世界はとても広く、様々な文化を持った人々がいます。そのため海外へ旅行した時に日本では当たり前だったり、悪いことでなかったとしても海外の人々からみると失礼に値したり嫌がられたりすることがあります。この記事では日本では当たり前と思っていても、海外では気を付けた方が良いことを紹介しています。海外旅行に行く前に、一度目を通してみてはいかがでしょうか?(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
1. すする音はNG
ラーメンやお蕎麦などの麺類はずずっとすすりたくなりますよね。しかし、海外ではこの音がNGなんです。欧米諸国以外にも、お箸で食事をとる文化を持つ中国やベトナムでもこれらの音はあまりマナーがいいとはされません。
麺類だけでなく鼻をかんだり、すすったりする音もあまり良くはありません。また鼻をかんだりすすったりする音だけでなく、くしゃみをすると「エクスキューズミー」というのが普通です。鼻は思いっきりかむのではなく、ハンカチで拭いましょう。
2. ピースサインはNG
ピースサインはアメリカでは、「勝利」「平和」「ピース&ラブ」などの良い意味を持っていますが、ギリシャでは「くたばれ」の意味になってしまうんです。せっかく観光に来ているのに現地の人を怒らせたりしたくないですよね。掌を自分に向けた逆ピースサインは、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは侮辱の意味を持つので、海外で使う際には場所を選びましょう。
さらに掌を自分に向けた逆ピースサインは、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは侮辱の意味を持つのでまたこれも気を付けたほうが多いでしょう。普段とはまた一味違ったカッコイイポーズを探して写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
3. 地下鉄をカメラに収めるのはNG
ついつい海外旅行へ出かけるときはカメラを持ったまま移動しがちですよね。しかし台湾やインドなどの地下鉄でカメラを持っていたり、カメラで地下鉄を撮影することはNGなんです。地下鉄を撮影したりすると怒られてしまいます。
国家の防衛上の問題でインドや台湾などでは地下鉄の撮影が禁止されています。他にもイギリスなどのスリが多い国では高価なカメラはすられてしまう可能性が高いです。ですから海外に行ったらカメラはきちんとしまう方が良いですよ。
4. 子どもの頭を撫でるのはNG
可愛い動物や子どもを見ると頭をヨシヨシと撫でたくなることはありませんか?ところがこの行為、インドネシアやタイなどでは絶対にやってはいけません。動物と同じように、頭を撫でるのはマナー違反なんです!
一部の地域では、頭の上は神聖な場所とされているため、撫でるということは神聖な場所を穢れたもので触るということなのであまり良くないのです。もちろん子どもだけでなく、そうした文化圏の国では大人の頭を撫でることもよくないので気をつけましょう。
5. 公式文書で黒ペンはNG
日本では、公式文書にサインする時など黒ペンでサインすることが多く最も正しいとされる傾向にありますよね。しかし、海外ではNG。海外に行ったときには、黒ペンはやめて青ペンで公式文書にサインする方がベターです。
黒ペンでサインするとコピーであると認識されたり、コピーとの区別がつきにくいからです。したがって海外で何かサインをすることがあれば青ペンを使いましょう。また黒ペンより青ペンを海外旅行で持っていた方が良いですね。
6. 公共交通機関内での居眠りはNG
日本で電車やバスに揺られているとついウトウト、居眠りしてしまいますよね。ところが海外で電車やバスなどの公共の交通機関を利用する際には絶対に居眠りは危険な行為です。旅で疲れていてもなるべくウトウトするのはやめましょう。
これはマナーの問題ではなく、スリに遭う可能性がグンッと高まるからです。財布やパスポートなどの貴重品の盗難に巻き込まれる可能性が多いにあるので絶対にやめましょう。またドバイのメトロで居眠りをすると罰金を科されます。
7. トイレをノックするのはNG
みなさんトイレに人が入っているかどうか、どうやって確かめますか?日本国内なら、多くの人はトイレをノックするはずですよね。「トントン」とトイレをノックする行為、実は海外では無礼なこととみなされる場合があります。
ヨーロッパなどでは、トイレをノックする行為は用を足している人を急かしていると思われてしまうので気をつけましょう。トイレに入ってる人がいるかどうか確認したい時は、そっとドアノブをひねります。海外に行くなら、ぜひ知っておきたいマナーですね。
マナーを守って海外を楽しもう!
海外旅行を存分に楽しむために色々下調べをしますが、ついつい楽しむことが優先されますよね。その前に一呼吸置いて現地文化のマナーを意識してみてはいかがでしょうか?そうして現地の人にも快適に過ごしてもらいましょう。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)