「旅行」と「旅」は似て非なるもの。
友達とワイワイ楽しみながら行く旅行はとっても楽しいですよね。けれど今回ご紹介するのはそんな旅行を「旅」へとかえる9つの方法。似たようで違う「旅行」と「旅」。どちらが好きかは人それぞれですが、旅だからこそできる経験とともにその方法をご紹介したいと思います。
1▷ 持ち物、事前情報は最小に
まず1つ目の方法、それは「持ち物、事前情報は最小に」すること。簡単そうに思えますが、これが旅をする上ではとっても重要なこと。
普段旅行に行かれる際は、みなさんしっかり準備して、あらかじめその場所のことも深く調べてから行かれると思います。でも旅の時はそれと真反対のことをしてみてください。足りるかわからないくらいの服の量、ほとんど何も知らないその土地のこと。
ほぼ身一つだからこそその土地のことを目で見て肌で感じて知ろうとすることができるはずです。これが「旅」をするための第一歩。
ほぼ身一つだからこそその土地のことを目で見て肌で感じて知ろうとすることができるはずです。これが「旅」をするための第一歩。
2▷ 友達ともいいけど「一人旅」がおすすめ
旅行を旅に変える2つ目の方法、それは「一人旅」にすることです。やっぱり気の許せる友達と出かけると旅行になってしまうもの。もちろん楽しいですが旅をする上では一人旅のほうが都合のいいことが多いんです。
話せる相手がいない。これがデメリットのようでいて、実は旅において最大のメリットなんです。たった一人だからこそ、その景色、思いを心に焼き付けて記憶に留めることができる。自問自答するような時間が増えると思いますが、それも旅の醍醐味です。普段はじっくり考えなかったあれこれが心に浮かんでくるはず。
3▷ 有名どころに惑わされない
旅行を旅に変える方法、3つ目は「有名どころの惑わされない」ことです。例えば旅に出ようと思った時、まず行き先に思い浮かべるのは有名な観光スポットですよね。日本なら京都や大阪、海外ならヨーロッパなど。
もちろん楽しいでしょうが旅に出る今回は少しお預け。みんなが行っていて有名だから、という理由より、なんとなくだけど心惹かれるものがあったと感じられる場所を最優先してみてください。心に残る景色や体験は、自分が見つけたんだという思いがあった時のほうが何倍も強く残ります。
4▷ 地元の人とのふれあいを第一に
旅行を旅に変える方法、4つ目は「地元の人とのふれあいを第一に」すること。結局、旅の醍醐味はそこに暮らす人々とのふれあいだと思うんです。有名な場所に訪れたことも思い出にはなりますが、後から思い出すのはそこで交わした言葉たちがほとんど。
その土地のことはそこに住む人たちが一番よく知っています。例えば夕飯の席など、カウンターなどに座って横の人に話しかけてみてください。旅に来たんだといえばきっといろいろ教えてくれると思います。自分が感じたその土地の素直な印象だって向こうも聞ければ嬉しいはず。ぜひ物怖じせずに話しかけてみてくださいね。
5▷ できるだけ長期間
旅行を旅に変える方法、5つ目は「できるだけ長期間」旅に出ることです。その土地を深く知るには長い時間いることが一番。ドミトリーなど安い宿泊施設に泊まって少しでも長くいればよりその土地のことがより好きになります。
ここら辺はもう行ってしまったから、ここも行ってみようかな。そんな思いで行ったところで意外な出会いをすることが旅は多いんです。そういう出会いほど強く印象に残るもので、その場所を好きになる理由になったりします。長く期間をとってできるだけいろんなところを回ってみてくださいね。