日本で唯一の大工道具の博物館、“竹中大工道具館”を知っていますか?日本人ならではの美意識や心遣いが込められた大工道具や、更には手作業で作られたとは思えない精緻極まる組子細工などの世界に誇るその伝統美を見ることができます。日本が誇る伝統技術を間近で見てみませんか?
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
日本の伝統美
日本ならではの良さ、たくさんありますよね。四季折々の美しい風景は今も昔も人々の心を揺り動かすものでしたし、見た目も芸術的で健康的な日本食は国内外で高い評価を得ています。着物・浴衣などの和服も風情があってとても素敵ですよね。
普段意識することは少ないですが、昔から連綿と受け継がれてきた「日本の伝統美」ってありますよね。歌舞伎などの伝統芸能や、伝統工芸、料理を作る職人さんの技などなど……。そんな日本の伝統美に触れられるミュージアムがあったんです。
神戸“竹中大工道具館”
兵庫県神戸市にある「竹中大工道具館」は、日本で唯一の大工道具の博物館です。「ものづくりの国に生きる楽しさや素晴らしさ、新しい気づきに満ちた道具との出会いの場となり、伝統のものづくりに新たな刺激を与えるような存在」というミュージアムです。
こちらでは、木造建築の発達とともに歩んできた日本の大工道具の歴史や、世界にも稀にみるような多様性と独自性を誇る日本の大工道具の種類や仕組み・使い方などを見ることができます。また中国やヨーロッパの道具についての展示もありますよ。
実はこちらのミュージアム、フランスで発売される日本の観光地を紹介するガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に選ばれ、二つ星を獲得しているんです。世界からの評価も高い、そんな素敵な美術館に是非行ってみたいですね!
見るべきはその“職人技”
こちらでは実際の大工道具などを見ることができますが、その他に注目していただきたいのが、職人の技が光るその「作品」です。本当に木とは思えないような組子細工などを見ることができます。
こちらは奈良・唐招提寺(とうしょうだいじ)の柱の原寸大模型です。釘を使わずに多くのパーツを組み上げただけで作られたというこの柱は圧巻ですね。大工棟梁の実際の仕事を解説したコーナーもあります。
また是非見て頂きたいのが、こちらの数寄屋の繊細な仕事が伺える、茶室の実物大模型の“スケルトン茶室”です。手仕事で生み出される、その究極の美。こんな感性を備えている職人さんがいることに驚きですね。内部も見ることができるそうですよ。
その技術を自分の目で確かめて!
いかがでしたか?世界からも注目を集める“竹中大工道具館”で、日本の伝統美に触れちゃいましょう!
詳細情報
兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1公益財団法人竹中大工道具館
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