まず最初にご紹介するのは、日本屈指の広大な土地が魅力の北海道斜里町にある「天に続く道」です。こちらの道路は、なんと約28㎞の直線道路で、北海道だからこそなしえるその道は、どこまでも続くように見える道路自体が最高の美しさを生み出しているんです。まさに“天に続く道”ですね。

また、どこまでも登っていけそうな「天に続く道」では、道路だけでなく、オホーツク海を見渡しながらのドライブも楽しむことができるんです。オホーツク海をサイドに絶景ドライブというのもなかなか見応えがありますよね。自然にも囲まれているので、秋には紅葉が美しく、冬は雪が積もって幻想的な景色を楽しむことができるんです。

続いて2つ目にご紹介するのは、石川県にある「千里浜なぎさドライブウェイ（ちりはまなぎさドライブウェイ）」です。石川県羽咋郡宝達志水町今浜（はくいぐんほうだつしみずちょう）から羽咋市千里浜町までの約8kmに渡って伸びる観光道路です。

こちらのスポットおすすめの理由は、日本唯一を体験できるからなんです。なんとこちら、日本で唯一“車で砂浜を走れる”スポットなんです。波打ち際を自動車で走れるなんて、まるで海外映画のワンシーンのようですよね。千里浜海岸は人気海水浴場でもあるので、夏は特に大人気なんですよ。

3つ目にご紹介するのは、福島県にある裏磐梯（うらばんだい）の大パノラマを爽快に走ることができる人気のドライブコース「磐梯吾妻スカイライン（ばんだいあがつまスカイライン）」です。当初は有料道路として管理されていましたが、2013年から無料開放され、一層景色を楽しめる機会が増えたドライブスポットです。

全長約29㎞にもなるこちらの観光道路は、福島の景観美の一つでもある我妻連峰を縫うようにして走り、また最高標高が1,622mにもなるので、辺り一面に広がる高山景色と相まって、まるで天空の道を走っているような感覚にさせてくれます。作家井上靖が命名した「吾妻八景」の景勝地も眺めることができる絶景コースです。

続いて4つ目にご紹介するのは、長野県をまたがる開放的なパノラマビューが魅力的な「ビーナスライン」です。長野県茅野市（ちのし）から、上田市の美ヶ原高原美術館までの約76kmを結ぶ観光道路です。気持ちの良い絶景が広がる信州高原を通り抜けることができます。

のどかな信州高原や植物、秋には紅葉を楽しむことができるため、国内でも大人気のスカイルートとなっています。美ヶ原高原や、八島湿原、白樺湖周辺、蓼科高原、など様々な観光名所を通るため、長野観光の主要街道として利用するのもおすすめ、楽しめること間違いなしですよ。