1.幸若舞(1月)
「幸若舞」とは、五穀豊穣を願い奉納される日本最古の舞楽で、起こりは室町時代まで、700年以上さかのぼるとされています。発祥地は福井県越前市ですが、すでに途絶えて久しくなります。しかしこのみやま市瀬高町大江では、日本芸能の原点として今でも大切に伝承されています。
「人間五十年、化天の内を比ぶれば、夢幻の如くなり」という一節を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?そう、あの三傑:織田信長が桶狭間の戦いの出陣前に舞ったとされる『敦盛』という曲目です。
[住所]みやま市瀬高町大江1488
[アクセス]九州自動車道「みやま柳川IC」から車で5分
[日時]1月20日
[問い合わせ先]0944-32-9183
2.清水山ぼたん祭(4月)
清水山ぼたん園には、広さ約3,000平方mの回遊式庭園に約80種類約2,500本ものぼたんが咲き乱れています。大輪のぼたんの咲き乱れている姿は、思わず見とれてしまう程のひときわな美しさがあります。
また、このイベントは隣町の柳川市とみやま市とでの花観覧合同企画ですので、同時に柳川市三橋町の中山熊野神社一帯で行われている「中山大藤まつり」との両会場を結ぶシャトルバスが運行されています。せっかくですので、シーズンを合わせて両方ともに足を運んでみてはいかがでしょうか?
[住所]福岡県みやま市瀬高町本吉
[アクセス]JR「瀬高駅」から車で10分
[日時]4月中旬~下旬
[問い合わせ先]0944-63-8000
3.みやま納涼花火大会(7月)
この花火大会にて打ち上げられる花火の数は、なんと約8,000発!訪れる観覧者の数は約6万人!小規模な田舎の花火大会だからと言って侮ってはいけません。どうしてこんなに大規模な花火大会を開催できるのでしょうか?それは、このみやま市は九州では有数の花火生産地だからなのです。もちろんフィナーレのナイアガラは目の前で見ることができ、とても圧巻です。生産地ならではの規模の花火大会を、ぜひ目の前で楽しんでみては?
[住所]みやま市瀬高町 瀬高橋周辺
[アクセス]JR「瀬高駅」から徒歩10分
[日時]7月20日
[問い合わせ先]0944-63-8000
4.まるごとみやま秋穫祭(11月)
※イメージ画像
自然に恵まれたみやま市ならではの新鮮・おいしいフードが大集合している「テント村」に、様々な催し物が開催されている「メインステージ」・子供たちがワイワイ楽しめる「アトラクション」も盛りだくさんです。
その他にも、参加費300円でミカン狩りを体験できたり、姉妹都市である福井県・越前町の特産品「越前ガニ」や「肝付町の豚串」なども味わうことができますよ。もちろん市外から来場者も十分に楽しめる企画がされていますので、誰もが楽しむことができます。
[住所]福岡県みやま市瀬高町下庄800-1
[アクセス]JR「瀬高駅」から徒歩15分
[日時]11月下旬
[問い合わせ先]0944-64-1523
5.上楠田天満宮大注連縄送り(12月)
※イメージ画像
毎年12月25日のクリスマスの日に、みやま市高田町上楠田にある上楠田天満宮で行われている祭典です。祭典当日には、寒さが身に染みる早朝から身を清めた法被姿の氏子たちが、藤カズラを芯にして作った約300kgもの大注連縄を担いで地区内の家々を練り歩きます。上楠田公民館を夜明け前のまだ暗いうちに出発し、家々を回って午前7時には上楠田天満宮に戻ります。その後、鳥居に飾りつけを行い、五穀豊穣・無病息災・家内安全などを願い奉納されます。
また、日が暮れ夜になると今度は狩野川下流に架かる修善寺橋の河川敷にて花火が打ち上げられます。約1,300発もの花火が夜空を色鮮やかに彩ります。訪れる人の数は約1万人で、一日を通して様々な楽しみ方のできるお祭りです。
[住所]福岡県みやま市高田町上楠田
[アクセス]九州自動車道「みやま柳川IC」から車で15分
[日時]12月25日
[問い合わせ先]0944-32-9183