愛媛県四国中央市とは
市域には、早くから開けていたとみられる縄文時代後期や弥生時代の遺跡から銅矛や石剣・銅剣などが出土しています。古墳も多く市内に点在しています。旧川之江市地区は、讃岐・阿波・土佐の国と伊予国を結ぶ要衝で、江戸時代も本陣や商家が軒を連ねるほど発展しました。
伝統を受け継ぐ製紙業は、明治末期に篠原朔太郎による技術改良で嶺北の東部は、日本有数の製紙地帯として発展しました。和紙・洋紙・不織紙・機能紙など多種多様な製品が生産され、大・小の企業が立地しています。和紙から作る水引の生産は全国に知られています。
古くからの伝統・文化を継承し、お祭り・イベントも盛んに行われています。
1.川之江秋祭り【愛媛県四国中央市旧川之江市内】
秋季大祭の行事は、13日に氏参り、14日に幣帛(へいはく)供進祭、15日に神幸祭、海幸祭(ふなみゆきさい)、陸幸祭(りくみゆきさい)が執り行われます。海幸祭は、豊魚を祈願する神輿の渡御です。築港から乗船し、海上での神事が終了後迎えられます。
陸幸祭は、氏子の地区をまわり、氏子が丈夫なようにと祈願するもので町内を廻り八幡神社へ入ります。この陸幸祭に、太鼓台12台、関船1隻、獅子舞と神輿3体が続き、巡幸します。神輿は、仲哀天皇、応神天皇、神功皇后の順に並びます。
基本情報
【開催期間】毎年10月13日~15日 開催期間については問合せ先へ確認して下さい。
【場所】四国中央市旧川之江市内
【問合せ先】四国中央市役所観光交通課
【電話番号】0896-28-6187
2.三島公園桜まつり【愛媛県四国中央市】
イベントデーには、開会式のセレモニーが行われ、もちまきが高いステージの上から、たくさんの観客にまかれます。地元で活動する磐座(いわくら)太鼓が迫力ある演奏で大勢の観客の関心を集め、続いて、津軽三味線の華やかな演奏が披露されます。
三島公園のシンボルの「タコ足の滑り台」が知られており、「タコ公園」とも呼ばれています。保育園や小学校の遠足先としても人気があります。遊具や芝生広場なども整備されているので、連休、土曜日や日曜日には家族連れが多くなります。
スポット情報
3.翠波(すいは)高原菜の花まつり【愛媛県四国中央市】
駐車場から、頂上の展望台を目指し登っていくと、お花畑には所々に通路が設けられ、写真を撮ったり散策ができます。遠くの山並みが眺望でき、プロの写真家でなくても、一面の菜の花が美しく、思い出のシーンにとスマホを手にとりたくなります。
展望台までは、駐車場から約500mほどです。展望台の手前は少し傾斜がありますが、展望台からの眺めは大パノラマが広がり、十分な満足感があります。まわりの木々の若葉が芽吹き始めいて、春の到来が満喫できます。
スポット情報
4. みなと祭(おどり大会・いよみしまナイトバザール・花火大会)【愛媛県四国中央市】
一日目は、三島小学校グラウンド及び商店街で、「四国ど真ん中音頭」を10連560名ほどの参加者が揃いの衣装で優雅に踊ります。「カミンバ」では、6連200ほどの参加者が軽快なリズムに乗ってパンチのあるダンスを披露します。
二日目は、伊予三島駅前通り商店街では、オープニングに子供太鼓台が会場を盛り上げ、バザールが始まります。似顔絵コーナー、金魚すくい、かき氷などがあります。特設舞台では、龍神太鼓の迫力あるパワフルな演奏が披露されます。
三日目は、三島川之江港で打上花火数約7,000発で盛大に行われ、大小の花火に、水中彩色玉を使った大迫力のオープニングです。尺玉30連発や特大スターマインが披露され、フィナーレは大空中ナイヤガラです。
スポット情報
【開催日】毎年7月23日~25日 開催日については問合せ先へ確認して下さい。
【場所】伊予三島駅前通り商店街、三島小学校、三島川之江港
【問合せ先】四国中央市役所観光交通課内みなと祭実行委員会事務局
【電話番号】0896-28-6187
5. 土居太鼓まつり【愛媛県四国中央市土居町】
太鼓台の大きさは、幅3m、高さ5m、長さ11mで重さは2トンが標準です。これを担ぐ150人の男衆が必要で、交代要員も必要ですから、担ぎ手は多くなります。太鼓台は、常時担いでいるのではなく、担ぎ上げるときには車輪を外します。
担くらべでは、上野町太鼓祭りで4台、土居町太鼓祭りで15台が集まり競い合います。笛と太鼓と掛け声をひとつにして太鼓台の進行や演技を行います。複数の太鼓台を、同時に寄せて担ぎ上げる様は、祭りの迫力と醍醐味を味わえる瞬間でもあります。
基本情報
【開催日】毎年10月13日~15日
【場所】ふるさと広場、関川小学校
【問合せ先】四国中央市土居観光協会
【電話番号】0896-74-8825