてきませんか?国王に認められたこの大聖堂は一見の価値ありです!

併設の博物館や展望台もある!

アルムデナ大聖堂には有料ですが併設の博物館や展望台もあります。市内展望のできるのでとても見晴らしがいいですよ。興味がある方や時間に余裕がある方にはこちらもおすすめします。
博物館入館料:6€

周辺観光スポットと合わせて観光しよう!

マドリードの街並み

アルムデナ大聖堂周辺にはマドリード王宮や王立劇場など数々の観光スポットがあります。海外旅行に来たら上手に時間を使って、できるだけ多く観光したいですよね。そんな方にぴったりの場所だと思います。

交通アクセス

【名称】アルムデナ大聖堂
【所在地】Calle de Bailén, 10, 28013 Madrid, スペイン
【TEL】+34(91)5422200
【アクセス】地下鉄最寄り駅「Opera」より徒歩8分
【営業時間】9時~20時半(季節によって変動あり)
【入場料】無料だが1€の寄付求める
いかがでしたか?スペインのマドリードに来たら「アルムデナ大聖堂」へ行ってみてくださいね!

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