金石銭屋公園とは
銭屋五兵衛は、加賀のお米を蝦夷に船で運搬し、それを蝦夷の地で販売し、蝦夷の地で仕入れた木材や海産物を加賀で販売し、強大な富を手に入れました。
強大な富で新たに船を購入し、全国に多数の支社を所有し、全資産300万石にもなる豪商になり、「海の百万石」とも言われました。
江戸時代後期に富を得た銭屋五兵衛の銅像が海を眺めるように立っている公園で、金石町小学校の近くにあるあまり目立たない公園です。当時の銭屋五兵衛の功績を考えながら公園に訪れてみてはいかがでしょうか?
豪商銭屋五兵衛とはどのような人物?
17歳で家督を継いだ銭屋五兵衛は呉服、古着商、木材商、海産物、米穀の問屋などのさまざまな商売を営んでいたが、39歳の時に質屋から仕入れたボロ船で海運業に乗り出しました。
開運業で得た富を新たな船に購入にあて、さらに富を得て、総資産は約300万石にまで達したとも言われています。豪商になったことから加賀藩の金融経済の大切な仕事に尽くし、 たびたび御用金の調達もいたしました。
強大な富を得た銭屋五兵衛は、河北干拓事業にも参加しましたが、死魚中毒事故が起こり、反対派の中傷による無実の罪をかけられ、1852年の獄中で80歳の生涯を終えました。
金石銭屋公園周辺の観光スポット① 石川県銭屋五兵衛記念館
銭屋五兵衛は江戸時代後期「海の百万石」と言われ、現在のお金の価値であると100億年に富を得ていたとされています。
基本情報
【電話番号】076-267-7744
【営業時間】9:00~17:00
【入館料】大人・大学生500円 小・中・高校生350円
【アクセス】JR金沢駅より北鉄バス金石・大野行き、
金沢西警察署前(記念館前)下車徒歩5分
金石銭屋公園周辺の観光スポット② 大野湊神社
大野湊神社は1242年に社殿が炎上し、現在の地に鎮座しました。1586年には加賀藩主であった前田利家公がこの地を訪れた際、社殿を再興し、社領を寄進されました。
現在では海や湊の安全と交通安全や厄除けなどにご利益があるとして、厚い信仰を受けています。
基本情報
【電話番号】076-267-0522
【祈祷受付時間】9:00 ~ 17:00
【アクセス】北陸鉄道 「60金石」「61大野」「63大野」方面バス乗車、「西警察署前」下車徒歩5分
金石銭屋公園周辺の観光スポット③ 大野日吉神社
大野日吉神社は金沢港近くの醤油で有名な大野町の高台に社殿があるため、参道は急な坂道になっています。近隣の大野湊神社とは深い関係があるとされています。
その後1146年~1148年には、非常に繁栄しましたが、木曾義仲の軍勢のより、社殿は二度消失し、勢力を失っていきました。
加賀藩主に前田家が治めるようになると、前田家は大野日吉神社を厚く崇敬を受け、現在に至っています。
毎年7月上旬に大野日吉神社で行われる「山王祭」は金沢市指定無形民俗文化財に指定されています。
基本情報
【電話番号】076-267-5636
【アクセス】北鉄バス香林坊より(大野下車徒歩約5分)…約30分
金石銭屋公園へのアクセス
イメージ画像
基本情報
【電話番号】076-220-2356 都市整備局 緑と花の課