1選目:総本家 更科堀井 本店/麻布十番
2018年に、創業230周年を迎える「総本家更科堀井 本店」は、更科そばの老舗。名物は真っ白な”更科そば”ですが、色の濃い”もり”や”田舎蕎麦”、そして”季節のそば”と種類は様々です。鴨せいろには肉団子が入っていて、コリコリとした食感とお肉の旨味が味わえます。
日常的に江戸っ子が食べていたと言われる”花まき蕎麦”は、海苔の香りとわさびが絶妙に調和しています。他にはボリュームのあるかき揚げや天ぷらがおすすめ。夜は蕎麦だけでなく、板わさや玉子焼きを食べながらお酒を飲んだりもできます。お一人様でも気軽に入れるお店ですよ。
2選目:松玄麻布十番店/麻布十番
1999年に開業した「松玄 麻布十番店」は、遅い時間でも美味しいお蕎麦を食べられます。仕事帰りに地酒を楽しみ、締めは打ちたてのお蕎麦、言うことありませんね。北海道産のそば粉を石臼で挽き、のど越しと香りが自慢のお蕎麦、旬の食材を生かしたお料理も充実しています。
お店の中央には炭火焼のコーナーがあり、焼き上がる野菜やお肉の味には定評があります。シックなインテリアでおしゃれな雰囲気なので女子率が高めですが、デートにもおすすめですよ。ランチのセットは多彩で、お蕎麦と小丼の楽しみな日替わりセットは1,000円からあります。
3選目:永坂更科布屋太兵衛麻布総本店/麻布十番
約220余年前に開業した「永坂更科布屋太兵衛」は、外観や店内にも風格が漂っています。お客様も静かで、ゆっくり落ち着いて食事をしている感じです。そば会席は、天ぷらがついていてボリューム満点。海老、カニ足の天丼付きの松天重は、その豪華さで大人気です。
人気の鴨せいろは生粉打蕎麦で、分厚い鴨肉をたっぷり堪能できます。注文によりますが、辛口と甘口の2種類のつゆが出されますので、それを調整して自分の好みに作ることができるのがこちらの特長です。季節限定のくるみ胡麻ダレのついたセットも食べて下さいね。
4選目:麻布 川上庵/麻布十番
お蕎麦が庶民の暮らしに根付いていた江戸時代、そんな”粋な時代”を楽しめる「麻布 川上庵」は、インテリアにこだわり、遊びの空間を演出しています。厳選したそば粉を特注の石臼で自家製粉した粗挽きの二八蕎麦は細めに切ってあり、辛めのつゆと味わいます。
深夜まで営業していて、テラス席はペットOKというのもうれしいですね。こちらでは、長野の料理を味わうことができます。春は山菜の天ザル蕎麦が人気ですが、くるみゴマダレのお蕎麦もはずせません。美味しいかき揚げや天ぷらでお酒をいただく”粋”を体験できます。
5選目:むさしの そば店/麻布十番
昭和の雰囲気が漂う「むさしの そば店」は、東麻布商店街にある地元の生活に根付いたお蕎麦屋さん。次々とお客さんが出入りしている人気店で、お値段も実に庶民的。ミニしょうが焼丼のセットは紅生姜がたっぷりでお肉がたれで煮詰められており、ボリューム満点です。
ミニ丼のセットは、牛丼、焼肉丼、カレーから選択することができます。寒い冬には”たぬき”がおすすめです。角が丸いお蕎麦で優しい印象であり、色の濃いお醤油が効いた東京風の味。たっぷりの白髪ネギとふわふわの揚げ玉がお蕎麦と絶妙にマッチして大満足です。
麻布十番エリアのお蕎麦を堪能しよう!
いかがだったでしょうか?寒い季節に食べる暖かいお蕎麦も、暑い季節に食べる冷たいお蕎麦もどれも絶品ですよね。ぜひ老舗ならではの魅力がある麻布十番エリアのお蕎麦屋さんにて舌鼓を打ってみてくださいね。