海の豊かな恵みの街!高知県室戸市!おすすめのお祭り・イベント5選

高知県室戸市のお祭り・イベントをまとめます。室戸市は、太平洋に突き出た室戸岬があり、水産業とホエールウォッチングで有名で、マッコウクジラやゴンドウクジラを見ることができます。近年では、海洋深層水の研究所があることから話題になっています。 基幹産業である水産業も人口の減少とともに衰退し、過疎化が進行しています。今後の観光資源としては、ジオパーク関連行事を充実させようとしています。高知県・室戸市の海・山などの自然を活かしたお祭り・イベントを活用し、多くの観光客で賑わうことを期待します。

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このまとめ記事の目次

高知県室戸市とは

室戸市は、高知県南東端に位置し、1959年に4町と1村が合併し市制施行しました。室戸市域は室戸岬を南端として、東西海岸、内陸山間地に広がっていますが、平野部が少なく、海岸の漁港を中心に集落が点在しています。

以前は室戸岬沖の好漁場を中心としたカツオなどの沖合漁業が盛んでした。近世では沿岸捕鯨でした。戦後は、ブリ大敷網が盛んになり、現在では、太平洋、インド洋、大西洋へ出漁するマグロ漁などの遠洋漁業が中心で、室津・室戸岬両港は船籍基地となっています。

近年では、海洋深層水が注目されています。取水施設や研究所が作られ、表層水と違う、病原菌などが非常に少ない、優れたミネラルバランス、水温が年間をとおして安定しているなど長所を活かすため、活用の可能性の研究が行われています。

中心市街地は、室津港を中心とする室戸地区から室戸岬港のある津呂地区へ広がっています。また、国指定重要無形民族文化財、選択無形民俗文化財、国指定重要文化財などの他四国八十八カ所の札所など、お祭り・イベントが受け継がれています。

1.室戸市春の観光びらき【高知県室戸市室戸岬】

高知県の毎年恒例の「室戸市春の観光びらき」を紹介します。室戸市のちょっと早い春を告げる観光びらきですが、観光シーズンの到来を意味します。「観光びらき」という表現は、高知県では普通なのですが、県外では耳に馴染みの薄いもののようです。

今年の「室戸市春の観光びらき」は、1月29日(日)10時~15時室戸岬突端中岡慎太郎像周辺を会場として、開催されます。【室戸の逸品販売】では、にぎり寿司、ミニキンメ丼、春告げ弁当・キンメ汁などの他にも室戸の逸品を多数販売しています。15時からモチ投げです。

お祭り・イベントのひとつです。国立室戸青少年自然の家【ミニクルージング】約1時間ほどです。受付開始は10時から、受付場所は室戸ドルフィンセンター(海の駅とろむ)です。乗船場所は、室戸岬港新港(海の駅とろむ)です。※事前予約はできません。

【室戸ジオパーク俳句大会】【室戸世界ジオパークガイドツアー】が催されます。また、豪華景品が当たるガラガラ抽選会があります。会場で買い物した場合には抽選券を忘れないようにもらって下さい。

基本情報

【名称】室戸市春の観光びらき
【日時】平成29年1月29日(日)10時~15時
【会場】室戸岬突端中岡慎太郎像周辺
【主催】一般社団法人室戸市観光協会
【電話番号】0887-22-0574
【臨時駐車場】室戸青年大師像下(明星来影寺)

2.室戸岬灯台まつり【高知県室戸市室戸岬】

高知県室戸市の「室戸岬灯台まつり」について紹介します。室戸岬のシンボルは、青い空と海の堺に立つ白い灯台です。崖っぷち白い灯台は、明治32年以来、航海者達の安全のための水先案内人として活躍しています。いまだに現役です。

灯台のレンズの大きさは直径2m50cmと日本最大級(日本に5つしかない第1等レンズのうちの1つ)のものです。光達距離(灯台の灯火が到達する限界の距離)は49kmと日本一の長さです。10秒に1回、瞬間的に光を発します。

平成16年4月1日から無人化されましたが、118年を超えて頑張っています。その歴史と海上保安業務の重要性を、広く一般の人々に知っていただくとともに、お祭り・イベントとして「室戸岬」の足跡や雄大な太平洋を紹介することにより、観光客の増加を図ることとしています。

