日常の疲れはここで癒そう。休日に行きたい東京都内の“レトロな洋館”10選

最近は昔に比べて生活にゆとりが少なくなり、特に都心に暮らす人々は日常に息苦しさを感じたり、疲れを癒す場所がなかったりと感じることも多いのではないでしょうか?そんな人に今回紹介するのが、レトロな雰囲気を感じられる東京都内の洋館です。ゆったりと流れる時間、美しい建築様式や庭園を是非楽しんでみてください。

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このまとめ記事の目次

迎賓館 赤坂離宮(港区)

東京都内にあるレトロな洋館、最初に紹介するのは港区にある「迎賓館 赤坂離宮」です。こちらは、世界各国の大統領や国王が来日した際にお迎えする場としても知られていますよね。実は、本館の内部や庭園は通年で一般公開もされているんですよ。
大きな噴水や鮮やかな花壇など、庭園をお散歩するだけでも楽しいこちら。本館の内部は撮影やスマートフォンの使用などが禁止とされているのでご注意くださいね。また、迎賓館赤坂離宮前庭では、アフタヌーンティーが行われています。予約必須なので詳細は公式サイトをご確認ください。

旧古河庭園(北区)

続いてご紹介するのは、北区西ケ原にある「旧古河庭園」です。こちらは西洋庭園と日本庭園が共存する庭園として非常に珍しく、日本でも数々の洋館の設計を手がけてきたジョサイア・コンドル氏の晩年の作として今なお愛され続けています。
西洋庭園には、左右対称の幾何学模様のフランス式のものとイタリア式のものが融合している美しい風景が広がります。春には美しいバラの名所としても知られます。庭園と洋館とを目にすると本当に日本にいることを忘れてしまいそうなほど。是非一度訪れてみてください。

デ・ラランデ邸(小金井市)

続いてご紹介するのは、小金井市の「江戸東京たてもの園」内にある「デ・ラランデ邸」です。こちらは1910年ごろに建てられた洋館なのですが、現在は1階がカフェ「武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店」として使用されています。
クラシックなシャンデリアがきらめく邸内で、カレーライスやアイスクリームなどの食事・軽食、さらにはドイツビールまでいただけます。テラス席もあるので、晴れた日にはテラスに出てティータイムを過ごすのもいいですね。

旧岩崎邸庭園(台東区)

続いてご紹介するのは、台東区にある「旧岩崎邸庭園」です。1896年に三菱の第3代社長、岩崎久彌の本邸として造てられたこちらの建物はジョサイア・コンドル氏の作で、彫刻的な装飾などのジャコビアン様式の装飾が魅力的な洋館です。
この洋館の特徴は場所によって様々な建築様式を感じることのできる点にあり、併設されている和館とあいまって住宅史における多くの例を見ることができます。また庭園自体も広々としているので散歩などにはうってつけの場所となっています。

小笠原伯爵邸(新宿区)

続いてご紹介するのは新宿区にある「小笠原伯爵邸」。1927年にこの地に建てられたスパニッシュ様式の洋館です。こちらは現在、スペイン料理が味わえるレストランとして使用されています。カフェ&バルスペースもあります。結婚式やイベントなどのパーティーでも利用できるんですよ。
スペイン国籍のシェフが手掛けるスペイン料理のコースが楽しめるので、特別な日に利用したいですね。カフェでは季節のケーキやコーヒー、紅茶などを楽しめます。贅沢な空間で優雅な時間を過ごすことができますよ。
ikyuRestaurantで見る

小笠原伯爵邸

東京都新宿区河田町10-10

3.20 5208
職場の近くで見つけた異国情緒たっぷりの建築物

先日、敷地内のガーデンだけ見学させていただいた素敵な建物は、高級スペイン🇪🇸料理のレストランのようです。 なんでも、東京都選定歴史的建造物(第66号)との事。 こちらの建築物の歴史を調べると、 旧小倉藩藩主の伯爵小笠原長幹の邸宅として 1927年(昭和2年)に現在地に建てられたそうです。 建物 当時流行のスパニッシュ様式で 鉄筋コンクリート造の地上2階、地下1階建て 敷地 元々は、江戸時代の小倉藩下屋敷跡地だそうです。 戦後1948年(昭和23年)に米軍に接収 その4年後に東京都に返還されて1975年(昭和50年)まで 東京都福祉局中央児童相談所として使用 その後は用途を失って放置され、 一時は取り壊しも検討されてたそうです。 なんとも、もったいない🤦‍♀️ 2000年(平成12年)になって管理していた都生活文化局から民間貸出の方針が示され、 同年12月には箱根等でレストランを経営するインターナショナル青和が借り手に決定。 本間建設株式会社の修復工事を経て2002年(平成14年)6月にレストラン「小笠原伯爵邸」としてオープンしたそうです。 修復工事されたのは、ちょうど20年前だったのですねえ🤔 * 設計:曽禰中條建築事務所(共同経営者の一人である曽禰達蔵は小倉藩の分家にあたる旧唐津藩出身) * 施工:石井組 * 竣工:1927年 * 所在地:東京都新宿区河田町10-10 * 構造:鉄筋2階建RC造 なんたる偶然! 私のお気に入りの歴史的建造物である「慶應義塾大学図書館」の設計に携わった 曽禰達蔵氏でした。 曽禰達蔵 同郷の辰野金吾とともにジョサイア・コンドルに学んだ日本人建築家の第1期生。 「一丁ロンドン」と呼ばれた丸の内の三菱系貸事務所建築群の設計に関わった。 のち後輩の中條精一郎(1868年 - 1936年)とともに設計事務所を開設し、慶応義塾図書館、鹿児島県庁舎本館、明治屋京橋ビルなどを設計した。日本造家学会(現日本建築学会)創立委員・会長。 辰野金吾 東京駅駅舎 日本銀行本店など ジョサイア・コンドル (Josiah Conder) 関東大震災や東京大空襲で消失や取壊しを免れているのは、 ニコライ堂 旧古河虎之助邸(旧古河庭園) 岩崎久弥茅町本邸洋館 綱町三井倶楽部 三菱一号館(レプリカ)等

旧前田家本邸(目黒区)

続いてご紹介するのは、目黒区駒場にある「旧前田侯爵邸」です。この洋館は1929年に竣工され、実際に洋館の1階は晩餐会を行う重要な社交の場として、2階は家族の生活の場として利用されていました。
その洋館とともに外賓のための施設として作られた和館も、茶室などを併設しており非常に趣深いものがあります。庭園は築山と流れに囲まれた回遊式のものが広がっており、都内にいながら自然にあふれた空間で身も心も安らぐことができます。

東京都庭園美術館(港区)

続いてご紹介するのは港区にある「東京都庭園美術館」です。こちらは美術館として美術品を展示する建物なのですが、その館内の美しさが話題となり古き良き時代の建築美を楽しむために多くの人が訪れています。
館内は壁飾りから家具、照明器具などが20世紀初期にヨーロッパで流行した“アール・デコ”とよばれる装飾様式で統一されており、建物は国の重要文化財に登録されています。館内にはカフェも併設されており、広々とした庭を眺めながらゆったりと過ごすこともできます。

東京都庭園美術館

東京都港区白金台5-21-9

3.15 15587

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