人気の京都。行きたいと思っていても、結局は行かずじまいな人も多いのでは?行こうと思った時が行き時、休みが一日しかなくても行ける弾丸旅。春の京都と言えば桜ですが、今回は定番スポットではなく、マニアックに豊臣家ゆかりの寺社仏閣をメインに、夜行バスと1日乗り放題500円のバスを利用し、旅をしてきました。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、施設によって営業時間の変更や休業の可能性があります。おでかけの際には公式HPでご確認ください。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて、不要不急のおでかけはお控えください。
RETRIPでは引き続き読んで楽しめるおでかけ情報を発信していきます。
①豊国神社 / 東山区
夜22:30東京発の夜行バスに乗って京都駅に6:25着。駅前で500円モーニングを頂いてから一日500円で乗り放題の「市バス・京都バス一日乗車券カード」を使って8:15豊臣秀吉を祀る豊国神社へ。豊臣秀吉を敬い、毎日参拝される方もいらっしゃいます。
総けやき造の唐門(からもん)は、西本願寺・大徳寺の唐門と合わせて「国宝の三唐門」と呼ばれる貴重なもので、もとは伏見城の城門であったとされます。豊臣ゆかりの品々が展示されている宝物館には今回は立ち寄らずに次へ。
詳細情報
- 京都府京都市東山区茶屋町530
- 075-561-3802
②三十三間堂 / 東山区
8:30に三十三間堂着。豊国神社より歩いてすぐのところにあり、京都駅から来た時のバス停の向かいが三十三間堂になります。建物の正式名称は蓮華王院。南北120mにわたるお堂の中は、国宝の千手観音坐像(せんじゅかんのんざぞう)をはじめ、1000体の観音立像があり圧巻です。
お堂の中は、朝からお香の匂いが充満し、寺社仏閣好きにはたまらない場所です。実はここに珍しい桜があり、一見わからないのですが、お堂の裏に、山形とここにしかないとされているしだれ桜があるのでこちらも見逃せません。
詳細情報
- 京都府京都市東山区三十三間堂廻リ657 蓮華王院 三十三間堂
- 0755610467
③養源院 / 東山区
9:30に養源院着。こちらも通りを挟んで向かい側にありますので徒歩で移動します。豊臣秀吉の側室である淀君が、父の浅井長政の供養のために秀吉公につくっていただいた寺。一度焼失しましたが、淀君の妹であるお江の願いで、今は徳川家の菩提所となっています。
伏見城で自刃した家臣たちを慰めるため、伏見城の床板を天井に使用した地天井や、俵屋宗達が描いた襖絵は一見の価値ありです。故人をしのぶお寺なので、華やかさはありませんが、歴史や文化に触れるいい機会になります。
詳細情報
- 京都府京都市東山区三十三間堂廻リ656
- 075-561-3887
④智積院 / 東山区
10:30に智積院へ。こちらも一本向こうの道路向かいにあるので徒歩移動です。真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の総本山であり、智山派の大本山寺院としては、千葉県成田市の成田山新勝寺、神奈川県川崎市の川崎大師、東京都八王子市の高尾山薬王院があるので、一度は訪れる価値のある寺院です。
豊臣秀吉の3歳で死去した愛児鶴松の菩提寺としても有名な智積院の見どころは、収蔵庫に収められた国宝の障壁画と、名勝庭園です。利休好みの庭と伝えられている庭園は、5月下旬から6月下旬にかけてつつじが咲き華やぎます。
詳細情報
- 京都府京都市東山区東大路通り七条下る東瓦町964
- 075-541-5361
⑤豊国廟 / 東山区