芋堀藤五郎のゆかりのお寺伏見寺の魅力とは

伏見寺は、金沢市にある高野山真言宗の寺院で、本尊は阿弥国陀如来像で、国の重要文化財に指定されている平安時代初期の金銅仏です。伏見寺は金沢の発祥の由来の関係する芋堀藤五郎のゆかりのお寺であり、様々な逸話が残っています。芋堀藤五郎は、金沢の由来になった沢で芋を洗っていて、砂金を見つけ長者になりました。その長者になったお金で、伏見寺を作ったとされています。また護摩堂に祀られている平安時代作の木造不動明王坐像は、金沢市の文化財に指定されています。そんな伏見寺の魅力を紹介します。

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このまとめ記事の目次

伏見寺とは?

伏見寺は、金沢市の観光スポットである寺社群にある真言宗の寺院です。伏見寺は、奈良時代の架空の人物で、金沢の地名の由来の関係している芋堀藤五郎が、717年の建立されてとされています。
芋掘藤五郎は、金沢の由来になった沢で芋を洗っていたところ、砂金を発見し、長者になりました。その長者になったことで、伏見寺を作ったとされています。
芋堀藤五郎は僧侶ではないので、行基菩薩が仏像への御魂を入れの開眼供養を行い、行基山伏見寺と名付けられました。本尊は国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来像で、護摩堂にある木彫の不動明王坐像は、金沢市の文化財に指定されています。

伏見寺と芋堀藤五郎

伏見寺の開基は、芋堀藤五郎とされており、伏見寺と芋堀藤五郎との関係について紹介します。
芋堀藤五郎は、奈良時代の架空の人物で、山芋掘りを生業としていました。
観音菩薩の夢告に従って、大和国の長者が連れて来た姫をお嫁さんにしました。
芋堀藤五郎は、金の価値のわからないため、鳥を取るためにお金を投げて、嫁が持ってきたお金を全て投げてしまいました。藤五郎はそれが山芋を掘ればいくらでも出てくるものだと告げる。かくして2人は砂金を手に入れて、長者になりました。そのことが金沢の由来のなったとも言われています。
その砂金で作られたのが、伏見寺と言われています。

伏見寺周辺の観光スポット① にし茶屋街

にし茶屋街は、ひがし茶屋街と主計町茶屋街(かずえまち)と並ぶ、金沢で三大茶屋街のひとつとされており、一見さんお断りの花街で、当時の花街の粋をたっぷりと感じることが出来ます。にし茶屋街は、伝統的な出格子の茶屋様式の家並みが続いています。
金沢では一番芸妓さんが多い茶屋街としても知られています。夕方になると出格子の茶屋の家並みから三味線の音が聞こえ、金沢の夜を演出してくれます。
西茶屋資料館では、小説家「島田清次郎」の資料館や、お茶屋を再現した展示などを楽しむ事もできます。金沢に訪れた際には、訪れてみて金沢の雰囲気を味わいまた、金沢の情緒ある夜を満喫してみてはどうでしょうか?

基本情報

【所在地】石川県金沢市野町2丁目
【電話番号】076-232-5555
【アクセス】JR北陸本線 金沢駅東口より 北鉄バス乗車 広小路バス停下車、徒歩3分

伏見寺周辺の観光スポット② 香林寺

香林寺は、1651年加賀藩家老であった青木五兵衛が加賀藩3代藩主前田利常公が願い出て、建立された曹洞宗の寺院です。
香林寺には、本尊である釈迦牟尼仏を始め、病気や開運にご利益のある開運霊薬不動尊や安産・子授け・子供に関する願いにご利益にご利益のある幸福地蔵菩薩があり、願掛けの寺として知られています。
香林寺には、幸福の道といったお百度参りみたいのがあり、幸福の道には、十二支像と羅漢像が立っており、まず2周歩き、3周目に自分の干支の前で願掛けし、願いの書かれタスキを干支の像に掛けます。この後は、女性必見の白不動です。白不動に触れると肌が白くとなると言われる白不動には、ぜひ触れてください。
白い彼岸花で有名で、また、キリシマツツジも咲く、願掛けに花々を楽しめる魅力満点の香林寺です。

基本情報

【所在地】石川県金沢市野町1-3-15
【電話番号】076-241-3905
【アクセス】JR金沢駅下車 市内のバス広小路下車 徒歩3分
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料金】大人500円、中学生以下400円

香林寺

石川県金沢市野町1-3-15

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伏見寺周辺の観光スポット③ 雨宝院

雨宝院は、736年に白山開山の泰澄大師が創建した密教寺院で、明治時代に活躍した金沢の文豪である室生犀星が幼年期に養子として引き取られ、育ったお寺として有名で、境内には室生犀星のゆかりの品が展示されています。
室生犀星は、その暗い生い立ちを抒情的に書き綴った『幼年時代』は、犀星の出世作として知られています。
ま境内には、室生犀星が住職に宛てた書簡・初版本などの貴重な資料を展示する資料室や「まよひ子石」という石碑があり、この石は、子供が行方不明になった時に張り紙等をして情報交換をするためであったと言われています。
雨宝院は、室生犀星のゆかりのある寺院として知られており、金沢出身の著名な室生犀星について学ぶには、欠かせない寺院です。金沢に訪れた際は、一度訪れてみてはどうでしょうか?

基本情報

【所在地】石川県金沢市千日町1-3
【電話番号】076-241-5646
【アクセス】金沢駅からバスで約15分片町下車徒歩約5分
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料金】300円

伏見寺へのアクセス

基本情報

【所在地】石川県金沢市寺町5-5-28
【電話番号】076-242-2825
【アクセス】JR金沢駅から北鉄バス(20・21・22・30番系統)で約15分。バス停「広小路」下車にて徒歩3分。
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料金】大人500円・中学生300円・小学生200円
いかがだったでしょうか?伏見寺を紹介させていただきました。伏見寺は、金沢の名前の由来に関係していると言われている芋堀藤五郎が開基し、行基が開眼供養をして行基山伏見寺になりました。伏見寺には芋堀藤五郎のゆかりの寺であることから様々な逸話が残っています。金沢に関係することから一度伏見寺に訪れてみてはどうでしょうか?

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