スポット情報

3.佐喜浜八幡宮秋祭【高知県室戸市佐喜浜】

高知県室戸市の毎年恒例の「佐喜浜八幡宮秋祭」が開催されます。このお祭り・イベントは、「獅子舞」と「俄(にわか)」が特徴です。境内の参道に桟敷が作られ、そこに酒肴(しゅこう)を持ち込んで御神幸を送迎します。

佐喜浜の獅子舞は「狂い獅子」とも言われ、猛獣獅子をリアルに表現しています。また、「俄」は、社会風刺を折り込んで江戸時代から伝わる即興劇で、全国的にも残っているのが数少ないもののひとつで注目され、県の無形民俗文化財に指定されています。

10時から神事が行われ、12時から式典が始まります。獅子舞・神輿が浜宮まで移動し、「俄」が13時30分前後に披露されます。続いて、本宮に戻ります、15時30分頃にも、「俄」が参道で披露されます。見物人の一番の楽しみは、俄の即興劇かもしれません。

基本情報

【名称】佐喜浜八幡宮秋祭
【開催】毎年10月「体育の日」前日の日曜日
【場所】佐喜浜八幡宮
【問合せ先】室戸市生涯学習課
【電話番号】0887-22-5142

4.御田(おんた)八幡宮春祭【高知県室戸市吉良川町】

高知県室戸市の「御田八幡宮春祭」の紹介をします。このお祭りが少し違うところは、和暦でなく、「西暦の奇数年だけ」に執り行われます。鎌倉時代に、はじまったお祭り・イベントで、田植えから収穫までの、稲作行事を能楽で演じる、芸能史としても貴重なお祭りです。

午前中は、町内神社を巡り踊る「練り」という行事が行われます。午後からは拝殿を舞台として、田作りから収穫まで、稲作の所作15演目を演じられます。鎌倉時代の「田楽能」「猿楽能」「田遊び」を今に伝える貴重なものです。国の重要無形文化財に指定されています。

演じるのは、神社の氏子たちです。それぞれの演目をそれぞれの氏子の家々で受け継いできました。演目中で、注目は「酒絞り」と呼ばれるものです。お酒を絞っているときに、子どもが生まれ、神の子である木偶を女性達が奪い合います。子授かりの演目です。

このお祭りで貴重なものは使用される「お面」です。昔の素人が彫ったものですが、奈良の春日大社で「鬼追いの儀式」に使用していた面によく似ているそうです。昔、関西とのつながりがあったことを示す、貴重な文化財の「お面」にも注目して下さい。

基本情報

【名称】御田八幡宮春祭
【開催】西暦奇数年5月3日
【場所】御田八幡宮
【問合せ先】室戸市教育委員会生涯学習課
【電話番号】0887-22-5142
【アクセス】高知龍馬空港より車で75分、ごめんなはり線奈半利駅より車で20分、吉良川学校通バス停より(高知東部交通バス室戸岬線)徒歩5分、南国ICより車で75分

5.室戸市産業祭【高知県室戸市室戸岬】

※イメージ画像

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高知県の「室戸市産業祭」が今年も開催されます。豪快なマグロの解体ショーも楽しみですが、出店が今年もたくさん新鮮な魚を準備しています。もち投げは2回、クイズ正解者に豪華賞品が当たる、ジオパーククイズ大会があります。

お祭り・イベントは、9時45分土佐室戸勇魚太鼓のパフォーマンスではじまります。10時セレモニー、10時園児の踊りと演奏です。11時バンドの生演奏、12時よさこい祭り・阿波踊りの交流イベントです。13時マグロの解体ショー、13時40分室戸吹奏楽団演奏、14時ジオパーク行事です。

出店や露店には、地元産の新鮮な野菜や柑橘類の展示販売、植木等の苗木の展示販売、水産物では、とれたての新鮮な魚や乾物などもあります。もちろん、加工食品、スイーツもあり特産品も、試食がありましたら、味見をして下さいね。

基本情報

【名称】室戸市産業祭
【開催日時】11月上旬
【開催場所】「海の駅とろむ」室戸市室戸岬漁港新港
【問合せ先】室戸市産業祭実行委員会(室戸市商工観光深層水課内)
【電話番号】0887-22-5134

いかがでしたか?

高知県室戸市のお祭り・イベントを紹介しました。室戸市だけでなく、高知県も観光に力を入れています。ジオパークイベントが多くなっています。これも、観光資源になります。
美味しいものがたくさんあります。いらっしゃいませんか。

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