増上寺とは?
境内の広範囲が芝公園で、江戸の裏鬼門(南西)を護る、徳川幕府の要のお寺でもあり、六人の将軍の墓所もあります。(二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公)。江戸初代将軍・徳川家康公が江戸入城時に立ち寄った縁で、将軍家の帰依を受け、江戸初期に現在地に移転して、壮大な大伽藍群が造営されました。
徳川幕府が265年もの長期に渡り、泰安の世を実現できたのは、この寺院に風水のパワーを施したためともいわれていて、東京のパワースポット地としても有名です。
詳細
【住所】東京都港区芝公園4-7-35
【電話】03-3432-1431
【拝観料】無料
【アクセス】JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分
都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分
東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分
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歴史ある増上寺の仏像① 勝運、災難除けの黒本尊
ご本尊と形は変わらないのですが黒ずんでいてシルエットしか見えないのが名前の由来です。悪事災難を一身に受け止めてくれる為ともいわれてたり、多くの人がおとずれその、香煙で黒ずんでいることから御躰が黒くなったともいわれています。「勝運黒本尊」として、徳川家のみならず、現在に至るまで人々から信仰されています。
黒本尊はいつでも会えるわけではありません毎年3回、1月15日・5月15日・9月15日のみご開帳(秘仏特別公開)されます。ご開帳の日は「黒本尊」と墨書きされた御朱印がもらえるようになっています。ご開帳の時も若干遠くから拝見するという形が主流ですが、14時から行われる正五九祈願会の終了後は、より近くで黒本尊を拝める事ができます。
正五九黒本尊祈願会詳しい情報
【お札】小札¥5,000、大札¥10,000、特札¥20,000
【お願事】 勝運祈願、家内安全、交通安全、商売繁盛、社業繁栄、厄除け祈願
【学業成就】験合格、病気平癒、無事成長、身体健全、安産祈願、心願成就
【お問い合わせ】 安国殿課
【TEL】03-3432-1438
【受付時間】9:00-17:00
歴史ある増上寺の仏像② 阿弥陀如来(あみだにょらい)
浄土宗の基本は阿弥陀如来が本尊となっていますが、阿弥陀如来とは厳しい修行の上に悟りを得て如来になった仏様のことをさします。信者の方は厳しい修行をしなくてもご本尊様の前で「南無阿弥陀仏」を唱えれば、「(無限の光明・寿命の)阿弥陀仏に帰依します」を表す念仏で、唱えることで仏に守られ、悪業を退け、極楽浄土ができるとされていてこの国では多くの人が、信仰しているといえるでしょう。
この増上寺ではご回向という読軽によるご先祖様の供養が朝勤行・半斎法要・夕勤行と毎日三座行われています。
お問い合わせ
【時間】半斎法要 11:30より・夕勤行 17:00より
【回向料】1霊位 1万円
【法務部法要課】
【TEL】03-3432-1430
【受付時間】9:00-17:00となります
■水子供養
【時間】1回目 11:00より / 2回目 14:00より
※ご供養時間は20分弱
【供養料】1霊位:1万円
【安国殿課】
【TEL】03-3432-1438
【受付時間】9:00-17:00
その他お知らせ
歴史ある増上の寺仏像③ 心癒される聖観音菩薩・お地蔵様
また近くに鎌倉時代、時の執権北条時頼により祀られた石造の観音像があります。子育て安産に霊験あらたかとされているお地蔵様が、赤い帽子に風車ともにおかれていて、千躰子育地蔵尊とよばれ、既に1000体を超えています。見るものを圧巻させるものがありますね。子供の無事成長、健康を願い、昭和50年より順次奉安されているそうです。
子供の安全の為におかれたお地蔵様と優しげにたたずむ聖観音菩薩様この空間はやはり癒しの空間といえるのではないでしょうか。
歴史ある増上寺の仏像④ 徳川の墓所を守る?四菩薩像
右から①文殊菩薩(もんじゅぼさつ)<卯年守本尊>②虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)<丑寅守本尊>③地蔵菩薩(じぞうぼさつ)<子育地蔵>④普賢菩薩(ふげんぼさつ)<辰年守本尊>とよばれています。
以前はこの場所の北西、地蔵山に安置されていたのが移動されたそうです。古像らしいのですが、像や獅子?似乗っている菩薩様をみても斬新な感じが伺えます。徳川家の墓所の前に立っている四菩薩像見所?です。場所は「安国殿」の奥になり墓所を守っています。
歴史ある増上寺の仏像⑤ 木造釈迦如来・両脇侍像 (釈迦三尊)・木造十六羅漢像
羅漢像の羅漢は阿羅漢(あらかん)の略で、一切の煩悩を断って修行の最高位に達し、人びとの供養を受けるに値する仏弟子や聖者をいい、16人の釈迦の高弟、すなわち羅漢が、涅槃(ねはん)に入ろうとする釈迦から、永く現世にとどまり仏法を護持して衆生を救済せよといわれ、各地で仏法を守り伝えたという話にあるように。設置されている三門にも三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門となっています。
脇侍は向かって左が象に乗る普賢(ふげん)菩薩坐像、右が獅子に乗る文殊(もんじゅ)菩薩坐像。三尊とも玉眼で漆箔が施してあり、衣には蒔絵風の模様があります。 十六羅漢像は、釈迦三尊像の両脇壇上に腰かけています。