「海の百万石」と謳われた豪商銭屋五兵衛の像がある金石銭屋公園とは

金石銭屋公園には、海を見つめる銭屋五兵衛の銅像があります。銭屋五兵衛とは1代で巨大な富を築いた加賀藩の商人です。銭屋五兵衛は「海の百万石」と謳われ、質流れの船で日本海に海に出たのが39歳の時でした。銭屋五兵衛は加賀のお米を蝦夷の地で販売し、帰りの便で蝦夷の木材や海産物を運ぶ回漕業を営み、危険は伴うが、儲け博大であった。その儲けを新しい船につぎ込み、富は急速に膨れ上がり、「海の百万石」とも言われ、全国に34支社があり、総船数は200艘を超え、全資産は300万石とも言われました。そんな銭屋五兵衛の像がある金石銭屋公園を紹介します。

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このまとめ記事の目次

金石銭屋公園とは

金石銭屋公園は、金沢市金石にある公園で、豪商銭屋五兵衛の像がある公園です。銭屋五兵衛は、江戸時代後期に日本海を回遊していた北前船で強大な富を得た加賀藩の商人です。

銭屋五兵衛は、加賀のお米を蝦夷に船で運搬し、それを蝦夷の地で販売し、蝦夷の地で仕入れた木材や海産物を加賀で販売し、強大な富を手に入れました。

強大な富で新たに船を購入し、全国に多数の支社を所有し、全資産300万石にもなる豪商になり、「海の百万石」とも言われました。

江戸時代後期に富を得た銭屋五兵衛の銅像が海を眺めるように立っている公園で、金石町小学校の近くにあるあまり目立たない公園です。当時の銭屋五兵衛の功績を考えながら公園に訪れてみてはいかがでしょうか?

豪商銭屋五兵衛とはどのような人物?

銭屋五兵衛は1773年現在の金沢市金石町に生まれ、屋号を銭屋と称し、両替商を営んでしました。

17歳で家督を継いだ銭屋五兵衛は呉服、古着商、木材商、海産物、米穀の問屋などのさまざまな商売を営んでいたが、39歳の時に質屋から仕入れたボロ船で海運業に乗り出しました。
銭屋五兵衛は、加賀のお米を蝦夷で販売し、蝦夷で仕入れた木材や海産物を加賀で販売し、巨大な富を得ました。

開運業で得た富を新たな船に購入にあて、さらに富を得て、総資産は約300万石にまで達したとも言われています。豪商になったことから加賀藩の金融経済の大切な仕事に尽くし、 たびたび御用金の調達もいたしました。

強大な富を得た銭屋五兵衛は、河北干拓事業にも参加しましたが、死魚中毒事故が起こり、反対派の中傷による無実の罪をかけられ、1852年の獄中で80歳の生涯を終えました。

金石銭屋公園周辺の観光スポット① 石川県銭屋五兵衛記念館

石川県銭屋五兵衛記念館は、石川県金沢市金石にある北前船の財をなした銭屋五兵衛に関する資料を展示している資料館です。また併設している館は、銭屋の本宅を移築した「銭五の館」があります。

銭屋五兵衛は江戸時代後期「海の百万石」と言われ、現在のお金の価値であると100億年に富を得ていたとされています。
石川県銭屋五兵衛記念館では、銭屋五兵衛に生涯をシアターで分かるようになっており、また1/4スケールの北前船の模型などや銭屋五兵衛の遺品やコレクションが展示されています。また銭五の館では、銭屋五兵衛の住んでいた館と蔵が展示されています。そんな江戸時代の当時の北前船の状況を見学に来てみてはどうでしょうか?

基本情報

【所在地】石川県金沢市金石本町ロ55・普正寺町参字85-1
【電話番号】076-267-7744
【営業時間】9:00~17:00
【入館料】大人・大学生500円 小・中・高校生350円
【アクセス】JR金沢駅より北鉄バス金石・大野行き、
金沢西警察署前(記念館前)下車徒歩5分

石川県銭屋五兵衛記念館

石川県金沢市金石本町ロ-55

3.00 01

金石銭屋公園周辺の観光スポット② 大野湊神社

大野湊神社は石川県金沢市にある猿田彦大神を祭神とする神社です。大野湊神社は747年陸奥の人、佐那が航海中に猿田彦大神の出現を感じ、海辺の大野庄真砂山の神明社のそばに祠を建立し勧進するを創祀とする延喜式内社です。

大野湊神社は1242年に社殿が炎上し、現在の地に鎮座しました。1586年には加賀藩主であった前田利家公がこの地を訪れた際、社殿を再興し、社領を寄進されました。
その後大野湊神社は加賀藩主前田家の崇敬篤く、当時の太野庄の総社として社殿の修復や寄進などを受けております。

現在では海や湊の安全と交通安全や厄除けなどにご利益があるとして、厚い信仰を受けています。

基本情報

【所在地】石川県金沢市寺中町ハ163番地
【電話番号】076-267-0522
【祈祷受付時間】9:00 ~ 17:00
【アクセス】北陸鉄道 「60金石」「61大野」「63大野」方面バス乗車、「西警察署前」下車徒歩5分

金石銭屋公園周辺の観光スポット③ 大野日吉神社

大野日吉神社は石川県金沢市大野町にある神社で、祭神は大山咋神と大物主神で、創建は733年とされています。

大野日吉神社は金沢港近くの醤油で有名な大野町の高台に社殿があるため、参道は急な坂道になっています。近隣の大野湊神社とは深い関係があるとされています。
創建当時の祭神は大山咋神のみであったが、860年に大物主神を勧請して合祀しました。
その後1146年~1148年には、非常に繁栄しましたが、木曾義仲の軍勢のより、社殿は二度消失し、勢力を失っていきました。

加賀藩主に前田家が治めるようになると、前田家は大野日吉神社を厚く崇敬を受け、現在に至っています。

毎年7月上旬に大野日吉神社で行われる「山王祭」は金沢市指定無形民俗文化財に指定されています。

基本情報

【所在地】石川県金沢市大野町5丁目81番地
【電話番号】076-267-5636
【アクセス】北鉄バス香林坊より(大野下車徒歩約5分)…約30分

金石銭屋公園へのアクセス

イメージ画像

いかがだったでしょうか?金石銭屋公園を紹介さえていただきました。金石銭屋公園は江戸時代後期北前船で財をなした銭屋五兵衛の像がある公園です。当時の北前船の様子などを想像しながら、訪れてみてはどうでしょうか?

基本情報

【所在地】石川県金沢市金石北2丁目5
【電話番号】076-220-2356 都市整備局 緑と花の課

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