住みよいまち!新潟市村上市!おすすめのお祭り・イベント5選

新潟県村上市のお祭り・イベントをまとめます。新潟県最北・最東の市です。かっては村上藩の城下町として栄え、現在でも村上市中に武家屋敷・商人町の面影が残っています。村上大祭は、県下三大祭の一つに数えられ、勇壮で華麗なお祭り・イベントとして受け継がれています。 村上市の農林水産業は盛んで、コシヒカリの銘柄米の稲作のほか、村上茶・花卉栽培、特にクロッカスは日本有数の生産量を誇ります。畜産では村上牛が知られています。朝日山地では林業、岩舟・寝屋などの漁港では、ヒラメ・岩牡蠣・タラなどを水揚げしています。そのほか、工芸や醸造業、工業も行われています。

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このまとめ記事の目次

新潟県村上市とは

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村上市は、2008年に新設合併で新たに誕生しました。古い山城城下町から、近世の平城城下町に改造された、典型的な城下町で、諸形態がそのまま保存されています。新潟県の史跡・名勝に指定されています。伝統文化はお祭り・イベントに受け継がれています。

現在の中心商店街をなす本町通りが町人町で、山麓の士族の街は「村上本町」と呼ばれていました。古くから2、7日の六斎市場で賑わい、西奈弥(せなみ)羽黒神社で行われる村上大祭に引き出される山車は、名物で昔の面影を偲ばせています。

茶の商業的栽培の北限といわれる村上茶と、新潟県の文化財工芸品に指定されている堆朱が名産です。藩の殖産興業策から発展した三面川のサケ魚は、今も盛んです。その収益は藩士の育英資金に利用され人材の要請に役立ってきました。

1.岩船大祭【新潟県村上市】

新潟県村上市の岩舟神社の年中行事が、執り行われる10月19日、夜もおそくなったころ、先太鼓を先頭に岸見寺の若い衆に、お船様はかつがれ、お宮のある明神山を上っていきます。岩舟大祭のクライマックスです。

岩舟大祭は、神様が「石の舟」でこの地にお越しになったという伝説に由来する、岩舟神社の例祭です。「舟囲い」とも謂われ、その年の海の恵み・山の恵み・あらゆる生業(なりわい)に感謝する、この地方の一年を締めくくる秋まつりです。

人々の「木遣り歌」に合わせ、玉槍、御神輿、おしゃぎり屋台(9台)が町中を練り歩く祭行列は、華やかで勇壮です。たくさんの提灯が揺られながら、「とも山行事」が終わる夜遅くまで続きます。お祭り・イベントを楽しむ見物客も多くいます。

基本情報

【名称】岩船大祭
【開催】10月18日(宵宮)、10月19日(本宮)
【会場】新潟県村上市岩船三日市9-20 岩船神社
【問合せ先】村上市商工観光課観光交流
【電話番号】0254-53-2111

2.村上市あらかわ大祭【新潟県村上市】

夏を彩る年中行事の一つである「村上市あらかわ大祭」が、8月5日(金曜日)と6日(土曜日)に開催されました。荒川神社の創建は809年で、古くから氾濫を繰り返し名称の由来にもなった荒川を沈めるために勧請(かんじょう)されたのが始まりと伝えられています。

お祭り・イベントは、商工会青年部の有志の威勢のいい神輿(みこし)の練り歩きで幕を開けます。ステージのアトラクションでは、村上高等学校のダンス、荒川中学校の吹奏楽部や、保内小学校の鼓笛隊の演奏などが観客を楽しませます。

民謡流しでは、事業所やスポーツクラブなど24団体、700人を超える踊り子が参加します。着物や浴衣などで揃えたチーム衣装で坂町駅前通りを華やかに舞いました。二日目は花火大会です。花火が新潟県村上市の夜空を鮮やかに彩り、観客を魅了します。

基本情報

【名称】村上市あらかわ大祭
【開催】毎年8月第1金・土曜
【会場】新潟県村上市坂町駅前通
【問合せ先】村上市あらかわ大祭実行委員会事務局(荒川支所産業建設課内)
【電話番号】0254-62-3105

