ストーブ列車とは
ストーブ列車とは、客車にダルマストーブを設置して、乗客が温まりながら車窓から地吹雪の景色を眺めることができるノスタルジックな列車のこと。津軽電鉄で、毎年12月1日から翌年3月31日まで行われています。
列車は1日に18往復運転されていて、そのうちの16本は新型レールバスでワンマン運転をしています。残りの2本が機関車が牽引する客車列車として運転されていて、この列車が冬はストーブ列車として運転されています。
レトロな車内!
機関車と客車の2両編成で運転されている車内には、石炭だるまストーブが2台設けられています。ストーブは座席の一部を撤去したスペースに設置していて、煙突屋根に向かって伸びています。
ストーブの石炭の補充は、車掌さんが合間をみて適度に石炭を補充してくれます。ストーブはかなり熱くなるので、車内が一気に暖かくなって居心地の良さを感じることが出来ます。ストーブ前の座席を確保したい人は、始発駅で早目に並ぶことをお勧めします。
お酒のおつまみをご紹介!
ストーブ酒(300円)
続いてはおつまみのご紹介。レトロな車内でお弁当を食べるのも良いですが、お酒を飲みたくなるムードも満点なんです。ですがストーブ列車は終点まで乗っても50分と短い時間。貴重な時間を無駄にしないために、お酒に合うおつまみをご紹介します。
①するめ
ストーブ列車に乗ったらやってみたいのがこちらのストーブでのスルメ焼き。車内で焼きたてのスルメが食べられる所はそうそうありませんよね。このスルメは駅の売店や車内で販売しています。また、ストーブで焼くものは自分で持ち込んだものでも大丈夫。勿論煙が出ず、汁が出ないものに限ります。
②ストーブどらやき(150円)
続いてご紹介するのがこちらのストーブどらやき。こちらは車内で買えるお菓子です。値段も150円という安さなので家族連れの子供などに人気です。価格も大きさもお手ごろなので、お土産になどにも最適ですね。
景色が最高!
続いてご紹介するストーブ列車の魅力は、車窓から見える絶景です。冬の奥津軽では山も家の屋根も田んぼも一面真っ白。そんなノスタルジックな絶景をストーブのある温かい車内で見ることの出来るのはここだけです。
また、列車は通常よりもスピードを落として運行してくれるので、大きな窓から次々と移り変わる景色を見ながら温かい車内で自然を感じることが出来ます。是非大切な人と贅沢なひと時を味わってみて下さいね。
いかがでしたか。
いかがでしたでしょうか。最近あまり目にすることのなくなったダルマストーブ。今ではもうストーブ列車くらいしか見ることは出来ません。そんなノスタルジックな雰囲気も味わえるストーブ列車をこの冬は雪景色の広がる津軽で体験してみませんか?
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