職人がその場で作る『 ともだちリング 』を実際に作ってみた

JAM HOME MADEが毎週土曜日に開催しているオリジナルリングが作れるワークショップ『ともだちリング』を実際に目の前で作るところを取材しました。

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このまとめ記事の目次
JAM HOME MADEは原宿にあるジャムホームメイド東京店 /ジャムホームメイド トリロジーミュージアムでオリジナルリングが作れるワークショップ『ともだちリング』を展開している。
このワークショップは、職人が好みに合わせていくつかのデザインの中から選んだ好みのリングを完全ハンドメイドで目の前で作ってくれるというもの。
実際に作っているところを取材した。
場所は、原宿の明治通りから1歩入った原宿通りにある。
竹下口交差点付近なのですぐに分かるだろう。
最も便利な交通機関は池袋、新宿方面から都営バス池86系統で神宮前一丁目バス停下車すぐだ。渋谷方面からだと、同バス停で下車して明治通り原宿通り方面(竹下通りを背にして)に渡る。
さて、店舗に入ると見本のリングがあるので早速リングの形を選ぶ。
材質は3種類で、K18イエローゴールド、K18ピンクゴールド、シルバー925の中から選ぶ。
値段はK18が1本7000円、シルバーが同2000円。
2本のワイヤーをツイストするタイプの場合は2本分、3連リングの場合は3本分の値段となる。余計な追加費用はかからないので、単純に材料の値段だけを必要な分だけ足していけば値段が算出できるのでご予算に合わせてといったところか。
最も安いものを作ろうと思えばシルバーの1本だと2000円、高いのはK18の3連リングで21000円となる。
友達リングとなってはいるが、実際には一人でもかまわないし、多人数でもかまわないということだった。
過去には9名の「団体様」で作ったこともあるとか。
材質とデザインが決まれば、リングのサイズを計測する。
ちなみに記者は作らないが、参考のために計測したところ左手の薬指で25号というバケモノサイズだった。もちろん男女ペアでもOKだ。
号数は決めても、オーダーメイドのハンドメイドなので、後で微調整は可能だ。
好みのフィット感で仕上げてくれるので、この段階ではあまり厳密に決めることはない。
サイズが決まれば、余裕を見込んでワイヤーをカットする。
二人が決めたのはイエローゴールドとピンクゴールド。
お一人様7000円だ。
職人がデザインに従って加工していく。
1本から編んでいくタイプは余った端をカットするだけだが、3連や多角形リングの場合は一度切断してロウ付け(溶接)する。

リングはこんな感じで作られる

実際にリングを作る工程を動画で収録したので、ご覧いただこう。
黙々と作業するのではなく、目の前のお客さんと会話をしながら加工していく。
ある程度の形が整うとサイズの確認と、この場合はリボンの大きさや寝かせ具合等の細かい好みを聞いてさらに加工を進めていく。
目の前で自分のイメージ通りのリングが出来上がっていくのを見ながらなので、気持ちも高ぶる。
もう一人は、六角形のリングを選択した。
このリングは形を整えること自体は、さほど難しくはなさそうだが、サイズはリボンのように結んで調整するのではないので、カットしてロウ付け(溶接)すなければならない。
ロウ付けは、身近なところではハンダ付けを想像すればわかりやすいだろう。ロウとはいってもロウソクのロウのことではないので誤解のないように。
融点の低い(溶けやすい)金属を、熱して母材を接着する。指輪の接着にまさかスズを主成分としたハンダを使うわけにはいかないので、貴金属合金を使用する。
ヘキサゴン(六角形)のリングはロウ付けのために、一度熱が加えられているのでこの段階では酸化被膜ができすすけている。
あくまでも、サイズの確認だ。
仕上げは、金属片が入った洗浄剤の中に入れて、撹拌する。
こうすることにより、金属同士がぶつかり磨かれるとともに、細いワイヤーが硬くなる。
金属は再結晶温度以下でたたくと、金属の結晶がもつれた糸のようになり動かなくなる傾向になる。これを加工硬化といい、これにより硬くなるのである。
ちなみに金や銀の再結晶温度は摂氏200度前後なので、室温でたたいても硬くなる。
もし手元に、電線があればグニャグニャと手で数回曲げてみて欲しい。たたかなくても曲げたところが硬くなって曲がりにくくなるはずだ。電線は銅が主成分なので同様に加工硬化が起こる。

こんな細いワイヤーで指輪なんか作って大丈夫なのかと思うかもしれないが、この加工硬化により少々の力では曲がったり折れたりしない強いリングができる。
最後の仕上げに、貴金属用の研磨クリームで磨いて出来上がり。
今回は2名分を取材で撮影しながら話を聞きながらだったので、1時間少々かかったが実際にはもっと短時間で仕上げるとのこと。
お一人様でもペアでも、グループでも好みのおそろいのリングを作って、普段からの良い関係をよりcloseにしてみてはいかがだろうか。
ちなみにcloseは名詞や動詞では「閉じる」「終わり」を意味するが、形容詞では「親密な」という意味になるので、親密な関係のことを英語では"close relationship"という。

※写真・動画はすべて記者撮影・収録

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

古川智規フリーランスライター・講談社バスマガジンやウェブメディアで執筆。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、それぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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