荒川神社

兵庫県姫路市井ノ口437荒川神社

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3.村上大祭【新潟県村上市】

新潟県村上市の羽黒神社の遷宮を祝して、大町の人たちが大八車に太鼓を積んで町中を練り歩いたのが、村上大祭の始まりと伝えられています。明治以降は新暦の7月6日・7日となり、現在に続いています。年中行事で市民の多くが参加し、盛り上がります。

7日午前0時。太鼓の音が鳴り響き、祭礼の始まりを告げると、各町内では羽黒神社への出発準備を始め、まだ夜も明けやらぬ午前5時ごろになると三々五々、神社前に19台のシャギリ屋台が集合し、午前8時の花火を合図に、御神霊を載せた神輿が出発します。

お祭り・イベントのメインは、稚児行列を先導に町内を巡行する「お旅神事」ですが、圧巻は19台のオシャギリです。村上伝統の堆朱・堆黒の粋をこらしたオシャギリの中には、200年以上前の作のものもあり、まさに絢爛たる美しさを競っています。

基本情報

【名称】村上大祭
【開催】7月6日(宵祭り)、7月7日(本祭り)
【会場】新潟県村上市
【問合せ先】村上市商工観光課観光交流室
【電話番号】0254-53-2111

4.瀬波大祭【新潟県村上市】

西奈彌(せなみ)神社は、醍醐天皇の命により編纂された延喜式神名帳(927年)において、岩船郡八社の中に記載されいて、1200年以上の歴史がある式内社です。祭神は保食神(うけもちのかみ)で食物を司る神様とされています。
新潟県村上市の西奈弥神社は、明治の初めまでは、気比神社と呼ばれていました。このお宮は、福井県敦賀港にある気比神社との関係があると考えられます。敦賀の気比神社も西奈弥神社と同じ祭神をまつり、お祭りも9月4日に行われています。

神霊が神輿に移されると、祭りの始まりを告げる先太鼓を先達に、渡御行列が始まります。これに屋台が続きますが、先頭の浜町の屋台には、神社の祭神である気比大神が敦賀から海路を使い、瀬波の地に上陸したことに由来して、気比丸が乗せられます。

屋台は、夜遅くまで町内を練り歩き、浜町の坂の下に集まり、ここから、盆唄にかえて、木遣り唄が歌われます。木遣り唄が最高潮に達したところで、太鼓の乱打で、浜町の坂を一気に駆け上がります。お祭り・イベントのクライマックスの場面です。

基本情報

【名称】瀬波大祭
【開催】毎年9月4日
【会場】瀬波神社
【問合せ先】村上市商工観光課観光交流室
【電話番号】0254-53-2111

5.城下町村上町屋の人形さま巡り【新潟県村上市】

越後村上に春を告げるのが、「町屋の人形さま巡り」です。歴史ある村上市の町屋に代々伝えられた、人形が各町屋に展示されていて、自由に見て回ることができます。人形さまを展示している町屋には、表に立て札やポスターを掲示しています。

村上藩の城下町として栄えた新潟県村上市は、幸いにも戦災や災害にみまわれることなく、文化財として保存されている武家屋敷が点在し、今も人が暮らしている町屋が数多く立ち並んでいます。お祭り・イベントとしても、体験をおすすめするイベントです。

人情厚い村上の人たちは、おもてなしが大好きです。人形や町屋について、暖かみのある村上弁で、じっくり説明してくれます。故郷に帰ったような、ほっこり感が味わえます。こんな風に地元の人と触れあう機会を楽しみませんか。

基本情報

【名称】城下町村上町屋の人形さま巡り
【開催】2016年3月1日(火曜日)~4月3日(日曜日)
【会場】村上市/旧町人町一帯
【問合せ先】村上市観光協会
【電話番号】0254-53-2258
【アクセス】JR羽越本線「村上駅」より徒歩で8分~、日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」より車で6分
【料金】無料

いかがでしたか?

新潟県村上市のお祭り・イベントを紹介しました。村上市のお祭り・イベントがほかのところと違うのが、時間の概念です。ルーズとは違う、早い時間帯であったり、遅い時間帯で行事が組まれています。その日を目一杯楽しんでいるのでしょうね。

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