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ダブリン中心部のランドマーク「アイルランド銀行」の見どころ

アイルランド銀行(Bank of Ireland)は、アイルランド最古の歴史を誇るダブリン大学(トリニティ・カレッジ)の向かいに位置する歴史的建築物で、観光客のランドマークとしてもよく知られています。かつてアイルランドの議会議事堂(Irish Houses of Parliament)として1739年に建設された重厚なネオクラシック様式の建物で、設計はこの国でもっとも著名な建築家のひとりであるエドワード・ロベット・ピアースが手がけました。無料で見学もできるアイルランド銀行をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

アイルランド銀行とは

重厚なネオクラシック様式の外観が印象的なアイルランド銀行(The Bank of Ireland)は、400年以上の歴史を誇るアイルランド最古の大学、ダブリン大学トリニティ・カレッジからカレッジ・グリーンを挟んで西の向かいに位置する歴史的な建築物です。ギリシャ神殿のような佇まいの大きな建物は、迷路のような細道が続くダブリン中心部を訪れる観光客にとって恰好のランドマークです。
アイルランド銀行は、もともとアイルランドの議会議事堂(Irish Houses of Parliament)として1739年に建てられたものです。設計はエドワード・ロベット・ピアース(Edward Lovett Pearce)が手がけました。1800年(江戸寛政12年)のイングランド統治まで自治議会の議事堂として使用され、1802年にはアイルランド銀行に売却されました。

1783年設立

ウェストモアランドストリート( Westmoreland St)沿いに建つアイルランド銀行は、1783年(天明3年)に営業を開始したアイルランド最古の銀行で、現在地へ移転したのは1808年のことです。イオニア様式の柱頭をもつ4本の円柱が支えるペディメントには、知恵の象徴である「ウィズダム(Wisdom)」、正義の女神「ジャスティス(Justice)」、自由の女神リ「バティ(Liberty)」が立っています。
18世紀のダブリンは、大通りや広場を中心に大がかりな都市開発で賑わう黄金期で、裕福な商人や貴族がこぞって大豪邸を建てました。リフィー川沿いのフォーコーツ(The Four Courts)やカスタムハウス(Custom House)など、ジョージ王朝時代を象徴する美しい公共施設もこの頃に建てられたものです。

柱が違う3つの入口

1.5エーカー(約6,000平方メートル)の敷地面積をもつアイルランド銀行の建物は、カレッジ・グリーン通りに沿って半円形を描くようにデザインされています。エドワード・ピアーズが若くして没したのち、カスタムハウスやフォーコーツも手掛けた建築家・ジェームズガンドン(James Gandon)らによって引き継がれ、1785年から1789年にかけて拡張されたためです。当時あった屋根のドームは1790年代の火災で焼失し、フラットな屋根に修復されました。
ウエストモアランドストリート側にある東口は、下院入り口として造られた南口とは異なり、より装飾的なコリント式の円柱が施されたアイルランド銀行の新しい従業員用の通用口となりました。このとき最初の入り口と新しい入り口が湾曲した薄い壁で繋げられています。西側にも別の建築家によって入り口が設けられ、同じく湾曲した壁で外観がカバーされました。

館内は見学できます

1801年1月1日にアイルランド王国と議会が消滅すると、国会議事堂の建物は軍施設や美術館として使用されていましたが、アイルランド銀行が英国政府から4万ポンドで購入しました。再び議会議事堂として使用できないように改装するという条件付きだったため、下院はいくつかの小さなオフィスに分割されました。
アイルランド銀行では建物の一部で今も銀行業務が行われていますが、当時のまま現存する衆議院議員室は無料で見学することができます。規定に反して1970年代にアイルランド銀行の本部が近代的なビルに移転するまで役員室として使用されていたため無傷でした。美しいシャンデリアや天井の装飾、歴史を感じさせるタペストリーなども見応えがあります。

いかがでしたか

アイルランド銀行をご紹介しました。オランダの風景画家、ウィリアム・ファン・デル・ハーゲンのタペストリーは必見です。一般公開されている衆議院議員室では、コンサートなども開かれているようです。ダブリン観光の際はぜひ足を運んでみてください。

基本情報

所在地:College Green, Dublin 2 Ireland
電話番号:+353 818 365 365
営業時間:10:30~16:00
料金:見学無料
定休日:土、日曜日
アクセス:Trinity College停留所下車

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