安く利用できるとして今や定番化しつつある宿泊施設「ゲストハウス」。筆者も海外旅行・国内旅行どちらの時でもとても重宝しています。ですが、ゲストハウスを利用する際には用意しておくべきもの、心得ておきたいことがあるのです。そこで実際に使ったことある筆者が7つの心得を伝授したいと思います!
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。
①チェックインはなるべく早めに!
まずはじめに、ゲストハウスを利用する際には早めのチェックインをオススメします。基本的にゲストハウスはドミトリーという何人かで1部屋を共同で使うのですが、多くのゲストハウスでは、予約は部屋の割り当てのみとなっています。
自分がどこのベッドを使って寝るのかはチェックインして部屋に入った順番というのが多いのです。筆者の実体験では、友人と2人旅で夜ギリギリのチェックインで行ったところ、もう自分たち以外のベッドは埋まっていて、離れたベッドで寝ることになったこともあります。したがって、ゲストハウスに早めに行って位置取りしちゃいましょう!
②二段ベッドは下の段をとっておくべき!
値段を抑えたドミトリーの部屋だと、多くのゲストハウスが二段ベッドの用意となっています。ベッドの位置取りができたら、次は二段ベッドの下の段をとっておくべきなのです。友人と利用する際もじゃんけんして下を勝ち取るべき!
共同スペースなので、利用者の起きる時間、寝る時間はバラバラ。自分がもう寝るという時に誰かが帰ってきて、いろいろ支度し始めるとやはり灯りなどで気になってしまうものです。上の段よりは下の段の方が、灯りを避けることができますよ!
③タコ足コンセントを用意すべき!
もう何度も利用している筆者が一番用意しておくべきと伝えたいのがこの「タコ足コンセント」の用意です!ドミトリー施設なので、1部屋にあるコンセントの数って限られていますよね。争奪戦になることなんて頻繁にあります。
旅行にはもちろん携帯は必需品なので、フル充電してさらにモバイルバッテリーも充電して、カメラの充電もしてとなると多くのコンセントが必要になります。したがって一つタコ足コンセントがあるとみんなで利用することができます!
④トランクは鍵付きのものを!
やはり防犯はしっかりしておくべき。もちろんゲストハウス自体に鍵付きのロッカーがあるところもありますが、念には念を。観光の時にはトランクを置いていくと思いますが、しっかりと鍵をかけておきましょう。
実際、筆者が利用したドミトリーではロッカー自体はあるけれど鍵が壊れていて防犯の意味ゼロなところもありました。絶対に貴重品は持ち歩くようにして、スーツケースにはしっかりと南京錠かチェーンロックをしておくべき!
⑤アイマスク・耳栓もあると便利!
先ほども言いましたが、利用者の生活リズムはバラバラです!真っ暗でないと寝ることができないという人であればアイマスクがあるといいかと思います。これは飛行機の中でも重宝できるので、オススメです。
ドミトリーなので、もちろん部屋の利用者同士が仲良くなって遅くまで喋っているなんてこともあります。自分はもう眠たいからお先に寝たい!なんてときに耳栓があるとだいぶ寝心地が変わってきます。
⑥お風呂セットなどは取りやすいように置いておく!
共同スペースなら、他の利用者への配慮ももちろん必要です。観光から帰ってくるのが遅くなって、帰ってきたら他の利用者が寝ているなんてことはよくあること。そんな時になるべくガチャガチャとスーツケースをあさることのないように準備しておきましょう。
シャワーを浴びる際に必要なもの、次の日着るものなどまとめてセットにしておくと物音をあまり立てることなくパッと準備できます。また、シャワーも夕飯後や朝ご飯前の時間帯はとても混み合うので、準備しておいて混み合う前に素早く利用しちゃうのが賢いです!
⑦思い切ってコニュニケーションしてみる!
最後にやはりせっかく共同で一つの空間を利用しているならば、コミュニケーションしてみるべき!部屋に入って初めて合う利用者には「こんにちは」「Hello」などと挨拶する方が過ごしやすいです。
その挨拶から会話が始まることもあります。国内のゲストハウスでもやはり外国人の利用者が多いですし、海外であったら一部屋に何カ国もの人々が泊まります。簡単な会話から始めると他の利用者が行ってよかったオススメの観光地やお店なども聞けちゃいます!思い切って自らコミュニケーションをとってみましょう。
快適な宿にしちゃいましょう!
やはり、他人との共同宿泊施設なので安く済ませられる分、不便に感じることもある「ゲストハウス」。ですが、事前にしっかりと用意しておけば快適に休めることができます。泊まりにきている人は皆、「旅を楽しむ」という同じ気持ちを持っている人なはず。“共同”というのをどこまで楽しめるかが重要です!