そこに待つのは緑の世界。京都の“圓光寺”で新緑と静寂を求めて

日に日に夏の足音が近づき、木々の緑が美しい季節となりました。人気の観光地、京都も緑に染まっています。初夏の京都旅にオススメしたいのが「圓光寺(えんこうじ)」です。今回はそんな圓光寺の魅力を紹介したいと思います。

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このまとめ記事の目次

緑に染まる初夏の京都

何度行っても魅力的な京都。季節ごとに違った顔を見せてくれます。紅葉や桜の季節が人気ですが、これからの夏は緑に染まった美しい景色を見ることができます。暑い京都でも緑がいっぱいのスポットに行けば視覚から涼しくなれますよね。
お馴染みのスポットも新緑に染まり爽やかな雰囲気に。夏にしか見られない絶景が京都には沢山あります。この夏、京都に行く際は自然との融合が美しいお寺に出かけてみてはいかがでしょうか。今回は夏にこそ訪れて欲しい「圓光寺(えんこうじ)」をご紹介します。

圓光寺(えんこうじ)って?

圓光寺(えんこうじ)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派のお寺です。ここは1601年に江戸幕府初代将軍、徳川家康の命により教学の発展を図るために伏見城に学問所として建てられました。そして、1667年に現在地に移転しました。
現在は座禅会など南禅寺派の道場として使われています。ここは紅葉の名所として有名です。紅葉の季節になると境内は赤く染まり多くの見物客が訪れます。そんな圓光寺は、青もみじが美しい夏の季節にもオススメです。

見どころをご紹介

十牛之庭

圓光寺のなかでも最も有名なのが「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」。牛を追う牧童の様子を描いた「十牛図」を題材にして作られた庭です。書院のなかから庭を眺めれば、額縁の中の絵のようです。
書院の中の暗さと外のまぶしい緑とのコントラストがとっても美しいんです。十牛之庭は秋になると紅葉してまた違った美しさになります。写真に撮りたくなるフォトジェニックな絶景が見られます。

奔龍庭(ほんりゅうてい)

奔龍庭(ほんりゅうてい)は白砂を雲海にみたてて、突き出す石はを龍の背びれや稲妻にみせた庭。モダンでおしゃれで物語がみえてくるお庭です。通常、庭園との境目を示すために置かれる留め石があえておかれていないのも特徴です。

応挙竹林

先ほどご紹介した十牛之庭の奥に、竹林があります。昔、円山応挙がよくおとずれた竹林なのだとか。緑が美しい竹林には風が吹きぬけ、竹が揺れる音が爽やかで心地よく夏を感じることができます。

緑に染まる圓光寺

夏の圓光寺は、いたるところが緑色に染まります。青もみじや竹林、苔もいきいきとして、まるで別世界にきたかのよう。紅葉の季節は多くの人で混雑しますが、夏の季節は比較的人も少なくゆっくりと境内を見学することができます。
緑に囲まれた境内を歩けば身も心もリフレッシュできること間違いなし。境内にはフォトジェニックなスポットも沢山あるので、そんな場所を探しながら歩くのも楽しいですね。この夏は緑と静寂が待つ「圓光寺」におでかけしてみては?

心落ち着く圓光寺へいこう!

夏の京都は緑が美しい。いつもの観光スポットもいいけれど、知る人ぞ知るスポットを訪れてみては?圓光寺は季節ごとに違った美しさを持つお寺。夏の季節は緑に染まる圓光寺で素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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