辿り着くのも難しい?謎に包まれた秘境世界「青ヶ島」の魅力に迫る

東京に属しながらも人口は約160人程しかいない「青ヶ島」という島を皆さんはご存知でしょうか。満点の美しい星空や世界的にも珍しい景色を見られる観光地にぴったりなはずのこの島。しかし、この島の正体は未だベールに包まれたままなのです。今回はそんな謎が多い青ヶ島をご紹介していきます。

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このまとめ記事の目次

無人島だったはずの青ヶ島。

青ヶ島にいつどうやって人が住み始めたのか、島の始まりの歴史は残っていないのです。1785年に起こった大噴火により、住んでいた住民は八丈島に避難し、半世紀の間はなんと“無人島”となっていたこともあるのです。
また、一説によると男女がこの島に一緒に住むと神の祟りがあると信じられていたことがあり、女人禁制の島になったことがあるとか。フィクションのようなことがこの島では起こっていたのです。

世界的にも珍しいカルデラがある。

火山の活動によってできる大きな凹地を「カルデラ」と言いますが、青ヶ島も約3000年前にとても大きな噴火現象が起こり、その時に流れ出たマグマにより、世界的にもとても珍しい“二重カルデラ”ができました。
この“二重カルデラ”、実は昨年2016年に爆発的大ヒットした新海誠監督『君の名は。』で出てきた糸守町の舞台となったのではないかと映画ファンの中で話題となりました。映画を観た方なら、きっと分かるはず。

日本有数の星空が見られる。

もちろん高層ビルなどない島。そして街灯も少ないので、夜になると月明かりが頼りになるほどに島は暗くなります。なので、邪魔になる光がなく上を見上げると溢れんばかりの満点の星空を眺めることができるのです。
その美しさは日本の中でもトップクラスレベル。天候に恵まれた日であれば、とってもきれいな天の川も見ることができます。風の音、虫の音にそっと耳をすませながら眺める星空は言葉を失うほどの絶景。

島ならではの珍しい食べ物もあります。

青ヶ島で作られたものは本土に輸送するには難しいので、中々お目にかかれませんが、とっても美味しいものがたくさんあるのです。青ヶ島で製造された焼酎「青酎」はサツマイモから作っていて、甘みのあるものとなっています。
「ひんぎゃの塩」という塩は有名な青ヶ島の特産物で、海水を地熱のみを利用してじっくりと作り上げるまろやかな味で人気です。青ヶ島にある居酒屋は数少ないのですが、絶品島料理をいただけます。

島への到着率はなんと50%

とても魅力的な島なのに、あまり知られていないのはなぜ?答えは、旅行地として行くにはあまりにも難しいから。本土から青ヶ島に直接アクセスできる方法は未だできておらず、八丈島経由で行くことになります。
そこからヘリコプターか船で青ヶ島まで行きます。ヘリコプターは定員がなんと9名、天候に左右されやすい船の欠航確率は50%。どちらも島の人の貴重な本土との架け橋になっているので予約するのも一苦労なのです。たどり着くのには運も必要になる島。

冒険好きの心を揺さぶる島です

いかがでしたか?謎に包まれている島、たどり着くのが難しい島なんて冒険好きの人にはたまらないはず。しっかりと計画を立て、運に身を任せてチャレンジしてみませんか。たどり着ければ珍しいものに巡り会えます。

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