長時間フライトはなぜ苦痛なのか?
エコノミークラスのシートは思った以上に狭いですし、隣の人との距離も近く身動きがとりにくいです。
またそれに加えて、大きなエンジン音と長時間同じ姿勢でいなければいけないので足もむくんだり肩こりや腰痛なども起こることもあります。
しかしこれは対策次第で少しでも快適なものにすることができます。
1.時差ボケ対策は搭乗前から
大きな時差は体内時計を狂わせるので、眠気や食欲減退などが起こる可能性があります。
限られた旅行日程の中での時差ボケは本当にもったいないです!
そこで飛行機に乗る前から時差ボケ対策をしておくことで飛行機に乗っている間に勝手に現地時間に対応した体になっているように準備しておくといいですよ。
時差ボケ対策
食事や睡眠はその現地時間に合わせてとるだけです。
また、睡眠に関しては飛行機の中で寝ることで現地時間に合わせられるようなら飛行機の中で眠れるように少し寝不足の状態で搭乗するとよく眠れるかもしれません。
2.服装選びは快適に過ごす基本
ジーンズなどで締め付けるとリラックスできないですし、でも自分だけの空間ではないのでスウェットではだらしなさすぎます。
快適コーディネート
スカートより断然パンツがオススメです。
スカートは楽ですが、足元が冷えますし楽な姿勢でいるとお行儀が悪く見えることも。
パンツでもゆったりしたストレッチ素材ならリラックスできます。
・上は重ね着が基本
脱ぎ着して体温をいつでも快適な体温調節ができるように重ね着が基本です。
楽だからといって下着の上にパーカーは注意です。
パーカーは上着とみなされて基本的に保安検査で脱ぐように言われるので気をつけてください。
3.搭乗したらまずは環境作り
ここでまず体の緊張感をほぐすことで、リラックスして空の旅を楽しめますよ。
快適アイテム
長時間同じ姿勢でいると足がとってもむくみますし、エコノミー症候群にもなりやすくなります。
旅行中に足がむくんでせっかくの観光が辛いなんてことを防ぐためにも、搭乗前や搭乗してシートベルト着用サインが消えたら着圧ソックスを履くのがおすすめです。
・スリッパ
靴を脱ぐだけで足元の緊張感はとっても和らぎます。
スリッパを持参すれば機内ではそのスリッパで移動できて便利です。
トイレなど濡れているかもしれないので、100均で使い捨てスリッパを買ってもいいと思います。
・大きめのストールやブランケット
ストールやブランケットを肩から被ればとっても安心しますし、暖かいです。
機内で貸し出されるブランケットは薄いので肩からかぶるには物足りないことが多いです。
ただし貸し出されるブランケットは丸めて腰に入れたり、お尻の下に敷くとクッション代わりになります。
4.快適グッズを駆使しよう
そしてわざわざ百貨店のトラベルグッズのコーナーに行かなくての薬局で買えるものなどでも機内を快適に過ごすことのできるグッズになったりします。
快適アイテム
感触を重視するなら低反発のもの、少しでも荷物を減らしたいなら折り畳みの自分で空気を入れるものがいいと思います。
ネクピローがあるだけで睡眠度がアップしますよ。
・マスク
機内はとっても乾燥するのでマスクは必須です!
寝るときの口元隠しや深夜や早朝到着ですっぴんでも安心です。
・アイマスク
アイマスクは前後左右の人が本を読むために電気をつけたりする時があるので、あると光を気にせず眠れるので便利です。
薬局に売っている蒸気で目元を温めてくれるものも使い捨てだし便利です。
・耳栓
しっかり寝たい方には耳栓がオススメ。
飛行機って案外うるさいです。イヤホンやヘッドホンで音楽や映画を見聞きしながらでもいいですがコードが気になる方には断然耳栓ですよ。
5.飲食は自分自身と相談しながら
特に乾燥する機内では水分補給は大事ですが、機内サービスの飲み物だけでは足りません。
実際にキャビンアテンダントの方は1回のフライトでしっかり水分補給されるそうです。
快適ポイント
保安検査場を通過したら、搭乗前に必ずペットボトルのお水を購入しましょう。
アルコール、コーヒー、紅茶、ジュースは逆に体外に水分を排出してしまうこともあり純粋な水分補給にならないので、お水をオススメします。
機内では「お水をください」というのも緊張してしまう方でも自分の好きな時に好きなだけ水分補給できます。
・機内食の食べ過ぎに注意
機内食は美味しいものもあり、ついついせっかくだから全部食べなきゃと思うかもしれませんが胃腸に負担をかけないよう腹八分目が基本です。
長時間同じ姿勢でいつもよりカロリーを消費しにくいので注意です。
長時間フライトを克服して世界を旅しよう!
長時間フライトが苦手という理由だけで憧れの場所への旅行を諦めるなんてもったいないです。
ぜひ自分にぴったりの快適に過ごせるコツを見つけて素敵な空の旅にしてくださいね。